タグ： わたろーまん ゴリリング部

アメリカ生まれ、アメリカ育ちの男性。 カンザス州のごく普通な家庭に生まれるが、ハイスクール時代に悪友の影響でゴロツキに成り下がる。それを機に家族とは喧嘩別れしていて、現在は一人暮らし。性根が悪人ではないので非情になりきれず、ゴロツキとしても真人間としても中途半端な自分に苛立ちを抱えている。そんな彼の財布の中には幼い頃に撮った家族との集合写真が入れられていて、きっかけさえあればいつか仲直りしてまたあの頃のように平凡で幸せだった日々を取り戻したいと考えている。 根はやさしく小心者、しかし周囲を威圧する体格と言葉遣いで警戒されがちで、生まれ持った体格の良さとタフネスのおかげで殴り合いの喧嘩は負け知らず。それゆえ近所のゴロツキからは「ネイルガンのダンテ」と恐れられているが、当の本人は噂が広まってギャングやマフィアに目を付けられないかビクついている。 普段は小心者だが、自分や仲間、罪のない人間が危機に陥った時には勇気を振り絞る度胸を持っている。 幾度か宇宙の外の存在との接触を経て、不可思議な状況においても以前よりも遥かに逞しく、頼もしく行動的になった。また音やにおいに対してほんの少しではあるが敏感になってきていて、異常を察知する能力が目覚め始めている。 たとえどんな状況にあっても自身の信じる道を進む覚悟を決めたダンテだったが、その信念が災いしとある事故…宇宙生物の事件に巻き込まれて死亡する。 後に警察によって海に打ち上げられた彼の死体が発見されたが、その四肢は無残に引きちぎられ、右手には濡れて破れかけた家族の写真が握られていたらしい。

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