タグ： 苔のキャラシ ロスト

▽職業技能 メンタルセラピストを基準 法律→応急手当 芸術技能→演技に指定 回避→世の様々なことをのらりくらりと回避してきたってことで許してください。スポーツ万能だし ▽特徴表 4-9 暗黒の祖先　1d100→12　Dポイント→40 親がカルト教団に酔心していた 3-9 スポーツ万能 1つの技能に+20％、3つの技能に+30％、合計4つの運動系技能にボーナスを加える。 →回避に20、隠れる、忍び歩き、キックに30 (これらって運動系ですよね？？？？) ▽パーソナルデータ 名前:先低 薫衣　ラベンダーの別名から 　悪魔祓いの花 年齢:22 誕生日:7月10日 利き手:右 好きな食べ物:辛いもの、コーヒー(ブラック派) 苦手な食べ物:酸っぱいもの(お酢系もレモン系も) ｢どうも、初めまして｣ ｢薫衣……って、女の子みたいな名前だと思った？｣ ｢ああ、そういうのはよくわからないんだ。ごめんね｣ ｢宗教とかそういうの、あまり好きでは無いんだ｣ 産まれた時から両親が熱心なカルト信者だった。 そのせいもあって幼い頃は度々いじめを受けることも多く、孤独な幼少期を過ごす。 もちろん家に居場所などなく、いじめのことを両親に相談したことも無い。 いじめはまあ言ってしまえば子供が考えそうなもので、ものを隠したり無視されたり水をかけられたり。よくあるもの。 親も宗教に熱心だったためあまり相手にされることは無く、人の愛情というものに触れたことがあまりない。なのでその辺がよくわからない。 ▽カルト教団について 人間は産まれた時から悪魔に取り憑かれており、15歳を迎える時に悪魔が本性を表すためそのタイミングで祓いの儀を行わなければ意識が悪魔に飲み込まれ地獄へと引きずり込まれる。 という教えを本気で信じてるヤバい所。 神は女児を特に気に入って優先的に儀式を行ってくれるため、男児しかいない家庭はしばしば男児をまるで女児のように可愛がる風潮がある。 ミサに出向くと皆髪を結って可愛く着飾った子供を連れているが、その半分くらいは男児だという。 15歳の誕生日を迎える日、教団の施設に出向いて胸の中心(心臓の辺り)に焼印を押してもらうことが祓いの儀となる。 ▽▽▽ 高校生の頃はもう儀式も終わっていたため普通に男として生きていたが、長年両親や教団関係者、周囲の人々の前で猫を被っていたため高校でも自分を守るべく演技を続けていた。 弱い部分は沢山の殻で守って隠して。寂しい、普通の愛情が欲しい、という気持ちは見ないふりをした。 なるべく人当たりのいい、優しく、普通の人を演じる。 "普通"にこだわっているため、普通の人とは何かを常に探し求めている。だが周りにいた人が教団の信者だったり神に酔心している両親だったので、やや達観した態度があるかもしれない。 人付き合いの上手いやり方もよくわからないので今までの学校生活では疎遠になったらそれまでだったが、高校生活で出会った皆とは少しだけ打ち解けていた気がして、また会いたいと心のどこかで思っている。 高校卒業後は精神的に疲弊した人達の力になれればと心理学や精神医学方面の学科についた。 教授にいい感じに媚びを売って紹介をもらい、スクールカウンセラーとして働き始めたところ。 常にニコニコして人当たりがいいため、大学時代も教師陣からの評判は良かった模様。 ▽高校時代 ｢はじめまして！君、名前は？｣ ｢ゆき、と呼んでほしいな。可愛げあるだろ？意外と気に入ってるんだ、この名前｣ ｢分からない事があったらなんでも聞いておくれよ！……あそこにいる生徒会長に｣ なるべくカースト中部くらいのほどほどに明るい人間を心がけていた。なぜならばそれが"普通"だと今までの経験で感じたから。 人にいじめられるカースト下位も、人をいじめるカースト上位も普通では無い。真ん中はちょうどいい、普通だ。 皆とも平等に仲良く接していた。明るく、元気に、いい人になることを努めて……。 中学までの自分を知る人はほとんどいない。ならば新しい自分をここで生み出してしまおうじゃないか！虐められていた暗いあの時とは違う。せっかく気色の悪い呪縛から開放されたんだ、優しく綺麗な人間を演じるのさ。 ▽春川さゆりについて 本当に気まぐれで助けただけ。 たまたまいじめの現場を見て、たまたま目が合ってしまったから｢普通の人なら助けるだろう｣と思って助けた。 心のどこかで昔の自分と重ねていたんだと思う。が、少なくとも本人にその気はない。 その後も何かの縁、と思い相談相手になったり話をしたりと良き友人として関係を続けていた。 ▽夏目薫について 恩師。それ以上でもそれ以下でもない。 彼は親身になって話を聞いてくれ、唯一家の事などを話したが、彼もまた笑顔の裏に何かを隠しているんだろう、と感じていた。 そのため、彼に関して深く突っ込む気はなく、あくまでもよき担任として相談に乗ってもらったりしていただけ。 家族の話、いじめを受けていた事、は話したが、常に演技で自分の弱い部分を隠している、という話はしていない。 何度か｢先生、なにか隠してるんでしょ？｣と問いかけたことがあるが、たぶんそれが明かされることは無かった。 本人としては恩師としか思っていないが、誰よりも懐いていたと思う。友人にも明かさなかった様々な事を話すことが出来た数少ない人物のため、少なからず信頼はしている。 ▽春名宗介について 最初は特になんの意味もなく、ただ覗いて見ただけ。 心の奥底では本当の自分を見て貰えると思っていたかもしれない。 打ち解けるうちに、いじめの事や家の事、演技のせいで本当の自分がよく分からないことなど、ほぼ全てを話した。 優しく聞いてくれる春名先生に少し心が救われる気がして、普段の演技している自分よりやや本当の自分に近い性格でいられたかも。 春名先生の姿を見て、自分も人を癒す仕事がしたいと思い、カウンセラーを目指した(ということにしました)

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