和泉涼貴(いずみすずたか)

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その他メモ

和泉 涼貴(いずみ すずたか) 25歳 図書館司書  
誕生日：6/5　血液型：B型

一人称：俺
二人称：名前呼び捨て / 名前+さん
イメージカラー：紺鼠　#3F4551

前世：冷泉 鈴之介(帝大大学教授・医学専攻)
https://charasheet.vampire-blood.net/4138168

「どーもっす！  君、久世静馬って文豪知ってる？  
　知らないのかぁ、人生九割損してるなぁ。俺が教えてあげるっすよ！」
「好きな人が手に入らないってのは辛いよな……目の前にいればいるほど、俺の物にしたくなる。
　もう二度と、手放したりしない」

「ん？  生きてりゃいつか会えるっしょ。転生なんてものもあるぐらいだし、
　一度の人生で全部決めようと思う方が間違いじゃないっすか？」

大正時代に生きていた「冷泉鈴之介」の生まれ変わり。10歳の頃に海で溺れ、前世の記憶を思い出した。
(鈴之介が亡くなったのはWW2時の船上。死因は沈没による溺死)

急に全てを思い出した為、暫く寝込む。
また生前、久世静馬(結核で先に死亡し、看取った親友)への
言葉にならない想いを抱えたまま死んだ為、急にその想いが涼貴を支配し、
前世の鈴之介に半ば乗っ取られたまま久世静馬の生まれ変わり(転生先)を探していた。
涼貴は最期の想いを恋愛感情だと解釈したようだった。

死に様から順番に思い出していた為、死んだ時→静馬を想ったまま戦い、
人を殺していた日々→静馬の死 に10代は暫く心を囚われ、年にそぐわない戦時中の書籍や当時の時代背景、
久世静馬の事、当時の結核の事などを乗っ取られたように調べ続けていた。
高校に入り、(静馬の生まれ変わりの人物)と出会って上記の事柄を指摘される。
その当時の先輩は、久世静馬としての記憶を一切思い出しておらず、
「そいつ誰だよ」と拒絶されと一度かなりのショックを受ける。
(久世静馬の生まれ変わりを探す為だけに生きてきたようなもののため)
和泉涼貴として先輩を愛していると勘違いし、猛アタックの末、大学まで押し掛けて、交際を遂げる。
世界中の何よりも久世静馬が好き。先輩に大型犬のように常について回る。
先輩や久世静馬の事以外だと、比較的明るくパリピ気質。
コミュ強なので誰とでも仲良くなろうとする。但し空気の読めない発言もする。

家族構成はごく普通の一般家庭の末っ子。
前世を思い出した日から多少気遣われることもあったが、結構好きにさせてもらっていた。
幼い頃から、久世静馬の書を読み、記憶を反芻するようにして信仰して来た為、
オカルトに明るくなり(静馬の本は自伝の為、探索者である彼の歴史をなぞると必然的に明るくなる)
歴史を調べていたので歴史にも詳しくなり、勿論図書館に通い詰めていた為、結局司書になった。
(生き生きと久世静馬コーナーを作っている)
涼貴にとっては、今は記憶を取り戻してからの自分が自分だという自負がある。
その為、過去の記憶・前世にすがりがちな部分は強く、事実興味のある分野や、
技能に関しても過去の自分や久世静馬に根ざしている部分が大きい。
冷泉鈴之介＝前世の自分に対しては、久世静馬に対して意思を示さなかった事に対する怒り、
先輩、久世静馬に出会わせてくれた事に対する感謝、
侵食されることで自分が自分で無くなってしまった事に対する複雑な心境がないまぜになっている。

本来の和泉涼貴は素直で明るく、時々甘えん坊な普通の子供だった。
記憶を取り戻すまでは一人称も僕、どちらかというと知的好奇心が旺盛なだけの静かなタイプだった。
ただ彼はその時点では特に何も秀でておらず、友達も多い方ではなかった。
→ その後の性格形成に関しては、友達を少なく絞ってしまう事に対する前世からの教訓があり、
一人一人に対する依存度を下げようと彼なりの努力の部分が大きい。
→ その分、一人一人を失う事を恐れている。

和泉涼貴という男の子の人格は10歳の時にほぼ一度に前世の記憶を受け止めてしまったその時、前世の死者の感情に飲み込まれてしまいました。彼が幼い心で解釈した死者への後悔と愛に今でも一人で踊らされています。
還ることのない死者への思いや愛をかかえて、いつか叶うと信じ続けていないと彼は彼自身を保ち続けることができないのです。それが、彼自身の生きる意義であり価値なので死者はいつか還るものだと、信じていればいつか戻ってくるのだと信じ続けています。
前世絡みの記憶を失った状態での和泉涼貴はただの空っぽの器であり、何も残らないかもしれない。
記憶にすがり、記憶に怯えるのはそういった要因も。

友達は友達なので疑いたくない、愛する人は守りたい。
でも友達も愛おしくなっちゃうからやっぱら守りたい、でも絞るのは依存しそうで怖い、
という矛盾した思想を持つ、人として生きるのに不器用男。

和食より洋食が好き。
→和食に固執していた前世への反抗心(フラッシュバック避けもあり)
→久世静馬の好きな物を好いている
死去した場所である事、幼い頃のトラウマもあり、船・魚・海は余り好まない。