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職業ベース:2015用心棒[EDU×10+DEX×10] 特記:人間や自然界の動物の死体などを見ても正気ポイントを失わない。ただし、超自然的な原因だとわかると、通常通り失う。 ウィリアム・イルリヒト[William・Irrlicht] 愛称はウィル。 いつでも楽しそうにしており、とにかく素直だが素直すぎて突飛な所がある。 組織の人間には誰にでも好意的で、命令を拒否することは勿論、文句を言うことも滅多にない。とはいえ生意気は言う。 基本的に脳筋なので、とりあえず彼に相談すると物騒な提案をしてくるが彼本人としては大体冗談のつもり。 敵対したものには容赦が無いが、それでも一般人に対してはかなり優しい。 もしもファミリーの命令に苦言を呈すことがあるとすれば、一般人を巻き込む場合。 パーカーの内側に仕込んでいるのか何なのかどこからともなく銃器を取り出してくるが、まあまあの確率で失敗して全部バラバラ出てくる。 何をするにも口笛を吹くのが癖で、歩いていても、遊んでいても、人を殺す時ですらも口笛を吹いている。その気になれば大体の曲は口笛で吹けるが、やる気を出すことはまず無い。 AconiteHO4バレあり↓ ウィリアム・イルリヒトは偽名。 天国にも地獄にも行けない者。死後の国にも行けずに現世を彷徨う者。ウィル・オ・ウィスプから取った。 本名はヴィルヘルム・グラウ。愛称はヴィル。 ヴィルヘルムの意味は｢意思｣｢兜｣、グラウは｢灰色｣。 元々の髪色は灰色だが、変装のために髪色を奇抜に染め、サングラスを掛けている。 元々は父と同じような警察官になるのが夢だった正義感の強い少年だったが、両親を殺されたことへの復讐を成し遂げるためなら何だってすると誓っており、その途中で人を初めて殺した際、彼の人間性のどこかが壊れてしまった。 そのためいつでも楽しそうに笑っているように見えるが、実際はほとんど感情が動いていない。 「ヴィルヘルム・グラウ」は人殺しをしたあの瞬間に自分自身で殺したと考えているので、彼にとってこの名前は本名ではなく死んだ人間の名前であり、昔の名前。 また、そう思うことで過去の幸福だった日々を守っているという側面もある。 そのため両親の形見になるものは全て墓に埋めた。何故ならここにいるのは｢ヴィルヘルム｣ではなく、憎悪すべき対象であるマフィアの一員である｢ウィリアム｣なのだから。 マシューやスティーヴンにその名前で呼ばれると「それはもう俺の名前じゃない」と否定するし、怒りはしないもののちょっと困った顔をする。 復讐が終わった後、最後に殺すべきは自分だと定めている。 希死念慮が奥底にあるため、なんか結構自暴自棄。10年間かなり自分に適当に、しかし復讐にのみ拘って生きてきた。 過剰に残虐なことを言うのは｢マフィアとはこういうものであるだろう｣といった軽蔑と思い込み、偏見による演技が逆に行き過ぎているという理由がある。 マフィアに関連している人間は皆屑同然だろうと思っているため殺すことに躊躇いはなく、むしろ早めに処分するべきだと考えているが、一般人に手を出すことだけは過去の自分がそれを許すことが出来ずにいる。 元々は人の感情や死に深く感情を揺さぶられるタイプの善良な人間だったため、あまり情を持ちすぎると今でも思わず手を伸ばしてしまう時がある。 スティーヴンとマシューの事は信頼しており、彼らの前では繕わなくて済むので逆に滅多に笑わなくなる。スティーヴンはともかく、マシューは自分に同情してくれているだけなのがわかっているので、手伝って貰っていることにかなりの罪悪感があり、このままでいいのかという迷いを抱えている様子。 口笛は父親に教わったものであり、その時のメロディーを思い出し復讐心を忘れまいとしている。よく吹いているのは『魔弾の射手』。 確かに失われずに残っている善性と欠けてしまった人間性、残虐なマフィアの仮面が混じりあって妙にちぐはぐなことになっている。

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