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【5-1…動物に好かれる　独特のたたずまいのおかげか、大抵の動物に懐かれる。】 【2-1…手先が器用　任意の<製作>の基本成功率が50％　<電気修理>と<機械修理>に+10％】 都内の警察署に務める青年。何故か同性によくモテる。 一応警察官なのだが、あまり正義感が強い方ではない。 所属は広報課。学生時代から柔道が得意だったが、うっかりやりすぎてしまわないように現在はあまり荒事には関与しないように立ち振る舞っている。 生まれつき力が強く、些細なことで職場の機械類を壊すために工業高校で培った機械修理技術を用いてなんとか誤魔化している。 普段は丁寧な口調を心がけているが、実際はかなり口が悪く、眼鏡を外した姿はまさにヤンキー。視力もあまりよくないため、遠くのものを見る時には明らかにカタギの人間ではない顔になる。 黄土我久、緑埜独海、紫苑尊とは幼馴染。 彼自身、自分の性格がお世辞にも褒められたものではないということを理解しており、自己評価が限りなく低いのだが、彼らといる時はそういった面倒なことは忘れていられる為、彼なりに大事にしているようだ。 割りとロマンチストで臆病なところがあり、何よりも自分自身を価値のあるものだとしているひねくれ者。 幼少期に実家で飼っているシベリアンハスキーと一悶着あって以来、性格が歪んだ。 ──が、とある一件によって丸くなった。 カラーコード　ED6731 【８年間の軌跡】 「SILENT」の契約が切れた最初の１・２年は尊と我久の失っていた記憶を巡る旅をする。そこにはおそらく、自分自身がどういう人間だったのかを見直すことも含んでいただろう。そこにもう一人の友人、緑埜独海の姿はないが、彼のことを信じて待っている。 旅をしながら、あの日死んだ自分の両親のことを整理していた。これからどうするか、どうしていけるか。 そんな中、以前の自分を知る女性「七ヶ崎風歌」と出会う。 彼女は記憶を失う以前の「橙木幹唯」を知っていた。彼女からも以前の自分を聞き、気付いたら彼氏と彼女という間柄になっていた。 しかし、どこか違うような、パズルのピースが合わないような違和感を覚えて、結局ほとんどなにもせずに別れることとなる。 そうして何かを探すような、それでいて霧散していきそうな３人の中にいるうちに、我久にこんなことを言われる。 『お前のしたいことはなんなんだ？』 その言葉で、はじめて「自分のこと」を考えた。 思えば、自分がしたいことなんてなかった。 『これから先死なずに生きていけるのに、何もないのはもったいないんじゃないか？』 彼はそう続けた。 確かにそうだと思った。振り返ってみれば、いつも誰かのために生きていたような気がした。 自分のためだといいながら、自分のためにうごいた時なんてなかったような気がした。 我久は、自分にそういった数年後に旅に出た。 ──現在は、自分自身も何かを探すべく、尊といろいろなところを巡り歩いている。

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