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PC2 シナリオロイス 狂い咲く業火　推奨感情 P:任意/N:任意 推奨カヴァー/ワークス 貴方はとある任務の為にR市にやってきた。 行方不明とされていたとある人体実験の実験体が このR市にて目撃されたのだ。 貴方には実験体の捜索、監視もしくは保護の命令が下っていた。 …そんなあなたの目の前で 突然事故が起きる。 ーーーーー 「青木…？ああ、出席番号１番のひと」 「どんなひとって言われても、えー……なんか足、速かったよね。陸上部だっけ」 「いねーよ、帰宅部じゃねえの」 「正直名前もちょっと出てこないや」 「可愛い名前だった気はしたけど、なんだっけ、ユミとか、そういう」 「……まあ、さ、ぶっちゃけ」 「いてもいなくても、かわんないやつってカンジ？」 過去が亡くなってしまった人間は、どうやって生きていけばいいんだろう。 青木深鈴は、15歳の頃、原因不明の爆発事故に巻き込まれ、両親とそれまでの記憶を失った。 歩行や排泄さえままならない重大な記憶障害をリハビリの末奇跡的に乗り越えた彼を待っていたのは、 「青木はそんなことしなかったのに」「ミレーはそんなこと言わなかった」「もう別人なんだな」 という、周囲からの諦めと隔絶の眼差しであった。 故に、青木深鈴は、アイデンティティを放棄することに決めた。 口を噤み、長く伸ばした前髪で目線を隠し、うつむきがちに日々を送る。 「おれはもう、一生モブでいいんだ。残りの人生は、青木深鈴っていう窓枠の向こう側からずっと眺めていられれば、それでいい」 けれども、年相応の精神はそのままに宿し、悲鳴を上げ続けているのを気付きながらーーー 青木深鈴は今日も溜め息がちに、生きている。 けれど、オーヴァードとして覚醒し、呉井支部に所属するようになった彼は、自己というものを意識するようになったらしい。 「おれ、前はずっとモブでいいって思ってたんですけど」 「大熊さんや、月城さん、呉井支部長……みんなにお世話になったので」 「この今ある日々を、大事にしたい、壊したくないっておもうんです。……なんて、おれなんかがたいそれたこと言っちゃいましたね」 青木深鈴は、困ったように笑いながら、それでも生きている。 ――――― 性格自体は結構真面目だけど、どもったり、引っ込み思案だったりします。 悲観的なことを言うと思うので、ケツをしばいてやってください。 ちゃんと腹を括らねばと思った時には「たとえ自分の手が取られなかったとしても、誰かを救うためなら何度だって手を差し伸べる」ような熱さを持ってるやつです。 青木深鈴（あおき　みれい） 一人称：おれ　二人称：きみ　三人称：あの子 「Crumble Days（クランブルデイズ」 PC1 シナリオロイス：綾瀬真花　推奨感情P:慕情/N:不安 君はごく普通の高校生だった。少し気にかかるクラスメイト、綾瀬真花と同じバスに乗り、ちょっといいことがあったと喜ぶような。しかし、その日を境に変わってしまった。バスが横転して爆発炎上した時、キミは得体のしれぬ怪物となって真花を助けた。 ※シナリオ開始時はまだオーヴァードとして目覚めていないただの高校生です。

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