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愛染 良二(アイゾメ リョウジ) 38歳 指定暴力団 真信會 構成員 表の顔は羽星不動産という不動産屋 真信會では相談役に位置する。 良二が16の頃、家出をしていた頃に先代組長である羽山 十蔵に拾われ、十蔵の元で仕事していた事がきっかけで真信會へ入門。拾ってもらった恩の為、骨は真信會に埋める覚悟である。 近年の暴力団排除条例の激化により稼げるシノギは減り、以前に比べて金銭的に追い詰められて来ている現状に日々胃を痛めている。 ・生い立ち 良二が小学二年生の頃、弟を含む一家四人を乗せた自動車にトラックが衝突。 良二以外の三人は即死。不幸中の幸いにも良二は重症を負うも命に別状はなかった。 それ以降、母親の祖母である芥川トメに引き取られ生活を共にする事となる。 祖母は自分が死んだ後に良二が一人でも強く生きていけるようにと、厳しく彼を育てた。 学校や私生活でも両親がいないというだけで好奇の目に晒され、家に帰れば口うるさい祖母がいる。 そんな生活に嫌気が差し、16歳の頃に家出をする。身寄りもなく、頼れる相手もいない一人での生活を続けていく内に、祖母が厳しく自分に接していた真意を知り、10年後に戻って来ることとなる。 大嫌いだった厳格な祖母は、ただ涙を流し「おかえり」と一言、優しく彼を受け入れるのであった。 それからは年老いた祖母を労り共に生活を続け、今では祖母を大事に思い立派なおばあちゃん子になった。 祖母には不動産の仕事をしている、と伝えており本当の仕事については話さず、墓場まで持っていくと胸に誓っている。それがたとえ愛する家族を裏切る行為だとしても。 趣味は登山と読書 人の比較的少ない早朝から山を登り、自然に耳を傾ける事で日々のストレスを解消している。 山小屋で読む本が好き。最近は山頂で撮った写真を祖母へ送っている。

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