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いずみ まり 名乗る名前：東城(とうじょう) 特徴：ペット(息子) 職業：刑事 心に決めた愛する人がいた。 しかし、その人は私を捨てた。 だから殺した。 私は刑事を続けられなくなるだろう。 そう思ったが、存外そんなこともなく、事件はあっさり終結した。 つまり、私がしたことは正義なのだ。 私は何も悪くない。 そう思うと心がとても軽くなった。 息子がいる。 今年で4歳になる子。 私の、とても、誰よりも愛おしい子。 名前は衛。 妹がいる。 妹は自分と違ってとても綺麗な容姿をしていて、妹が好きだからと振られたことも何度かある。 妹のせいで転校しなければいけなくなったこともある。 私と違って、あの子は恵まれた子だから。 だから、大嫌いだ。 朝の儀式 玄関を出る前に 「今日も頑張ろうね、衛さん」って衛くんに言って 「今日も頑張ろうね、真理」って返してもらう。 たまにやってもらう事 「真里は悪くないよ」って頭撫でてぎゅってしてもらう。 結論：こいつこわい --------------------------- シナリオ通過後 刑事を辞めた。 正しくは、逃げた。 ここにいても安寧を得られることはない。 ずっと怯えて生きていくのなら、しがらみも全部全部捨ててしまって新しい自分たちとして生きていこう。 衛も真里も、泉も東城も全部要らない。 私の愛しい息子、『一左』(かずさ)。 名前は、かつての仲間からもらった。 勝手だけど、でもあんな人たちのようになってほしい。から。 間違ったことをしてしまった時に、止めてくれる誰かが居てくれるように。 あの人みたいな真っすぐさをもって、素敵な人たちに恵まれるように。 あの人のように信念を曲げずに正しい人に。 ……あぁ、本当に。 私のような後悔をしないように。 私は沙羅としてこれからを生きていく。 田舎で、一からやり直すんだ。 この悪に染まった手が、浄化されることはない。 だとしても、この子には私がいないとダメなんだ。 ……いや、私がダメなんだ。 私は、この子しかいないから。 ばいばい、衛さん。 もうあなたのことは忘れるよ。

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