タグ： 庭師HO1

零課チーフ。階級は警部。 家庭環境が悪く、母の再婚相手に迫られ、それを見た母に嫉妬からの暴行を受けてきた。 それらから逃げるべく、寮があるという理由だけで高卒で警察官になったノンキャリア組。 虐待の影響で悲しみの回路を切ってしまっており、感動が薄く、どんなにグロテスクな事件に対応しても動揺したり病んだりしなかったため重用され、結果的に大事件の実績が増えていった。 それが評価され零課を任されるまでに至るが、ノンキャリアの女なのもあって周囲からは嫉妬や悪い噂を立てられることもある。 警察の仕事が長いが、なにも救えないこの仕事を嫌いであり、「早く結婚して仕事辞めたい」とよく語っている。だが、仕事を辞める理由を結婚に求めているだけで、家庭環境のためか結婚や男性にあまりいいイメージを持っていない上に、暇があれば仕事入れているため、婚活が上手くいったという話は聞かない。 やることがないからという理由で仕事をずっとしているせいですっかり髪を切るタイミングを逃している。 あまり仕事をしたがらず、部下をあごで使うことが多い。 喫煙者。吸っているのはウィストンキャスター3ミリ。 ＋＋＋ 相模原涼は零課が出来る前からの部下。秘書のような相手だった。 涼に告白された際は断る理由もないので試しに付き合ってみる、程度の認識だったが、彼女の穏やかで丁寧な性格のおかげで少しずつ他人との結婚を前向きに考えようと思えるようになっていた。しかし、付き合い始めて2年目の年に彼女は「庭師」に殺害されてしまう。 その当時の記憶が曖昧であること、何度思い出しても、当時も今も涙を流せなかったことで、喪失感はあっても悲しみまでは覚えられない、自分の感情のなさに絶望をしている。 事件を通して、より仕事を辞めたくなったが、庭師を捕まえるまで辞めることはできないとも考えている。

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