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美聖 玲奈/みさと れな(16) 「…え？あ、はい。私が美聖玲奈ですが……。あー……いえ。ごめんなさい。あんまり私目立つの好きじゃなくて。今更って思われるかもですけど、それでも嫌なんです。お引き取りください」 「……。ごめんなさい。私、恋愛はできないの。 誰と付き合っても、何処かで何かが違うって否定してしまうから……だから、ごめんなさい。好きになってくれてありがとう」 【性別】女 【誕生日】2月14日 【家族構成】養父 何事にもストイックに励み、誰にでも優しい女の子。 運動は苦手であるが勉学においては右に出る者がおらず、常に学年トップを取っている。 しかしその実あまり目立つのは好きでは無いようで、度々勧誘を受けてはいるものの生徒会などに入るつもりは無いらしい。 文学系の物が好きで、本を読むのが趣味。歴史についてもかなり興味があるようで、古文や日本史、世界史等は特に得意科目であるのだとか。とは言っても他の教科が苦手であると言うことでもなく、基本的にはテストは90点代以上を毎回キープしている。 その事から先生ウケも良く、本人の真面目な性格も相まって学内でも優等生として有名である。 容姿端麗で成績優秀な彼女ではあるが、実は今過ごしている彼女は本当の家族ではなく、拾ってくれた恩人なのだと言う。 彼女には小学生付近の記憶が無く、気づいたら今の養父の家で過ごしていたと言うのだ。 養父は何かを知っている様子ではあるものの、毎回玲奈がその事に着いて聞こうとしてもいつも顔を顰めて言いにくそうにする為、次第に玲奈も自身の過去について詮索しなくなって言った。 しかし、記憶がないとは言ってもぼんやりと覚えている事はあるようで、歴史や古典、百人一首が好きな理由として何故か惹かれるから、という物がある。玲奈曰く、それらに触れていると懐かしく感じる、と言うのだ。 果たして、それが封印されてしまった彼女の過去に起因する物なのか。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿真実は、神のみぞ知る。

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