タグ： 水無月弥生 えんｄ卓 空白の時

名前読み：フジキド　トウサ 一人称は『ボク』 　中肉中背の青年だがどこか幼さの残る顔立ち……というよりも中世的で女性寄りの顔立ちである。 　しかも体つきも細めで、色白。生まれる性を間違えたのではないかと言わんばかりのコンボをコンプレックスとして抱いている。 　ちなみにキチンと男性器も付いているので間違える要素もないはずなのだが、生まれてまもなく病院側の手違いにより戸籍上は『女性』となっている。 　そのため、現在通学している有名大学では、女性として通う羽目になってしまった。 　その現実に肩を落とすも、心理学専攻生として。心理学に興味を持ってしまった者として。 　女性の心理を研究する為、女装したりするようになった。本人は「か、勘違いしないで下さいね！ あくまでボクにしか出来ない事だろうからやってるだけですからね！」と答弁している。しかし、一部の同級生や先輩後輩からは「男の娘？ だがそれがいい！」と訳の分からない事を言われ言い寄られてることもしばしば。それに対しては、それもまた心理学の研究対象かなぁ、はぁ……。と割り切ってきたようだ。 　外国人の心理を調べるのに、色々な国の言語を学び、片言でも話せるようになったら、ほかの国の言語を勉強したりしている。これは『言葉が通じるようになればいいだけだから』という意味で勉強しているからである。 【空白の時】 死の間際、赤い本に『次の世界へ』と書いた藤木戸は隙間の世界に囚われる事になった。

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