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【キャラクター】 　名前：如月　凜 　職業：刑事（2015） 　性格：基本的に物腰が柔らかい、優しい性格。 　　　　出来るだけ血が流れない結果を望んでいる。 　　　　昔の事件をきっかけに、男性（特に20代～30代）が苦手で、強姦事件系等はかなり粘着的に解決に動いてきた。 　特徴：拳銃を使おうとすると手が震えるため、基本的に警棒（杖技能）で代用する。 　誕生日：6月24日 　現在の家族構成：母、父（数年前に離婚） 　趣味：キャンプ、読書 　好物：カロリーメイト（チーズ味） 【如月家の背景】 「もし女神がこの世に生まれてきたなら、きっと彼女の様な美しさなのだろう」 　そう囁かれるぐらい、凜はこの世に生まれた時から、人並み外れた美しさを持っていた。 　その為、幼いときから周囲の人間に、羨望や嫉妬、俗情の眼差しを向けられてきた。 　だが、凜自身はその美しさをひけらかすことはしなかった。 　外見だけで判断される現状に辟易し、自身の内面を磨くことを心がけてきた。 　容姿端麗な彼女は、いつしか多くの人から慕われるようになった。 　が、事件は急に起こる。 　高校生になった時、凜は自身の父親に強姦されかけたのだ。　 　凜自身の必死の抵抗と異変に気付いた母により、未遂に終わったが、その恐怖は彼女に深く傷を植え付けた。 　血走った目と荒い息づかい。 　その時の父の顔は、明らかに凜のことを家族ではなく、1人の女として見ていた。 　「俺は悪くない、悪いのはあんなに綺麗な顔をしているお前の方だ」 　父は警察に連れて行かれる最中、凜に吐き付けるようにそう言った。 　結果、母は父と離婚し、母子家庭となった母親は、女で1つで凜を育て上げた。 　 　その後、凜は同年代の男子に恐怖を抱くようになってしまう。 　話しかけてくる男子の表情は、仮面のように感じるようになり、男性から距離を取り始めるようになる。 　そんな凜は将来の夢として、警察官を選ぶ。 　自分の様な被害を受ける女性の味方になるためにも、努力を続けてきた。 【NPC：浮島永青との関係】 　念願の刑事部に所属できた凜だったが、それは前途多難な日々だった。 　特にバディとの連携が上手くいかず、1人目の30代男性とは上手くコミュニケーションが取れないことを理由に １年ほどで解消してしまう。 　そんな凜に紹介されたのが、少し年配の浮島永青だった。 　年配といえども、男性ということで多少の警戒はあったものの、浮島の穏やかな感情は凜に安心感を与えた。 　その安心感は凜にとって忘れていたものであったようで、少しずつ親睦を深める内に、 「浮島さんが自分の父親だったら良かったのに…」とまで考えるようになっていた。 　 　そんな当時、「三木本良治」の事件が起きる。 　当時、良治に食い掛かるほど声を上げていた凜に対して、浮島は声をかけてくれた。 　その時、心身ともに疲れていた彼女は、自分が父による強姦未遂の被害者だということを告げる。 　はた迷惑かつ重い話であるにも関わらず、浮島は優しく全てを聞いてくれた。 　そんな浮島の存在は、まさに父と言える様な立場へと凜の中では変わっていくのだった。 【自身の罪について】 　凜は『神谷竜太郎』という20歳の少年を殺している。 　それは過失で、バディの浮島を守ろうという行為だったが、事実は事実だ。 　《ナイフを持っていなかった》という事実は闇に消え、如月が罪に問われることは無い。 　だが、「人を殺した」という罪は何時までも、何時までも彼女の心を縛っている。 　 　そんな凜だが、罪を背負い、「こんな自分が刑事で良いのか？」という罪悪感に駆られながらも、 「この世の強姦事件から女性を救いたい」という気持ちの元、現在も刑事として働いている。 　が、もしかしたら心の何処かで。闇に潜む自身の罪に救済を求めているのかも知れない…。 　

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