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--- 　 🌹 𝗻𝗮𝗺𝗲 　Michel de Flaubert 　-　ミシェル・ド・フローベール --- 　🌹 𝗳𝗲𝗮𝘁𝘂𝗿𝗲 　《 オシャレ 》 　いつも身だしなみに気を使っている。APP+1。 　《 動物に嫌われる(D) 》 　独特の佇まいのせいで、たいていの動物は探索者を見るなり威嚇してくる。→40P取得 --- 　🌹 𝗰𝗵𝗮𝗿𝗮𝗰𝘁𝗲𝗿 　「愛しき妻アメリ、君が本当の人形であればいいのに」 　▮ 私・僕 / 君 / 呼び捨て 　美しいものを愛する史学者。頭が良すぎるがゆえに、自分と兄以外のすべてを見下している。 　普段はにこにことしていて人当たりが良いが、貴族生まれが故か本来の性質か、無自覚に傲慢な態度も多い。 　欲しいものは全て手に入れ、自分を中心に世界が回っていないと許せないような男。 --- 　🌹 𝗯𝗮𝗰𝗸𝗴𝗿𝗼𝘂𝗻𝗱 　貴族フローベール家に生まれた双子の弟。兄のガブリエルは人や自然を愛し、ミシェルは人形などの人工物を愛した。 　兄弟仲は良かったが、兄には幼い頃からアメリという婚約相手がいた。 　ミシェルはアメリのことを憎んでいた。顔を見たことはないが、唯一の兄弟を我が物顔で独占し、理解者のふりをしているのが許せなかったのだ。何度かアメリと会う約束をしていた兄の前で体調が崩れたふりをして予定を潰したことがある。 　しかしある日、フローベール家に招かれたアメリを初めて見たミシェルは、彼女に一目惚れしてしまう。少女は誰よりも美しく、表情を崩さなければ理想の「等身大の人形」であった。 　今度は兄を憎んだ。兄がいなければ彼女はその美しいまなこを細めて笑うことなく、冷たい表情で窓の外を見つめるだろうから。 　だから、18の誕生日に愛する半身を火で炙ったのだ。残念ながら一命を取り留めてしまったが、とうてい人前に出れるような姿ではなくなった為に婚約は破棄され、ガブリエルは死んだことになった。自力では立つこともままならず、声も出せないかわいそうな兄は現在地下室のベッドで1日の殆どを過ごしている。 　そうして婚約は弟にわたり、念願のアメリを手に入れたミシェルだったが、幸せなのは始めだけだった。 　ガブリエルを失い悲嘆にくれたアメリは暫くの間つめたく美しい人形であったが、段々とその表情に恐怖を滲ませるようになった。 　兄への加害に勘付いたのか、歪んだ愛に気付いたのかは分からない。でも"人らしく"怯えや嫌悪を表に出すアメリはとうてい理想の人形には遠く、失望したミシェルはやがて一つの結論に辿り着いた。 　すべての人工物に理想と愛が込められているように、手に入らないのならば自分だけの人形をつくってしまえばいい。一生動くことのない、永遠の美しさを持つ自分だけの人形を。 　そうしてはじめて、アメリとミシェルはいつわりのない真の愛で結ばれるのだ。 　歴史が好きなのは、人ではなく人の作ったものだけを愛しているから。 　幼少期から性愛の対象は無機物であり、アメリだけが例外である。兄に対しても兄弟の度を越えた感情を抱いているが、双子という事もあって自他境界が壊れており、それを他人が推し量ることは不可能だ。 　〖 双子の兄について 〗 　▮ Gabriel de Flaubert - ガブリエル・ド・フローベール 　28歳 | 男性 | 174cm | 青髪にグレーの瞳　一人称：俺　二人称：お前 　アメリの本来の婚約相手。幼いころから仲が良く、お似合いのふたりだった。 　無邪気が故に人に騙されたり利用されやすいたちで、ミシェルはよく彼のフォローに回っていた。 　 - 「ありがとうエル、俺の代わりに告白の返事をしてくれたんだろ？」 　 - 「いいよガブリエル兄さん、これは僕の仕事だから。アメリを悲しませてはいけないもの」 --- 　🌹 𝗼𝘁𝗵𝗲𝗿 　▮ 《 大学教授 》ベース　 --- 　🌹 𝗺𝘂𝘀𝗶𝗰 　「From a Place of Love」 - Mili ---

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