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（やませ　よしき） 地方新聞の記者だが、そうは見えないほどに軽薄な言動が目立つ男。よくてホスト。 意外と近所のおじいちゃんおばあちゃんに好かれるタイプ。 新聞記者になるための勉強は一応一通りやったため、自分の名前が徳川幕府最後の将軍と名前が同じであるネタを振る程度の知識はある。 だが態度の通り、基本的にそこまで机にかじりついて勉強するタイプではないので詳しく話せる知識はほとんどない。 必要な場面もあると英語や法律の勉強もしていたが、今ひとつ身についてない模様。広く浅くと言った程度。 人と話すことは好きなためか、心理学の成績はそこそこ良かった。 先輩にどんな些細なことにも着目する癖を身に着けろと言われてからは目ざとく日常の変化などを見つけることが習慣付き始めている。 自販機の下に落ちている10円玉に気が付くとか。両目の視力は共に裸眼で1.5。 体力が有り余っていそうな若者であるが、意外と体力がない。 現代っ子ゆえの運動不足かと思えばそれだけではなく、昔はしょっちゅう風邪を引いたり体調を崩したりしていたらしい。入院していたこともあるようだ。 参加シナリオ 「霞の夢」HO風 「カタシロ」 「探索者、カラオケ行こ！」 「ホルマリン漬けの心臓」HO2 以下霞の夢HO風秘匿設定 先日、小学生の頃からの親友を交通事故で亡くした。 小学生の時分に風邪が悪化して入院した時たまたま隣のベッドにいた彼は、入院しているというのにとても明るく振舞っていた。同じ病棟にあまり同じ年頃の子供はいなかったので、2人はすぐに打ち解けた。今ほど明るい性格ではなかった慶喜は、彼につられて次第に今のような性格になった。 退院してからも年賀状のやり取りをしたりして、ついには同じ高校に入学することができた。続いて同じ大学に進学し、慶喜は新聞記者、彼は大手企業のサラリーマンになった。社会人になっても交流は続いていた。仕事にも慣れてきたなと思っていた矢先、彼の訃報が舞い込んできた。 交通事故、飲酒運転の車によるひき逃げだった。あまりに理不尽な理由で親友は殺されてしまった。そんな折、「願いが叶う祭」のことを知った。親友が死ななかったらと思いはすれど、さすがにそんなことが現実にはならないと分かっていた。 「ひき逃げの犯人が地獄のようなつらい目に遭いますように」 普段の男からは想像もできないような願いだった。そんな願いを胸に、「でっかいスクープ撮るのが俺のお願いなんですよね～」などと言いながら男は笑っている。 小槌の伝説を目にした後、彼は友の復活を願う。 「俺、山瀬慶喜って言います！よしきって徳川15代将軍と同じ漢字書くんですよ～すごくないですか？」 「でっかいスクープ撮りたくて来ました！まずはあなたの話を聞かせてもらっていいですか？」

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