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代々伝わる医者の家に生まれた。 幼いころから医者の難しい本を読んでいたあなたは医者以外の道を知らなかった。 医者に求められる器用さを向上させるためにあなたの親は知恵の輪しか与えてくれなかった。あなたはあたえらっれた子供用のおもちゃなど数秒、多少難しいものでも数分でほどいてしまっていた。いま胸ポケットに入っているものはあなたが子供のころに一番難しかったものを入れている。 答えがわからないことに取り組み続ける集中力と正解への道を探すことに関してあなたは天性の才能を持っていた。 ありていに言うと細かい違和感を見つけることがあなたは得意なのだ。様々なことに興味を抱いていたあなたはいつしか鍵の構造がとても面白いことに気づき、家の屋根裏部屋にあった開かずの金庫を開けることに興味が移っていた。 友人がたわむれに持ってくる開かずの箱を持ってくるたびにあなたの鍵開け能力は磨かれていった。 医者になる道を目指すしかなかったあなたは精神力を高めるためにボルタリングをはじめていた。 それはボルタリングからいい感じの山を登ることになり、いい感じの山を見つけた時に目をつけるために手袋をポケットに入れている。 あくまでも日常生活においての精神力は磨かれたが、それはあなたがホラー系が苦手である事実とは関係がない。 （なお、反抗期というものがなかったあなたは高校生の時に親に反抗することに興味を覚えたため、ふらっとどこかへ失踪してしまった 。高卒なのはそのためである。その後失踪した先で倒れている女性を発見したあなたは、高卒までの間に磨いていた医学知識を生かして適切な措置をした後で近くの病院へ運んで行った。倒れている女性から大層感謝されたあなたは特に何も感じなかったが、女性の両親が実は大病院の院長であったことを知る。女性の両親は娘を救ってくれた礼として独学で医師免許を取るためのお手伝いをしてくれるという。そうして医者になったあなたは以前の名字を捨てることにした。「あなた下の名前公輝っていうの？　私そういう漫画読んだことあるわ！　たしか、GODHANDっていうんでしょ？」その一言によってあなたの名前は決定した。GODHANDHAMUTERU君の誕生である。じゃあ神手くんだな！　あなたの脳内はだいぶくるっていたようだ。） あなたは医者になるということ自体に興味はなかったが、それはきっとあなたの天職だったのだと思う。 あらゆる難病・手術が難しい病気を治していったあなたはいつしかゴッドハンドと呼ばれるようになっていた。 ゴッドハンドハムテルの誕生である。なおあなたは外見にはさほど興味がなかったので、初めて会った時にはあやしい白衣生きたおじさん程度にしか思われない 同僚があなたに仮面ライダーの映画を見に行かないかと誘ったことがある。 それから仮面ライダーにはまったあなたはライダーキックを習得してみたいなと思うようになった。 こっそりかよった忍者屋敷では手裏剣が全く当たらなかったあなただが、仮面ライダーにはなれそうだ。 あなたは医者なので仮面ライダーにはなれないが。ライダーキックにはまってまだ数か月。 回し蹴りを習得したあなたはボルタリング後にそこからライダーキィィィクと叫びながら飛び蹴りするのはどうだろうかと考えている。 ボルタリングの下には巨大なマットも引いてあることだし、いけるんじゃないかな！ 「先生！先生がいなくなったら、私はどうなるんですか!?」 回し蹴りが達人レベルになったら飛び蹴りしてもいいとのお達しが出たぞ！がんばれハムテル！ たまの休日には病院にいる子供のために仮面ライダーの真似をしているらしい。給料は最低限のお金だけ残して何かいい感じの活動資金に回しているらしいぞ！仮面ライダーは子供の夢だもんな！なおバイクには乗れないぞ！好きな仮面ライダーはオーズ。明日に残すものなんて明日過ごす下着だけでいい！ ・・・土砂の村・・・ 相田宗助先生とは小学校の頃の恩師だったため、医者になったときにいつかよぼよぼの爺になったときに俺が手術してやるぜ！的な感じでLINE友達になった！以上！ 相田先生のお呼ばれが終わった後は医院長の娘にプロポーズするつもりでいるぞ！無事に帰ってくるんだハムテル！ 帰らぬ人となったら病院の子供たちも泣くぞ！だからきっと帰ってこい無事な姿でな！ 土砂の村後 あなたは無事に帰ってきた。ののちゃんと話した時間はたった2日だけだったが、その出会いはあなたに大きな影響を与えたようだ。あなたのそのわかりにくい優しさを、もう少しだけわかりやすいような言葉にするつもりだ。いわなければわからないこともある。そうだね。 毎年5/30日にはののちゃんが食べていた（ペロペロキャンディーブドウ味）を食べながら過去の夢を見るだろう。 きっとそれは伝わらなかった優しさを、もし受け取られていたらのIFの物語。 最後まで医者らしいことをしなかったあなたがののちゃんの怪我を治せていたら。もし治すような行動ができていたら変わっていたのかもしれない。胸に残る小さなとげを残しつつ、きっと来年も同じ夢を見る。（→伝わらない優しさ） 「ところで、キックはうまくなったのかい？」 「やる機会がないからさっぱりわからんが、うまくなってないんじゃないか？」 「ところでおぬし、医者から心理学者にでもなったらどうだね」 ハムテルの戦いはまだまだ続く！ to be continued……! 山城飛鳥（命の想さ） 応急手当関連の講師として呼ばれたあなたはその後何かの用事で呼ばれていたフランスの軍人ユーク・オランジーナ君と ラーメン屋に行く。すると先ほど講師として呼ばれた高校の生徒である飛鳥がいた！そしてラーメンについて詳しく語らうことで友好関係を結んだ。 「人の命は重い」ということは医者であるならばわかっているはずだった。きっとそれは逃れられないことのはずだったのに。 その時であった謎の人物との出会いが探索者たちの運命を変えていく。あなたはこの運命の中で2度死にかける。 それでもあなたが無事に帰ってきたことは偶然なんかじゃきっとない。 ハムテル！高級医療キット持ってきたことになってよかったな！渡す相手を間違えていても、持ってこなかったことになっていても 助からなかったかもしれないぞ！ よかったな！念願の仮面ライダーキックができて！ ハムテルの戦いはまだまだ続く……　　　　　　 to be continued……!

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