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ここでの芸名は Çi=Çü(チィ=チュ)で、基本的に新しいサーカスに入る度その名を変えてきた。 名前はつど師匠から付けてもらう。 最後に貰った名前であるこのチィチュと言う名に誇りを持つと共に、また旅に出るのなら自分に新しい名を与えそばに置いて欲しい…という気持ちを持っている。 自分の怪我は治っていないのだからきっと帰ってきてくれるに違いないと、この1ヶ月何も言わず姿を眩ませた師匠へどこかイラつきを覚えながらも教えられた通りにショーを行ってきた。 相棒としてオウムのシミアを連れている。 チィが裏でよく言ってる｢クソッタレ…｣をたまに真似する。 大きな切り傷が額と左脚にある。 この左脚の痛みや痒みは彼の脚を遅くした。元々不器用なのも相まって曲芸の類には全く手が出せない代わりに必死にテイムに力を入れた。 曲芸ができるHO2やHO4を羨ましく思いつつ相談に乗ったりしてる。 脚に傷があることを悟られぬよう、敢えて傲慢なフリをして動物に乗り移動を行ったり、ものを持ってこさせたりしている。 額の切り傷から口元にかけても包帯を巻いている。あえて喋りづらくしてまで口を開きたがらないのは、自分が起こす咆哮が聴力を奪うほどのものであると自覚しているからである。苛立ちやすい自分が、間違えても吠えてしまわないように。 かなうなら誰も傷つけず、自分へケリをつけたい。 Çürük トルコ語で｢腐敗｣ オウム/シミア ライオン/baş バシュ(意味:リーダー) ヘビ/ryğa リュア(意味:夢) トラ/zafer ザフェル(意味:勝利) ゾウ/ısş ウス(意味:熱) イヌ/damla ダムラ(意味:雫) ■猛獣使い Çürük アタハンという師匠から｢猛獣使いを続けて欲しい｣と頼まれた猛獣使い。 HO1を付き従うものと認めたつもりも、 HO2を共に過ごした猛獣達と同じ気持ちで見ることも、 HO4がしたことを許すつもりも全く無い。 それでも同じサーカスの団員として、猛獣使いを続けていくにあたっての居場所としてサィヤ・レイユカールに身を置くことにした。 もうこのサーカスから離れるつもりは無いので芸名を変えるつもりもない。 フェティッシュ<最高のエンターテインメントの追求>が 永久的に発症している。

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