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設定 クトゥグアを信奉する教団、『星火の会』の開祖であり教祖。ぱっと見では人当たりの良い優しい老人を装っているが、実際はかなり用意周到で計算高い。鹿井 玲華にネスター書簡を送り、復讐心を煽った張本人。彼女の騒動による一般市民の不安感や焦燥感に漬け込み、『星火の会』に入信させ、その信者を自らの手籠めとし、クトゥグア召喚の準備や邪魔者の排除、鹿井 玲華のサポートをさせている。ここまで狂信的な彼の行動の根底には『自分をどこまでも貶し嘲笑った大学や生徒、学会への復讐』という願望が大きく影響しており、かつて彼が正気を削りながら辿り着いた惑星『フォーマルハウト』、恒星『コルヴァズ』と呼ばれる星のどちらかに棲むとみられる超巨大な炎のような生命体と地球に残るその痕跡や崇拝の事実を世紀の大発見だといわんばかりに学会で発表した結果、「そんなオカルトじみたものがあるわけがない。妄想を描きたいのなら小説家にでもなるんだな」と学会に一蹴され、追放。学生たちからも「オカルトジジイはさっさと帰れよｗｗｗ」などと馬鹿にされる始末。その後もめげずにフォーマルハウトとコルヴァズ、そしてその星に棲まう炎のような生命体についての調査の過程で、その炎のような生命体が『クトゥグア』と呼ばれていることとかつてこの『クトゥグア』を信仰していたとされる神官『ネスター』とネスターが残した『ネスター書簡』と呼ばれる書物とその情報を手に入れた。彼はこの『ネスター書簡』を読んでしまったことで心の奥底で燻っていた復讐心が肯定されたことでタガが外れ、今の復讐のためなら手段を選ばなくなってしまった。 所持呪文 《クトゥグアの招来・退散》 任意のMPを使い、1d10の正気度ポイントの消失。(基本P262) 《クトゥグアの火の粉》(オリジナル呪文) 任意のMPとSAN値を1d6消費して発動。 消費したMPの数だけ、野球ボール大の火の粉を作り出し、放つ。火の粉一つにつき、2d6+1d3ラウンドの炎上ダメージ。 《コルヴァズの剣の精製》(オリジナル呪文） MPを1d6消費かつ火鬼(炎の精)を一体生贄とすることで炎の精を剣に変える。 《炎の精の召喚／従属》 任意のMP消費し、消費MP×10％分成功率が上昇する。呪文を行使する度1d3のSAN値減少。また、この呪文はキャンプファイアーのような篝火があり、なおかつ、夜の間にしか行使することはできない。(基本P283) 《犠牲者を魅了する》 対象と穏やかに会話することができる状況でSAN値を1d6、MPを2消費することで、1ラウンド程度話し、呪文の使い手と対象のMPで抵抗ロールで競わせる。呪文の使い手が勝った場合、対象は突然動かなくなり、体が麻痺した状態で口もきけなくなる。この状態は対象が肉体的なダメージを受けたり、何かそれに類似する恐ろしい目にあって目を覚めるまで続く。(基本P255) 《精神力吸引》 SAN値を1d8消費し、呪文の使い手と対象のMPを対抗させ、呪文の使い手が勝った場合対象は1d6のMPを失い、呪文の使い手はMPを1d6得る。対象が勝った場合、対象はMPを6点得て、呪文の使い手はMP6点を失う。(基本P266)

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