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奏生 瀀詠
ID:4223416
MD:9c204bf207211584cc1a103620fd7b41
奏生 瀀詠
タグ:
雨降らしの蝶HO3
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
かない ゆうた 男/23歳 アイドル 性格(表向き):感受性豊か、誰にでも優しい、些細な気配りができる、人の顔色を窺いがち (裏向き):傲慢、嫉妬深い、ミソジニー、利己主義、責任転嫁の傾向がある 一人称:おれ 口調:普段は優し気で、TPOをわきまえた言葉遣いをするが、自身の立場が危ぶまれると本性を発揮し、口調が荒くなる。 女性に対しては、機嫌によってはわざと無視したり侮辱するような発言をする時もある。 好きな物:自分の優越感を満たすモノ、自分に従順な人間(特に女)、気弱な人間(特に女) 嫌いな物:上総真 家族構成:両親、5つ上の兄、10つ下の妹 特徴表:「芸術的才能」→子どもの頃から芸能事務所に所属しており、歌唱やダンスを習っていた。 特に歌唱の才能に関してはグループの中でも一目おくものであるが、中々注目されづらい。 ※以降、男女、男同士の性描写があります。ご了承ください。 <家族について> 幼少期から優秀な兄と比較されて育てられてきた。 その孤独感と劣等感を少しでも減らす為か、両親や他の大人たちの顔色を窺って行動することが多く、極力彼らの言う通りに生きてきた。 そして、瀀詠が10歳の時、その容姿を生かそうと彼の母親は彼の意思とは関係なく芸能事務所に入れた。勿論、瀀詠はの母親の言う通りに従った。 オーディションでは審査員には有無も言わさず合格。その際、同い年の上総真も同じ芸能事務所で出会う。 <芸能活動、上総真について> 当時は同じ事務所に所属する仲間として共に切磋琢磨し、話も合うためお互いがお互いの良き理解者であった。 2人は子供も大人もアッと言わせるような器量の良さとその魅力にティーンズモデルやグラビアモデルとしての仕事を主に請け負うことになった。 だが、このモデルという仕事は次第に二人の間に溝を作っていく。 真はモデルとしての才能があったのか、次第に表紙を飾る機会が増えていく。一方、瀀詠はその才能があるにも拘わらず、真と比較されれば埋没してしまう。彼の魅力は、真に対する劣等感を与えていった。 特集の1,2ページに映るだけで、他は同い年の真が全てを奪っていく。両親や兄ははそんな瀀詠を「怠慢だ」と厳しく批判した。 実力主義の芸能界での厳しさを知らない他人にとやかく言われるのは、まだ子供である瀀詠にとってはかなりのストレスを与えていた。 真の慰めや切磋琢磨という言葉も綺麗事のように馬鹿らしく思えてきた時だった__ <モデルからアイドルの道へ> ここで瀀詠の芸能界での人生に転機が訪れる。 所属事務所の社長が新しくつくるアイドルのオーディションを受けないかと、瀀詠に話を持ち掛けたのだ。 結果、審査には合格。16歳の時、男子5人組アイドルユニット「Mu'ves」(ムーブス)の一員として活動を始めることとなる。 しかし、アイドルは星の数ほど存在する。まずは下積みとして、先輩アイドルのバックダンサーとして活動していた。 それでも、彼は懸命に今度はアイドルとして誰よりも必死に努力した。しかし、Mu'vesは大勢いる中のアイドルグループの一つとして埋もれつつあった。また、それだけでは収入は思うように得られず、芸能活動やレッスンの合間にアルバイトをするようになった。 <消えない劣等感> 青年期に入った真は今度はメンズ雑誌の表紙を飾っていた。 その度に、胸が締め付けられる。自分はアイドルとして未だに下積みを重ねているのにも拘わらず、何事もなくモデルとして成功している真の姿をを見る度、屈辱にも似た負の感情が胸の中で渦巻く。彼は__真は自分を「逃げた能無し」だと本当は見下しているのではないのだろうかと。 彼の自分に向けられた眼差しは憐憫と嘲笑によるものではなかろうか。 現場や事務所ですれ違う度に彼が太陽のような明るい表情で微笑んでくる。どんなに頑張っても、未だ自分の芸能人としての才能は開花されない。 貼り付けた笑顔で瀀詠もそれに応えるが、彼に向かって本来の笑顔を浮かべることはもうできなかった。 それに、彼の笑顔を見ればキッズモデル時代に家族から受け入れられなかったという孤独感が彼に押し寄せてくるのだ……どんなに頑張っても報われない屈辱的な日々が、日常が、この男によって思い出されるのだ。 その劣等感と孤独感を払拭するためにか、彼は事務所に内密で夜な夜な遊んでいた。 <ひと時の解放> 17歳の夏、未だにMu'vesは下積みとしてアイドルとしての日々を送っていた。いつまで経っても陽の光を浴びれない、家族はそんな自分を見下し、口を出してくる。でも、口答えはできない。募りに募った上総真に対する劣等感、家庭内で与えられるプレッシャーにとうとう彼の堪忍袋の緒が切れた。もう限界だった。 ある日、そこらを一人で歩いていた愛らしい女を騙して公園の茂みに誘った。自分の甘い言葉に最初は頬を染めて寄ってきたものの、流石に女は勘づいたのだろう。「用事を思い出したから帰りたい」という彼女の唇を瀀詠は無理矢理奪う。だが、女も抵抗した。キスの合間に瀀詠の下唇に思い切り噛み付き、胸を力強く押した。瀀詠はバランスを崩し、その場に倒れる。だが、それが彼の癪に障ったのだろう。自分から恐る恐る距離をとる腰の抜けた彼女に近寄り、その頬を思い切り平手打ちした。乾いた音が、夜の青い茂みと樹々の空間に響く。平手打ちとはいえ、日々のレッスンや下積みの活動で鍛えた手だ。痛みの重みが違う。 だが、一度噴出してしまった暴力衝動を彼は止めることができなかった。 もうその時は、何もかもがどうでも良かった。 何度も何度も彼女の顔を殴る。その手はパーからグーへ変わっていく。 何か女が喚いている気がしたが、瀀詠の頭には何も届かなかった。 既に抵抗できず、虚ろな目で暗い鬱蒼とした樹々を見上げる彼女を犯した。まだ意識があったのか処女だったのか、悲鳴のような嬌声が響く。 その声を聞いた瞬間、月光から僅かに見える彼女の怯えた表情が彼に、筆舌しがたい高揚感を与えた。加虐心とも言っても差し支えないだろう。 ボロボロの彼女を犯しながら、彼は口角を上げる。まるで全ての今までの鬱憤をぶつけるように、何度も何度も彼女の中を荒らす。次第に、悲鳴のような嬌声は、快感を孕んだものになり、瀀詠は乾いた嗤いを漏らした。 __なんだ。感じてんじゃねぇか。この淫売が。 手に持ってたスマートフォンで快感にヨガってる彼女の動画を回し始めた。 「……ほら、言えよ__私は知らない男にレイプされて、感じちゃってる淫乱です」 「皆さん、私のこと見かけたらぜひレイプしてください。タダで全員お相手しますから」 自分がそう言うように指示すれば、女は嗚咽し、どこか虚空を見つめながらその言葉を繰り返した。 「このこと、サツにでも言ってみろよ。この動画、物好きな野郎どもの集まるところに投げてやるからな」 そう言いながら、中に出せば、女の顔は絶望の色に染まっていたが、感じているのかビクビクと全身を痙攣させ、涙を流していた。 その後も気が済むまで、彼女の中を堪能し、中に出す。気が済んだ頃には、彼女は自身の性器から白濁を溢れさせながら気絶していた。 瀀詠は、久々に気分が良かった。録画を停止し、最後に気絶した女の写真を撮る。 まるで薬品を嗅いで気絶した蛙のように足を拡げて、ただただ自分の欲望の捌け口になった哀れな彼女の姿に嗤いが止まらなかった。 気絶している彼女のそのままに、瀀詠は公園を後にした。 <悪夢の始まり> あの件から3年と少しが経った。あのことはどうやら、被害者が泣き寝入りしたらしい。 レッスンも終わり、事務所を後にしようとした時だった。 「よっ、ユータ。今帰り?これから二人でちょっと話さねぇか?」 上総真が突然、自分に話しかけてきたのだ。モデル活動をやめてから数年間はすれ違った際に挨拶する程度の仲だったはずなのだが、今になって 話すことなんて……だが、瀀詠は拒まなかった。それが周りに求められている「奏生瀀詠」だからだ。求められれば拒むことはない。否拒めない。 笑顔で承諾する。 「いつも笑顔」、「人当たりが良い」、「誰にでも優しい」、「些細な気遣いができる」 それが「奏生瀀詠」だからだ。 瀀詠は上総の自宅に招き入れられる。高級住宅街に構えるアパートの一室。 同い年だというのに、自分が住んでいる1Kのアパートとは全く比べ物にならなかった。 芸能界の厳しい現実をここで再びありありと見せつけられた、瀀詠は再び気分が悪くなるのを感じたが、 その不満げな表情を心の内にしまうのは子供の頃から当たり前のようにやってきたことであった。今更露呈することはなかった。 キッチンと併設されたダイニングに、上総は腰を掛けるように瀀詠に促す。 促されるがまま革製のソファーに腰掛ける。 上等なワインとグラスを2つ、上総は目の前のテーブルに置き、中身を注ぐ。 軽くグラスを合わせ、瀀詠は中身を少しだけ呷る。程よい酸味と渋みは自分が飲んでる安酒や缶チューハイとは全く次元が違う。 「__そういや、あの女は泣き寝入りしたのか?」 もう一口、ワインを呷ろうとした時、上総の口から何気なくポロリとその言葉は零れた。 「実は俺、見ちゃったんだよなぁ~。てか、ロックの番号くらい生年月日以外にしとけよ」 「まっさか、優しいお兄さん枠ってMu'vesのメンバーや他の卵たちからも慕われている、”奏生瀀詠”がこんなシュミしてたなんてなぁ?」 「いやさ、ずっと前から聞きたかったんだけど、俺めっちゃ忙しかったし?お前の顔久々に見たら、思い出したんだよなぁ」 クルクルとワイングラスを片手に回しながら、悠然と中身を呷る上総に瀀詠は言葉を失った。 そんな瀀詠の様を横目に、上総は瀀詠のスマホを取り出し、一度も変えていなかったロック画面を解除し、アルバムから 例の動画を見つけ、隣で流し始めた。 自分の怒号と荒い息、オンナの悲鳴じみた喘ぎ声と啜り泣き__自身の一連の行為がそこにすべて収まっていた。 身体の震えが止まらない。 それは自身の行為への後悔からなのか? いやそれより、自分はこの目の前の男に怯えているのだ。 彼の今の表情はあの穏やかで優しい“上総真”ではない。 その彼の瞳に映る自身の歪んだ表情があの3年前にレイプした女の顔を想起させる。 怯えた顔の瀀詠の耳元で、上総が嗤う。 「いいねぇ、その表情。まるでお前が犯して壊したオンナとおんなじだな」 身体の震えが止まらない。まるで同じ檻の中にいる肉食動物に今から食いちぎられそうな、そんな恐怖が身体全体を支配する。 「あーあー泣くなって。別に、俺はサツや事務所やお前の家族にチクったりはしねぇよ」 その言葉に、一瞬だけ安堵する。だが、それもほんの、ほんの一瞬だった。 彼の整った顔に釣り合わないほどに吊り上がった口角とギラギラと燃える目が、 自分を「タダでは逃がさない」と言わんばかりに主張されていたからだ。 「ほらよ。」 そう言って彼は自身の前に手を差し出す。一瞬何のことかわからず同じように手を伸ばせば、その手は振り払われる。 「なぁに勘違いしてんだよ。見逃し料。要するに、この動画と画像、サツや事務所にバラされたくなかったら、 お前が貰ってるギャラとバイト代。稼いでる分、全部よこせ」 何を言っているんだこの男は……?おれが脅迫されて、い…る? 「まぁ、それじゃ生活はできねえよなぁ。生活費、足りねぇってなら__」 「__俺に身体を売れ。それ相応の料金払ってやるからよ」 身体を売る……?つまりは、こいつ……昔から憎んで憎んで仕方がなかった目の前の男に抱かれろってころなのか……? 「冗談じゃない。お前にそんなシュミがあってもおれにはそんなシュミはねぇよ。お前の目的は金だろ?……わかった。今ある分の金は払うから、このことは内密に__」 「お前ちゃんと話理解してねぇみたいだけどよ、”今だけ”払えば良いってことじゃねぇ。他の人間にバラされたくない限り、ずっと未来永劫俺に金払えって言ってんだよ」 「それに、シュミに関してはお前も人のこと言えたタチじゃねぇだろこの“レイプ魔”が__」 おれは怒りの余り、彼の頬を殴った。バコン、と間抜けな音がただっ広いダイニングに広がる。 ざまぁみろ。 そう思いながら、瀀詠は上総の下から抜け出そうとした。しかし__その直後、額に鋭い痛みが走る。その痛みに続いて、耳の奥がキーンと鳴る。 「……一流モデルの顔に傷つけやがって……この代償、どう払うつもりだ?!」 声を荒げながら上総は瀀詠の後頭部を掴み、その顔面をフローリングに床に叩きつける。 痛い。痛い。……痛い! 何度も何度も打ちつけられ、鼻血が、切れた唇からの血がフローリングに滴り落ちる。 「どうやら一度ちゃんと躾けた方が良いみたいだな」 乱暴に前髪を掴まれ、痛みで朦朧とし、未だ自身の状況がよく理解できないまま意識の中、血塗れのフローリングに仰向けに転がされる。 ……その後のことは思い出したくもない。 上総は、瀀詠自身が女をレイプした時とまったく同じ方法で彼を犯した。 自身が犯されている姿は、奴のスマホで録画され、苦痛に喘ぐ中、自分が言わせたことと全く同じ文句を言わされた。 激痛と矜持を圧し折られ、放心している中、上総はおれの財布を取り出すと有り金全てを抜き取り、その中から数枚の千円札を 呆然としているおれの裸体にバラまいた。 「もっと欲しかったら、もっと上手く媚びるんだったな」 そう上総は嗤いながら裸で血と精液に塗れたおれを見下ろした。 <地獄の日々> それからというものの、瀀詠は上総に脅される日々が続いた。 稼いだギャラやバイト代はどれだけ稼ごうがその”全て”を上総に渡さなければならなかった。 だが、それでは瀀詠は家族への仕送りはおろか自身の日常生活さえままならない。 だから、上総にその分「自身の身体」を売り、生活費を受け取っていた。 本来であれば自分の稼いだものであるはずなのに……だがそうしなければ上総が何をしでかすかわかったことではない。 渡す金が足りないと言われれば、後ろ髪引かれる思いでアパートの部屋にある家具や電化製品を売って金にして上総に渡した。 身体の方も、どんな求められ方をされようが、一言奴に脅されれば、拒むことは瀀詠にはできなかった。 だが、それからというものの上総は時折バラエティー番組等で瀀詠の名前を出したりと「幼い頃から同じ事務所で切磋琢磨した親友として交流がある」という話も出し始めた。 そんな世間は「人気モデルの友人」である奏生瀀詠が気になってか、21歳になってから漸く、初のMu'vesのシングル「M'uvie Stars」が発売され、売り上げもそこそこであったが、他のユニットや上総の人気にはそう及ばなかった。 ドラマにも何度か脇役として出演し、個人としての知名度も上げられるように努力していたが、そのギャラも全て上総に渡さなければならなかった。 相変わらずシビアな芸能界隈、未だに続けている掛け持ちのアルバイト、それでも尚解決しない金銭問題と上総との望まない性行為に、次第に瀀詠の自尊心と矜持はすり減っていった。その鬱憤とストレスは、「全ての女性への嫌悪感」へと摩り替わっていった。 __あの時、あの女をレイプしなければ……おれはこんな目には遭わなかったはずなのに。 自業自得、因果応報であろうと、心身ともに参っていた瀀詠は自分の今の現実と向き合いたくがないために、それを過去のあの自身がレイプした女のせい__そしてそれが段々と歪み、女性に対する嫌悪感が彼の内に湧き上がり始めていた。 「誰にでも優しい奏生瀀詠」は、次第に女性に対して、侮辱するような態度を取り始める。 実家に帰れば、自分のことを一切咎めなかった10つ下の妹でさえも今は忌々しいものに見える。 __おれは女が嫌いだ。女がいるせいでおれはこんなクソみたいな人生を送らなければならないんだ。 もう終わりにしたい。アイドルも芸能界も辞めたい。 金だって殆どない。稼いでも上総に全部奪われ、挙句に組み敷かれる。 そういえば、最近ストーカー被害に遭っているせいかその腹いせか、こちらが絶頂や疲労で気を失おうが何度も乱暴に嬲られたこともあった。 __金に困って身体売ってるなんて、そこらの男娼と変わんねぇな。お前、コッチの方が才能あるからさ。 __アイドル辞めて、風俗務めした方がよっぽど需要あるって。 腰を奥へと突き上げながら、上総はおれを嘲笑う。 __いつ、おれはこの地獄から解放されるのだろうか…… __この男がいる限り、おれは延々と金を奪われ、彼の自尊心を満たす性玩具にしかなり得ない。 「アイツさえいなければ……」 おれは、一人ボロアパートの一室でそう呟いた。 ____ <PC3(奏生瀀詠)の部屋(アパートの一室)> あなたの部屋はシンプルで、物が少ない。全体的にモノトーン調である。 部屋にはデスク、鍵のかかった収納付きスツール、ゴミ箱がある。 本来、デスクにはパソコンも置いていたし、テレビもあった。 が、全て上総のゆすりにより手放し、金にするしかなくなった。 この部屋を見ていると、もういない上総への恨みが蘇ってくるだろう。 ・デスク 木製のパソコンデスク。だがパソコンは乗っていない。理由は上総に渡す金のために売り払ったからだ。 代わりに1枚の写真を置いている。並んで映るPC3(奏生瀀詠)と上総の写真である。(恐らくアイドル活動をする前のティーンモデル時代の写真) この写真の上総の顔を赤いペンで塗りつぶし、体をカッターでズタズタにするのが最近のブームであった。 ・スツール スツールには南京錠がついており、鍵はデスクにしまっている。 このスツールの中にはたくさんのハメ撮りが入っている。 どれもレイプ中のもので、女性が抵抗していたり、傷だらけであったり、気を失ったりしている。 あなたが撮ったものもあるし、ネットで拾ったり購入したものもある。 これはあなたの大切なコレクションだ。 (追記:女性に嫌悪感はあるものの、その表情が苦痛に歪んで泣き叫んでいる姿や無理矢理犯されている姿を見るのは愉しい。だが、あの件以降、上総の揺すり方が上手かった為か、他の女性を犯したりすることはなかった……というのは建前で、上総に何度も抱かれすぎてしまったがために、もう前だけでは絶頂できない身体になってしまった。) <HO3 殺人犯であり、レイプ魔の男> あなたは6年前の高校時代、レイプ事件をおこした。 殴り、蹴り、思いつく限りの暴力をし、泣き叫ぶ気力も無くなった頃に行為に及び、写真を撮り、気が済んだので道端に捨てた。 相手女性の詳細はもう覚えていない。 非加害者女性も泣き寝入りしたようで、貴方に調査が入ったこともない。 が、その時のハメ撮りをNPCである上総に発見され、以降長くゆすられてきた。 金の捻出のためにバイトに明け暮れ、金になるものは全て手放していた。とても辛い毎日だっただろう。 あなたは女性を蔑むような態度をとる。 上総に揺すられていることを、女性のせいにでもしているのかもしれない。 この探索者は(あえて言うまでもないだろうが)正真正銘のクズである。 そしてシナリオ当日、あなたは決意を固め、上総の部屋で彼を殺している。 (※前日譚で殺せます) 最近ニュースで話題になっている「ドールメーカー」という殺人鬼を真似て殺してみたが、詳しくは知らないので、首を絞め、適当にフリフリの服を着せ、現場から逃げ出した。 上総のストーカーの存在は知っているので、最悪そいつに罪を着せるつもりでいる。 ・SAN補正 セッション前に1d6+1を振り、出た値分だけSAN値を失った状態を初期値とする。 ・上総真(カズサ_マコト) APP16 SIZ15 23歳の現役メンズモデル。 PC3のレイプ事件を知り、以降ゆするようになる。 数年前からストーカー被害に悩まされている。 被害届は出していたが警察は動いてはくれず、直談判したことがあるが、被害はやまない。 ここ最近はそのストレスで少しぴりぴりしていた。 第三者には穏やかで優しいが、弱みを握ったとたん高圧的になる。 特にPC3に対しては。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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