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【ステータス】 名前:夏草 菱(なつくさ りょう) 年齢:22 性別:男 一人称:ぼく 二人称:キミ、あなた 誕生日:03月24日 誕生花:ハナビシソウ 花言葉:私の願いを聞いて 願い:全てのしがらみから解き放たれて自由になりたい。 【生い立ち】 恵まれて容姿を持って生まれてきた。 故に、両親に溺愛されて育つ。 母はファッションデザイナーで父はカメラマンだった。 職場恋愛で、何度か一緒に仕事をすることがあり、そこから仲良くなったのだとか。 母はファッションデザイナーなこともあってか、本当は娘を欲しがっていた。 しかし生まれたのは息子。 でも幸いなことに、息子は、女の子と間違うほどに美しい容姿へと育っていった。 母は、娘に自分の作った服装を着せることが夢だった。 その夢を母は息子にへとぶつけたのだった、 母の着せ替え人形のように次々と女物の服を着させられていた。 彼にとってはそれが当たり前だった。 父も、小さな頃は旅させるべきだと母の行為を見逃していた。 小学生のころ服装で男子にいじられていた。 しかし、彼は母の望む服を着るのが当たり前で気にする様子もなかった。 むしろ、男子達は好きな者こそいじめたくなる精神で、彼の美しさに惹かれてしまっていじめてしまっていたのだろう。 しかし、中学生の頃からだろうか。 母のその行為がエスカレートしていった。 成長期に入ってしまうと身長が伸び、ガタイも良くなっていく。 そんなことになってしまったら、かわいい服が似合わなくなってしまう。 そんなことから、あまり食事を取らせないように食事の量を減らして言った。 お昼のお弁当も食べ盛りの男の子にしては少ない量だった。 そんな中、相変わらずの恵まれた容姿の彼に対して、思春期真っ只中の男子どもは、小学生の頃よりも明白な好意を彼によせるのだった。 女子からも、好意をよせられたり、中には好きだった人が彼に好意をよせていることをしり逆恨みする人もいた。 学校の許可で女子の制服を来ているためもあってか、不審者に襲われそうになることも多々あった。 父はと言うと、仕事の都合で、長いこと家を空けていることが多かった。 そのため、母は反対されないように、父のいる時はちゃんと食事を取らせていたが、いない時間の方が多いため、父はその事に気づけないでいた。 中学後半ぐらいから、好意を寄せて来る人々に嫌気がさし初め、母の行為にも疑問を持ち始めていた。 しかし、母に逆らおうと男物の服を着た時酷く怒られた。 それからは逆らうことをやめた。 自分の存在意義は、所詮母の着せ替え人形であるしかないのだと。 高校生に入ってからも同じ日々が続いていた。 しかし、この年になっても、母の言う通り女性物の服を着続けていることが気になった父は、日に日に母の様子がおかしいことに気づいていく。 そしてある日の事だった。 父が休みで家にいる時、彼は突然ふらついたかと思うと倒れてしまう。 急いで病院に連れていった結果、栄養失調であることに気づく。 父は母を問いつめ、母がしていたことにやっと気づく。 父は説得しようと試みるが言い合いになってしまう始末。 問題の息子はと言うと、母に従順に従うばかり。 父は、どうにかしようとしばらく仕事を休んで息子と過ごす時間を増やすことにした。 しかし、その事で、毎日のように母と言い合いになる。 彼は母の行為に嫌気は指しているものの、諦めの気持ちもあり、父の助けの手を一向に撮ろうとしない。 父の気持ちは嬉しいとは思っていた。 しかし母を裏切れないという気持ちと、自分は母の人形でしかないと諦めの気持ちがあった。 そして、母は、彼が高校卒業とともに、モデルデビューさせようとしていた。 父はもちろん反対したものの、母が強引に推し進め、卒業後、「女性のように美しい男性」というキャッチコピーでモデルデビューすることとなる。 それからしばらくモデルをすることとなる。 その美しさから、仕事は沢山来た。 人気も結構あった。 しかし相変わらず、業界の人、男女問わず好意をよせられることとなる。 立場上もあり、強く言えない面々もあった。 それでも何とかお断りして凌いできた。 そしてそれから2年経ったある日。 父が事故で亡くなる。 彼は少なくとも父の優しさには救われていた。 モデルの仕事が2年も続いたのも、父が陰ながら支えてくれていたからだった。 そんな父がいなくなってしまった。 そして、母は父がいなくなるとさらにエスカレーしていった。 彼は、父を亡くした悲しさ、人から好意をよせられる嫌気、そして何より母から開放されたい そんな気持ちから、狂っていく。 母から、この世から開放されたい 彼はそんな思いを抱えて、自傷行為をするようになった。 最初は手首を切ったり 首をつったり 色んな方法を試して、自殺を試みるが、天国の父が、今はまだ死ぬなと言わんばかりに、何故か命をとりとめてしまう。 そんな行為から、入院やら、精神科に通ったりなど、父が無くなってから3年の月日がたった。 精神病院に入れられないように自傷行為を減らしてはいるが、未だに自由を手にしたいと思っている。 実家は窮屈だから、モデル時代に貯めていた貯金でなんとか家を出て1人で暮らしている。 自決しようと試みる度に、伸びた髪を、母への戒めかのようにバッサリとハサミで切る。 それ故に、長さがまばらで整えられていない。 【技能理由】 ・応急手当 自傷行為を良くするためある程度の応急手当の方法は身についている。 ・聞き耳 母の言葉をよく聞くため。 モデルをしていたため、カメラマンなどスタッフの要望を聞くため。 ・精神分析 父と母が喧嘩した際に、母の精神を安定させるため。 ・目星 スタッフさんやファンの顔をひとりひとりちゃんとみるため。 ・変装 モデルをしていたため、ある程度のメイク術など身についている。 ・言いくるめ 好意を抱いて来るやつらをあしらうため 母に従うべきだと自分に言い聞かせて生きてきたため。 ・医学 命をたとうとしても、なかなか願いが叶わないので、人体のどこにどうゆう傷を与えたら命をたてるか調べたため。 ・芸術(演技) モデルをやっていた時に、色んな表情を作って写真を撮っていたため。 母に従順に従う息子を演じていたため。 ・心理学 人の心の内を読み取るため。 特に母の期限を伺うため。

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