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アウルム=アマデウス=カーリタース 語感が悪くなるのでミドルネームを省略し「アウルム=エー=カーリタース」と名乗っている。 金糸のように輝く髪とルビーのような赤い瞳を持っている。透き通った肌と合わさり、まるで天使のような見た目。 「僕はアウルム=A=カーリタース。是非是非アウラと呼んでくれ」 両親、および親戚はいない天涯孤独の身である。孤児院にて生まれ育ち、一芸に優れた様を認められ飛び級を重ねて今に至る。 工学関連の知識を持っているということもあるが、それ以上に機械類に対する天性の勘のようなものがあった。 「それが機械で作られているのであれば、いつか神だって生み出せるかもね」 そう無表情に呟く彼を知る者が、今の彼を見れば驚愕するだろう。 一人称は僕、二人称は君。 血液型は不明。誕生日は不明であった。 経験シナリオ 「デウス・エクス・マキナは死んだ」HO2：ヒト 「パンケーキ食べきらないと出られない部屋」 以下シナリオのネタバレあり 「デウス・エクス・マキナは死んだ」 　人間になりたい「神」である。 　いとおしい人間になりたい。その根底にあるのは「認識されたい」「愛されたい」「名前を呼ばれたい」という、神に似つかわしくない、酷く人間的な感情。その感情は、……例えるのならば胸の奥に燻り続けており、人間の身体を得た時にようやく形になった。 　この感情を手放したくない。だから、この試練を成し遂げよう。 　名前はラテン語で「黄金」「神に愛される者」「愛」を意味している。身体を得た際に自分で名付けた。 　全てを見てきたため、知識や倫理観などの「常識」と呼ばれるものを解している。が、それがなんなのだ、という思いもあり、結局は擬態の為に嘯くためのものでしかない。 　つまり、根本には自身は神であるという傲慢さがある。 　それ故に自身が人になれば、万人に愛されるはずだと微塵も疑っていない。また、彼の言う「愛される」とは、認識され、感情を向けられることそのものにあり、その種類は問わない。友愛信愛情愛恋愛家族愛狂愛……そして、愛と名のつかないものであったとしても。彼が愛と呼ばないものはただ一つ、「無関心」であることのみ。 　彼は、人間を愛している。そして、人間に愛されたい。 　しかしそれは、決して「愛し合いたい」ということではない。 ヒトを殺してはいけません。 命を弄んではいけません。 では、神は？ 神を殺せば英雄だ。 ならば僕は、人工の「神(キミ)」を殺し、「英雄(ヒト)」となろう。 Ut ameris, ama! ＿＿＿ 彼にとって。 ナナシは。アマデウスは。唯一初めて、”ヒト”として、愛した”ヒト”である。 ……初めての、一番の、唯一の、愛おしいひと。 「パンケーキ食べきらないと出られない部屋」 エンドA

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