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私立百合園高等女子学園の3年生 誕生日5月27日 ライラックが咲く季節 名前は病院の外に咲いていたライラックから取られた ライラックはフランス語でリラ(Lilas)だから いつも行動を共にしている親友とも呼ぶべき少女に淡い恋心を抱いている 基本的に目立つのが嫌いな事なかれ主義者で、テストではバレないように手を抜いている しかし、目立ちたくないだけでポテンシャルは相当高い 本当は満点をとれるポテンシャルは秘めているし、真面目なので家に帰れば予習復習は欠かさない 努力の跡を人に見せたくないのか家庭学習のノートは絶対に人に見せない 頼られるのは嫌いじゃない しかし面倒ごとは嫌いなので目立たないようにクラスではあまり口を開くこともない 故に友人もさほど多くはない いるけど ルームメイトはもしかしたら本当は勉強熱心なことに気付いているかも というか隠しようがないし 隠そうとするときはイラストを描いていたってことにしてごまかす(ストックはあるしイラストを描くのも好きなので勉強の合間に描いている) クラスでは波風を立てぬよう無口で寡黙な少女で通しているが、お喋りは好きなので仲のいい友人だけの時は結構喋る。 容姿端麗で、クラスでは寡黙でクールな人で通しているので一部からは高嶺の花のように見られているかも でもあくまでそのキャラを演じているだけなので気づく人は気づく 本来はもっと元気な子だった 昔はもっとアクティブな性格だった 小～中学校の頃は自分の実力をフルに発揮していた ただ、周りからかけられるプレッシャーに徐々に耐えられなくなり高校に入ってからは平均ぐらいになるように何でも調整している 目立たなければ圧をかけられることもないだろうと思ったから 実際その方が彼女にとっては楽だった 吹奏楽部に所属していて、フルート担当 とても上品で、どこか儚げな音色を奏でる彼女のためのソロパートがなぜかかなりの頻度で組み込まれる ファンも一定数いる なぜならめっちゃ上手いから(語彙力) 彼女自身もフルートが好きなので時折一人で吹いている APP16の大人びた性格な子がフルートから美しい音色を響かせていれば、学校が学校なら大層モテたでしょうね 小学校より前の記憶がない 普通に生きていてもぼんやりと残っていたりはするが彼女にはそれがない 故に彼女にとってはそこからの記憶がすべてである 実は家が教会だった 小学校に上がる前に燃えた 焼けた木材、炎で輝くステンドグラス、崩れる石材 そのトラウマで記憶のすべて燃えて消えた 家族は全員無事で莉來も奇跡的に無傷だったが、その後再会した両親を両親だと認識できなくなってしまった(まぎれもなく両親) 住んでいた家は教会とは別だったので(敷地内ではある)アルバムやカメラに残った自分の写真を見たがそれが自分だとは到底思えなかった それがかつての莉來だと誰もが言うが莉來自身は違うと思っている だってそんな記憶はない しかしそれを否定できないほどに莉來には何もなかった 「私が違うのかな」 そういうと両親を名乗る2人はひどく悲しそうな顔をする 「莉來、あの協会が好きだったもんな・・・いつもピアノを弾くとりらも弾く！っていつも一緒に弾いてたし・・・」 両親の言葉は本当なのかもしれない、アルバムにはそんな写真がたくさんあった。 やっぱりそれは私じゃない だってそんな過去はないから 私があれが教会だったと知ったころには焼け跡しかなかったから その後はお互い口を開くこともなく眠りに落ちた 夢 それは燃える教会の夢、全部が焼ける地獄のような夢 恐ろしくも、不思議と悲しさは感じなかった きっとあれは両親が言っていた教会なんだろう でも、あるのは違和感だけ 過去と記憶のギャップ 昔の私は小説のように消えてしまったのだろう ここからの私はここから作ればいい 後がないのなら、前だけ見ればいい その方がきっと幾分か苦しまずに済むだろうから 特徴表 勉強家　日々学ぶことに精進している。EDU＋1。またEDUによる年齢の下限は適応されない。 不定　恐怖症　一人が怖い 　　　恐怖症　火が怖い

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