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明るくてだいたい笑顔。育ちはあんまり良くないし頭も悪い。典型的な悪ガキでいたずらや人をからかうのが好き。14歳からサナトリウムに入り、割と年長になりつつあるので段々とお兄ちゃんとしてしっかりするところはしっかりできるようになってきた。身体を動かすことが好き。絵心はないがよく絵を描いている。本人曰くこれがゲージュツってやつ。 加害恐怖の強迫観念を抱えている。無意識で自分が誰かを害してしまったのではないかと頻繁に思っている。「人から強い言葉で責め立てられる」と逆上して冷静な判断が取れなくなる。（交渉技能、アイデアの類いに－補正） 一人称：オレ　二人称：オマエ　誕生日8月6日　B型 2015特徴表 ①5-3 失敗は発明の母 技能ロールに「96」以上の出目を出して「失敗」した際、ただちに特別な経験ロールを行なう。失敗すれば0ポイント、成功すれば1ポイントの技能ポイントを得る。 ②5-1 動物に好かれる 独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 参加シナリオ 『花園崩壊(HOアイビー)』ロスト 以下花園崩壊HOアイビーバレ有り設定 イギリスの田舎で貧しい家に生まれ、よくスリや泥棒をしてなんとか生活をしていた。 11歳のとき、村に裕福な家族が越してきて、偶然そこの息子と知り合った。 いつもタブレットで絵を描いていて、身体の弱い子だった。最初こそ金持ちのボンボンなんて、と思っていたが純真無垢でよく笑う彼に心を許していった。冒険の話をするとよく楽しそうにしてくれるのが嬉しかった。 いつしか二人は唯一無二の親友となり、いつも共に過ごすようになった。まるで前世は兄弟だったんじゃないかと言われるほどに。 それから1年と少し経った頃、彼の家に強盗が入った。 遊ぶ約束をしていた日、ニコが待ち合わせの場所で待っていても彼が現れなかった。迎えに行こうと家に行くと、廊下には血だまりがあり、彼の両親が殺されていた。荒らされた部屋を探し、彼を見つけた。タブレットを抱えクローゼットで震える彼に手を伸ばしたとき、彼はニコの手にタブレットを渡して「これあげるから」と言い、ニコを突き飛ばした。瞬間、ニコの背後にいた誰かが、彼の命を奪った。最期に「君に出会わなければよかった」と恨めしそうに言った彼から逃げるように、形見のタブレットを抱えて走った。誰かは追ってこなかった。 問題はその後だった。彼の家の事件の犯人が、自分だという噂が流れた。元々素行が悪かったこともあり、最後に家に入ったのはお前だった、最初から金目当てで近づいたんだろうと、人殺し、悪魔憑き、お前が死ねば良かったのに、と事実無根の噂で責め立てられ続けた。ずっと彼の恨めしそうな顔が頭から離れなかった。 ただでさえ友人を目の前で失ったばかりの少年に向けられた数々の非難は心を壊すのに十分だった。じゃあ本当に人殺しになってやるよ、と逆上して自分を攻撃してきた大人を殺した。殺して、殺して、殺した。ニコの両親がニコを見つけたとき、周りは血の海になっていた。 それ以来無意識に人を傷つけたのでは無いかという加害恐怖に襲われるようになり、両親によってサナトリウムに連れて行かれた。 彼の形見のタブレットをこっそりと持ち込み、彼が描いていた絵を一人でよく見ている。 たとえ友達だと思っていたのが自分だけでも。彼のことを忘れないように、自分の罪を忘れないように。パスワードには彼の名前「ケント」と彼の誕生日「3月23日」を組み合わせた「k3en23t」を設定している。 村人を殺したことを後悔しては自分を責めているが、周りに暗い顔を見せないように笑顔を崩さないようにしている。 本当はあのとき自分が殺されなかった理由だって分かっている。あのときの強盗、「誰か」は確かに自分の父だった。きっと母も共犯だろう。自分の両親のせいで親友（と思っていた人）が死に、自分の両親のせいで自分の心が死んだ。両親すら信用できないのに大人なんか信用できるわけがない。職員にも笑顔で積極的に親しく話しかける反面、内心で大人のことを信用できないところがある。

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