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FHセル「六道会」を束ねるセルリーダー。 ラウレスアリアでは主に金融業を営んでいる。 生まれは台湾のスラムだが中国へ密航、六道会前リーダーに拾われ構成員となる。 それまで教育というものを受けてこなかったが組織で経理を担当するようになり才能が覚醒した。 メキメキと実力を伸ばしリーダーの座を先代から譲り受けた。 その後は六道会リーダーとして組織を仕切っていたが、常に三合会の名がついて回ることを鬱陶しくも感じていた。 そんな折に彼を含む一部構成員がオーヴァードとして覚醒。 その際数名がジャームとなり暴走、三合会や中国共産党へ多大な被害をもたらした。 国内に留まることは実質的に不可能となったためラウレスアリアへと渡りFHに与した。 その後は前述のとおりあくまで「クリーンな」金融屋として幅を利かせている。 利子はトイチ、差し押さえは財産のみ。（回収しきれず破産宣告をした債務者にも納得は示すが、その後「何故か」行方不明になるものが多いという） 構成員は国内にいた頃の人間も多いがラウレスアリアに渡ってから新しく入った人間も多く、チャイニーズマフィアというよりは多国籍マフィアとなった。 昔からの者は「趙兄貴」と呼ぶがその他の者からは単にボスと呼ばれている。 規模や結成の成り立ちにより、度々命を狙われている。 が、その悉くを自ら返り討ちにしてきた。その様から中国の命を狙うと病に侵されるという妖怪「山𤢖(サンソウ/ヤマワロ)」の通り名を持っている。 組織内では金銭管理の元締め、裏切り者の処分を行っている。 わざわざ頭領がそんなことをしなくても、という声も幹部から上がるがケジメはケジメだとして自らで手を下し続けている。 自らが手を下すことで同じ轍を踏めばこうなるということ、自らの能力を誇示し末端構成員を恐怖で縛る意図がある。 その能力はソラリスによる化学物質を生成、オルクスの空間支配能力での広範囲攻撃を得意とする。 アンジェロとはこちらへ来てからの間柄ではあるが馬が合ったことと実力もあるため瞬く間にNo2へと上り詰めた。 それをよく思わないものもいるが実力も及ばないため手を出されずにいる。

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