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今をときめくサイコキネシスト。念じるだけでありとあらゆるものを動かすことができる。 元FBI心理捜査官であり、数々の難事件を解決したことがある。 という設定の中二病クソニート。地方の有力議員の息子である。 22歳のとき、ハマっていた脱法ドラッグ（当時）を特定の比率でカクテルすることによって、強力な暗示作用と幻覚を引き起こすことを偶然にも発見。 口だけは達者だった大五郎は、この半ば洗脳ともいえる暗示をあちこちで用いて悪事の限りを尽くしていた。 この薬の力を用いてなにか有名になれないかと考えた大五郎は、自身のコネを使ってTVに出演。揮発した薬物をスタジオ内に充満させて、その上で言葉巧みに暗示をかけることで観客の心を誘導。またたく間にお茶の間の心を鷲掴みにし、一躍超有名サイコキネシスととして成り上がったのであった。 ちなみにトリックとしては協力者にピアノ線で物体を吊るさせる、もしくは釣り糸を仕込んだステッキで物を引っ張るだけのお粗末なものである。物体の大きさによっては機材を用いることもあるが、その際に発声する機械音の問題はクソデカBGMを流すことで解消している。TV越しならピアノ線なんか映らないし、光の反射でバレそうなシーンはディレクターに金を握らせて全カットすればいいから無問題というわけである。難しい事はとりあえず金と薬が解決するさ。 出演時は大きなマスクで顔を隠しているが、これは中にガスマスクを仕込んで、自分だけは薬物の影響下からのがれるためである。あと親バレ防止。 《超能力をそれらしく見せる技能》は《心理学》、《言いくるめ》、《薬学》、《投擲》。《素性を隠し通すための技能》は《変装》《言いくるめ》。 ちなみに、持ち前の《心理学》を使ってメモリーカードに保存してあるゲームの中身を言いあてることができたりする。コントローラーを振動させたりテレビ画面をヒデオ表示にしたりすることはできない。

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