タグ： 症候群PC’s チシャ猫式二万円 チシャ猫式お手伝いさん

特徴表:目つきが悪い、オシャレ 米村さんは主に二万円邸のお掃除を担当しているお手伝いさんです。力もあり背も高めなので重たい荷物をなおしたり、高い所の掃除もしてくれます。 彼の性格は真面目で落ち着いており、大人しく、イタズラ小僧共をやんわりと窘めてくれる、そんな人です。 実を言うと彼は記憶喪失で、自分の名前や生まれ、住所、過去のこと全てを忘れています。 ある日山の中で倒れているのを友優和さんに発見され、朦朧とする彼が｢米……村……｣と言い、意識を失ったので米村さんと呼ばれています。 帰る場所が分からないので二万円家にお手伝いさんとして居候しつつ｢米村｣という苗字を手がかりに、彼は今日も｢自分｣を探しています。 彼の本名は如月 鈴 (きさらぎ りん) とある登山家一家の一人息子で、彼も山に登る事が好きだった。いつかは登山家専属の医者になるために医大で勉強を頑張っていた。 彼には同じ大学に通う米村 恋(よねむら れん)という彼女がいた。付き合いたてでまだお互い如月君、米村さんと苗字で呼び合う仲だった。 ある日、登山未経験の米村と一緒に振斗区の小さい山を登ることになった。神隠しに合う等悪い噂の絶えない山だったので正直乗り気はしなかったが、張り切っている米村を前に断る事も出来ず、その山に挑む事になった。 ゆっくりと気を遣いながら歩いていたつもりがいつの間にか米村とはぐれてしまった。米村が戻って来た時用の目印として荷物を待ち合わせ場所の小さな広場に置き、書き置きを残し米村を探しに戻った。しばらく米村を探していると不運な事に雨が降ってきてしまった。いつもなら細心の注意を払い進むところだが、米村の事が気がかりで、注意が疎かになりつい足を滑らせ、転んで頭を打ち、記憶が飛んで、たまたま帰宅途中の友優和さんに助けられた。

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