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Ray・Asher(レイ・アッシャー)
ID:3942484
MD:9ef2b3a35c858ba6c590eb024f34d6c1
Ray・Asher(レイ・アッシャー)
タグ:
鮭ちゃ
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
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EDU
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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簡易表示
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
Ray…………明るく光り輝く人生になりますように。 Asher………幸せなもの、幸運な、恵まれた (EDU×1+STR×1)2015自衛隊員ベース 誕生日7/4 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 両親は医者だった。母は自分が産まれてから仕事を辞めた。 父は仕事で帰宅も遅く、一緒に過ごす時間は母と比べて少なかったが、それでも自分の父親が医者であることは幼いながらに誇らしかった。 ある日、今年はまともに誕生祝ができなかったからと言って、父が休みを作ってくれた。 それが嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。 いくら誇らしいとは言っても、寂しいことには変わりがなかったから。 家族で行きたいところ、やりたいこと、食べたい物、見たい物、それらが沢山あって選びきれなかった。 当日、自分は母と車の後ろの席に座っていた。助手席も好きだけれど、こっちの方が好きだった。 ここに座るときは、父が必ず運転席にいるからだ。それが嬉しかった。 バックミラー越しに目が合うと、決まって変顔をし、自分と隣にいる母を笑わしてきた。 最初はどこに行こうか、そう話していた時。 外から聴いたこともないくらいの大きい音がした。 「伏せろ!!」と、次いで父の大きな声が聞こえた。 父が運転席からこちらに向かおうとしたのが見えた。 自分を抱きとめようとする、母の体で父が視界から掻き消えた。 何も見えない、途端にすさまじい衝撃が体にかかった。 砂埃の匂い、鉄臭さ、圧迫感、熱、息苦しさ。耳元で心臓の音がよく聴こえる。 それらを感じ、目を開く。 母がまだ、自分を強く抱きとめているようだ。 何故だろうか、体の隙間から視線を先に伸ばす。 壁があった。 おかしい、この車はこんなに狭くはない。 頬に生ぬるい汗が流れ、顎を伝っている。 嫌な予感がした。 視線を下げる。 父が、こちらに向かって倒れていた。 でも、視界にとらえたのは上半身だけだった。 父は大きながれきの下に、倒れていた。 言葉にならない悲鳴をあげながら、何度も何度も父を呼んだ。目からは涙が勝手に流れていた。 すると、キュッと左手が何かに優しく包まれている感覚がした。 父が自分の手を握っていたようだ。気が付かなかった、一体いつから握っていたのだろうか。 「お父さん………?」 恐る恐る声をかけた。 父がひとつ、咳をしたのを見て少し安心した。 だが、その安心感はすぐにかき消された。 「レイ、今からあまり、声を出してはいけないよ。空気がなくなって、呼吸が苦しくなってしまうかもしれないから。」 父はそう漏らした。 握られているのは左手なのに、それ以上に心臓が握られているような気分だった。 言葉ではなく、父の声にだ。 聞いたことのない父のそのか細い声が、自分を一気に現実へと引き戻した。 「少し、厳しいことを言う。」 直感で聞きたくないと、脳が信号を出した。 でもそれを背けることができないくらい、母に強く抱きしめられていた。 左手が熱い。 汗が流れ続けている。 「いいか、お前に起こる全てのことは、お前にとってきっと何か意味がある。今みたいに、つらいこともあるかもしれない。 そして多分、他の人より難しい人生になるだろう。でも、それをも強さに変えれるだけの力を、お前は持っている。 大丈夫、お前は何歳になったって、父さん達の自慢の息子だ。」 「最期まで見守ってやれなくてすまない。母さん、レイ、愛してるよ。」 左手の包まれた感覚が、ふわっと浮いた。 それでもまだ、暖かかった。 【1日経過】 どのくらい時間が経過したのだろうか。頬に、渇いて張り付いた感覚がある。 泣きすぎたのだろう。体がだるい。 不意に髪がカサっと動いた。 「お母さん…?」 反射で顔を、動く限り上げようとした。 「ごめんなさい、お母さんちょっと寝ちゃってたのね。」 それでも相変わらず顔は見えない。 しかし優しい母の声を聞いた瞬間、また涙が流れていく。 母が眠っていた時のことを、可能な限り上手に話そうとした。言われた通り、小さな声で。 「きっと助かる。一人でよく頑張ったわね。大丈夫、お母さんが付いてるからね。」 その言葉にわずかながら安心し、ゆっくり意識を手放した。 暖かいと感じていた左手が、徐々に冷たくなっているのを感じながら。 【2日経過】 目が覚めた。耳元で心臓の音が聴こえる。 しかし気のせいだろうか、前と比べて弱い気がする。 不安になり、必要最低限「お母さん?」とだけ声を出す。 すると「おはよう」と、優しい声が返ってきた。 きっと気のせいだ。 体はさらに倦怠感に包まれていた。頭がぼんやりする。呼吸がしずらい。 手がしびれてる気がする。父の手が置かれているからだろうか。 胃がへこんで気持ちが悪い。だがもう食欲なんてものは感じなかった。 もう時間の感覚なんてものはなかった。あたりの匂いで気持ちが悪い。 何日食事ををとってないのか分からない。 とにかく体の不調は悪化するばかりだった。 「レイ…?」 前に聞いたのは「おはよう」だ。久しぶりに声を聞いた気がした。 だが声を出すのも億劫で、少し首を動かした。 「もう、本当にだめかもしれないと思ったら、母さんを食べなさい。」 ぼうっとする頭でも、ちゃんとした意味で理解ができなかった。 「昔にね、飛行機の事故にあって、ご飯が食べられなくなった人たちがいたんだけど、そのときに亡くなった人を食べて、命をつないだ人達がいたの。 一口だって構わないわ。それと血液も半分は水分でできてるから、水の代わりとして飲みなさい。」 いつの間に、こんなに母の心臓の音が小さくなっていたのだろう。 「母さん達は貴方が幸せになれることを心の底から願ってる。ご飯をしっかり食べて、ちゃんと睡眠もとって、遊ぶことも忘れちゃだめよ。 それと、生きることに貪欲でありなさい。何の為かは、きっと貴方らしく生きていれば、理由は見つかるわ。」 いや、小さくなっていく音はちゃんと聞こえていたんだ。 「ごめんね、貴方を助けるために、こんな酷いことしかしてあげられない。ごめんなさい、愛しているわ。」 閉じ込められてから、初めて無音に襲われた。 【3日経過】 きっとこのまま行けば、助けが来る前に死ぬことは明確だった。本当に助けが来るかも分からない。 最期の最期まで、自分に未来を託してくれた両親。 幸せだった思い出。 このまま自分が死ねば、一体どうなる。 母の首元に噛みつく。これでもかと気を引き締め、力を入れる。 途端に感じたことのない触感、感情が襲ってくる。 視界に赤が流れる。まだほんのりと、暖かい。 大好きなお母さんなのに、気持ちが悪くてたまらなかった。 今まで以上に吐き気を覚えた。 体が母を、必死に拒絶していた。 それ以上に無くしたくなかった。 残されたもの、託されたもの、これから積み重ねられる何か。 この悲劇がなかったことになるのが、酷く悔しく苛立たしかった。 その一心で、吐き気を踏み潰した。 母を、人の肉を食み、血を啜った。 それでも涙が出ないほどに、体は弱りきっていた。 口元の乾いた血の感覚で、あの時流れていた汗が母の血であることに、今更気が付いた。 突然、光が差しこんだのが目をつむっていても分かった。 「おい!!誰かいるか!!」 その声を聞き、出せる限りの助けの声を上げ、再び意識を手放した。 生き埋めになり、4日目の朝だったらしい。 こうして奇跡的に命を繋いだ。 しばらく昏睡状態が続き、次に目が覚めたときは病院のベットの上だった。 一人だった。 涙が流れ、あぁ生きているのだと感じた。 少し動けるまで回復した頃、両親の元、慰霊碑へと向かった。 するとそこに、泣いている年の近そうな子供がいた。 同じ境遇なのだとすぐに分かった。 自分だけではないのだと。関わらずにはいられなかった。 優しく肩に触れ、彼が泣きやむまで寄り添った。 名前はアイザックというらしい。 この事件でどういったことが起きたのかを話し合った。 お互いまともな身寄りもなく、すぐに打ち解けた。 「不幸なままって、何か負けた感じするんだよね。だから絶対に幸せになるか、「自分がいて良かった」って思われるようになりたいんだ!」 「僕のお父さんが言ってくれたように、アイザックが今生きているのにもきっと何か意味があるんだよ!だから一緒に頑張っていこうぜ!」 そうアイザックを励まし、二人で約束をした。 それからというものの、事件後から生活に支障をきたしていることを治す努力をした。 暗所恐怖症、閉所恐怖症、人との接触、それと食事。 一番は食事だった。生きていくうえで最も必要不可欠だったからだ。 普通の食事もそうだが、肉は特に受け付けなかった。 母のことを思い出す、言われたことも。口に含むのですら精いっぱいだった。 途端に強烈な吐き気が襲う。 それでも絶対に吐き出さなかった。吐き出すものかと、強い意志でねじ伏せた。 栄養を取るために、強く生きるために肉(これ)は必要だ。 だからこそ、あえて沢山食べるように心掛けた。 食事を人よりも沢山とった。好き嫌いせず、なんでも。 残すことも絶対にしなかった。 母に言われたように、生きるために、自分の目標のために、沢山食べて、寝て、時には思いっきり遊んだ。 他も克服しようといろいろやった。 移動時に車に乗ることは、生きていくうえできっと避けられないだろう。 生活するうえで暗い場所も、狭い場所も少なからずあるはず。人との接触もそうだ。 しかし現在に至るまで、食事以外は完治することはなかった。 暗い場所、狭い場所は気力でどうにかなっても、体が震えて仕方がない。 時間がたてば気も持たなかった。 人の接触は大丈夫だった。 しかし暗い場所での接触は、あの時のことを思い出し、気が動転してしまう。 そんな生活を送っていたせいか、そもそも事故でキャパオーバーしてしまっていたのかは分からない。 いつの間にか、7才を過ぎた頃には完全に髪が白く染まっていた。 アイザックにもかなり心配をかけた。 正直つらいことは確かだった。 しかし、それでも父と母の最期に残してくれた言葉を胸に、自分を奮い立たせた。 きっと意味がある。生きることに貪欲であれ。 謝らないでいてほしかった。 嫌な人生だったと、死んでいきたくなかった。 父と母に、安心してほしかった。 10才を迎えたころ、アイザックが親戚の家に引き取られ、遠くに引っ越すことになった。寂しくてたまらなかった。 いくら強い意志を持っていても、一人は心細かったのだ。 でもそれはきっと、アイザックも同じなのだと思った。 だから絶対に涙を流さないようにした。不安にさせないよう、強い心を折らないように。 「次会った時、お互いもっと強くなれてるように頑張ろうな。その時に沢山思い出話とかもしよう。」 そう約束をした。 離れてても一人じゃないと、自分とアイザックを安心させるために。 それから数年後、不安定な生活に慣れてきた頃。 「FBI」について、明確に知る。 両親も人を助ける仕事をしていた。自分にもそれができるかもしれない。 境遇は違えど、同じように苦しんでいる人がいることを考えると胸が締め付けられた。 一人でも多くそのような人達が減ったら、どれほど幸せか。 そう自分の中でまとまるのは驚くほど速く、すぐに行動に移すこととなった。 あの時生き残ったのは、きっとこのためなのだと、そう強く思った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 元気ハツラツしてる若者。 元々は金髪。ストレスで白髪になった。 事故の後遺症なのか、身長はあまり伸びなかった。 それでもご飯は沢山食べるし、可能な限りちゃんと寝るし、運動もする。休日は思いっきり遊んでる。 でも仕事の時はちゃんと集中してます。メリハリ大事。 他人がご飯残してるのを見るとやや怒りますが、食べれなさそうなら問答無用で自分で食べる。 アイザックと再会してからは、二人でよくご飯を食べに行っている。(大食い勝負をよくしてる)(絶対残さないよ) 映画鑑賞は、自宅で明るい部屋で行うなら着いて行くかも。(映画館は無理) 偶然再会できたのが嬉しくてしょうがない。同じ職業だからなおさら張り切っている。 今でも駄目なことはある。 一人暮らしにしては広めのマンション。解放感があり、圧迫感を感じさせない空の壁紙。(壁、天井) 寝るときも電気をつけて眠っている。多少は慣れたと言っても、ストレスがかかっていることには変わりないから。 (何でもない時に暗い場所が苦手っぽいとバレた際は、お化けとか怖いからと答える) トイレの狭さは慣れていても、嫌なものは嫌。だから出るのがめちゃくちゃ早い。 車にもある程度は慣れたが、長時間はつらいし、できることなら乗りたくはない。 暗所で手を繋がれる、抱きしめられる(こっちは特に女性)ことには今でも酷く動揺してしまう。(父と母の死を強く感じる行動のため。) 元気いっぱい生きているが、両親の意図しないとことで両親の最期の言葉に縛られ続けている。 何度か父の言葉に疑問を抱いたり、母の言葉に不安感を覚えたこともある。 それでも進んでいけるのは、彼の持ち前の前向きで純粋な心と、幼馴染の存在があったからだろう。 他人に弱いところはあまり見せない。 見せた途端に折れてしまいそうだから。
※
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