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・PC２ 私立探偵 あなたは無名の探偵だ。次のあなたの仕事は、豪華客船＜日之出丸＞で行われるオークションにて、怪盗を捕まえることだ。 作成ルール： ・ポイント振り分け制を起用、能力値の合計を 100 までで設定する。全ての能力の上限は 18 までとする。 ・基本ルールブック・帝国サプリ共に私立探偵 言いくるめ、鍵開け、心理学、追跡、図書館、法律、目星 【以下から１つを選択。聞き耳、写真術、値切り、スタンガン】 十年ほど前に特別高等警察官僚である父親の捜査にこっそりついていき「銀幕の火事」を目撃する。そこでルンペンネズミを見殺しにした上にそれをもみ消した警察という組織におさないながらも懐疑心を抱く。 それまで尊敬していた父親の仕事の闇を見てしまったことにより、父親に反発心を持つようになる。父親としては家で大人しく花嫁修業をして、良縁にめぐまれて結婚し、”女として”の幸せをつかんでもらいたいと思っているが、本人は弱いものが虐げられるのであれば、女ひとりでも生きていけるようにならねばならない、虐げられる人を救いたいという二つの思いで探偵を始める。まだまだ時代として彼女に向けられる視線は厳しいものがあるが、良家のお嬢さんの道楽と思われている節もある。そういった舐めた目で見られることもやはり癪に障り、しかし親の名前を出すことにも引け目を感じつつも、そのくらい意地汚くないと生き残れないということも知ってしまったため、時に親の名前を借りて活動している。 根が実直で確かな実力もあるため、依頼者はぼちぼちいるようではある。探偵として大きな実績はないながらも細々と続けていたが、ついに父親が「20歳までに大きな実績が上げられなければ婚約者を決め嫁に出す」と言い出したため、大きな功績が必要となった。今回はそんな事情のもと怪盗を捕まえるためオークションの行われる豪華客船＜日之出丸＞に乗り込むこととなった。 警察への不信感もあり、いつの間にかどんな立場どんな関係にあっても疑ってかかることが当たり前になり、心理学が身についた。最初は後ろめたさでなかなか学ぶ気になれなかった鍵空けも、必要に迫られ、両親には内緒で身に着けていった。その際図書館で調べ物をしたり、金具の音をよく聞きとろうとしたため聞き耳も鍛えられた。警察の向かった事件現場や関係者のいる場所などにこっそりつけて、汚職などがないかあの事件以来よく追跡するようになった。でも、すればするほど腑に落ちないことや、虐げられた人を見てしまうこともあり、人間不信が募る。 補足： 事務所は「小犬丸探偵事務所」。 腕っぷしには自信がなく、職業柄恨みを買ったりすることもあるため拳銃はいつも持ち歩いている。その腕は父親に「お前が男なら」と言わしめるほどであり、それゆえにいまだに探偵業を許してもらえている節もある。逃げ足と拳銃で身を守ってきた。頭もそこそこよく、つくづく性別が違えば警察になって父親の頼れる息子になっていたかもしれない。 兄が二人(千春、千秋)、姉が一人(千夏)。兄二人は警察官をしており、姉は結婚している。千春が長男で28歳。千夏と千秋が双子で26歳。年の離れた末っ子ということもあり、兄姉からは可愛がられてきた。

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