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2015用心棒ベース/職業ポイント[EDU*10+DEX*10]/"変装"→"目星"に変更。 特記:人間や自然界の動物の死体などを見ても正気度ポイントを失わない。ただし、超自然的な原因で死に至ったことがわかれば通常通り正気度ポイントを失う。 ◼️特徴表 ◆2-10…前職 以前は別の職に就いていたか、幼少期に何か得難い体験をしている。[EDU*3]%を、前職としてPLが決めた、職業上の技能に割り振ることができる。 紳士的で物腰の柔らかい振る舞いをしているが、裏の顔は"デッドゾーン"と言われるほどの腕を持つ殺し屋の男。 標的に認識される前には背後をとり、影を見られる前には息の根をとめるプロ。その素顔を知る者はいないらしい。 最近ふっと姿を消した。 アシル(Achille)…痛み。 ポミエ(Pommier)…リンゴの木。 参加卓(『』=KPC) ・「ConnectionBF」華の咲く陽だまりの下で。 2021/01/18ロスト ─────ここから「ConnectionBF」ネタバレ───── 本名はユーグ・ミィシェーレ(Hugues・Michel)。愛称はヒュー。 物心ついた頃から殺し屋として育てられてきた元孤児。 依頼を受ければ疑問を抱くことなくただ殺し、また依頼を受けては殺す。その繰り返しがヒューにとっての日常だった。 23歳のある日、仕事の関係で訪れた街で、彼は恋をすることとなる。相手は2つ歳下のしがない町娘。 笑顔が華のように可憐で、声が鈴のように美しい女性だった。 しかしヒューは殺し屋の身。彼女を巻き込むことなどしたくなかった彼は、仕事を終えた後に恋心を置いて街を出た。 しかしその2年後に彼女と再会することになる。たった一度彼女から花を買っただけのヒューを、彼女は覚えていた。そしてあろうことか、彼女はヒューに淡い感情があることを打ち明けてきたのだ。 思わず彼女の手を取り、首を縦に振っていた。置いてきたはずの感情を、また抱いてしまった。 組織には隠し彼女との交際を始めた。幸いその頃は依頼が落ち着いており、彼女に危険が及ぶ心配も少なかった。仮に及んだとしても、殺してしまえばないも同然だ。自分にはそれができる。 彼女と話し、笑い、ピアノを教わる。彼女だけがヒューにとっての華だった。幸福だった。 この世界から足を洗おうと考え始めたのは、もう29歳にもなったある春の日のことだった。 彼女と結婚して陽だまりの中を普通に生きたいと、そう考えるようになった。殺すことしか知らなかったあの頃にはもう戻れない。 そうして計画を立てていると、彼女が死んだ。否、殺された。 自分は殺し屋なのだ。人の命を奪うことが仕事なのだ。恨みを買うというのは、当然のことだった。そしてその矛先が彼にとって大切な存在に向くのも、考えればわかることだった。 わかっていたはずだ、気をつけていたはずだ。それが薄れていたのはいつからだ？この頃、ヒューは既に幸せを求めるただの男だった。浮かれていたのだ。だから奪われたのだ。いままで自分がしてきたように。これは因果応報だった。 冷たくなっていく彼女の手を握ると、薄く微笑んでこう言われた。 「知ってたの。貴方が日向を歩けない人だって。それでも愛してた。今もそう。だからお願い、もう逃げて。全部捨てて逃げて、そして生きて。」 気がつくと、血まみれの状態でスラムに倒れていた。 どうやって組織を抜け、ここまで逃げてきたのかよく覚えていない。ただもう、どうでもよかった。 生きるためにまた人を殺すことも考えたが、冷たくなる彼女の手を思い出して足がすくんだ。殺しはもううんざりだった。 しかし1人でどう生きればいいのかがわからなかった彼は、手当たり次第人の役に立とうと努めた。依頼をこなすことに対する苦痛はなかった。人を殺すより怖いことはもうない。 力仕事、荷物の運搬、店番、時には男女問わず身体を売ることもあった。従順でいれば人は喜び、その顔を見ると「ああ自分は上手く生きられている」と安心できた。 生きて、生きて、自分であらなくてはいけない。彼女がそう望んだから。 いつかまた、華の咲く陽だまりの下へ。 渡すことのできなかった指輪を握り、彼はそう願い、生きている。 ユーグ(Hugues)…心、魂。 ミィシェーレ(Michel)…大天使ミカエルから付けられた苗字。 リゼット(Risette)…楽しい小さな微笑み .

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