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2022/01/09　プロジェクトコード・ハルモニアスグリーン　1st code: Yellows on the Memory　PC2 2022/01/15　プロジェクトコード・ハルモニアスグリーン　2nd code: Forget US Not　PC2 ◆ハンドアウト ＜共通＞ 　キミたちは11年前に凍結された「プロジェクト・アダムカドモン（上級p.78）」によって生まれた元実験体の数少ない生き残りだ。キミたちが生み出されたのは「調和のためのオーヴァード訓練育成計画」、通称「ハルモニアス・グリーン計画」――しかしこの計画も例に漏れず、プロジェクト・アダムカドモン終盤には暴走の岐路を辿ることとなった。優しかった研究員たちは欲望に呑まれ、手を取り合った友人たちは悲痛の叫びの中にすり潰されてゆく。UGN職員の目の届かぬ暗闇で葬られようとしていた矢先、計画は終焉を告げ、キミたちは解放された。 　今日は計画が終了しキミたちが保護されてからちょうど11年。毎年そうしているように、キミたちは仲間たちの弔いのため実験施設跡を訪れる。その時のことだった、実験施設で子供たちの「親」のような存在であった側崎教吾がFHに拉致されたとの知らせが入ったのは―― ＜PC2＞ ワークス／カヴァー：UGNエージェント／指定なし シナリオロイス：真実の刻幻"レッド・アレシア"側崎未鳥（かわさき-みどり） 推奨感情P／N：任意／任意 　未鳥は教吾に最後のとどめを刺し、そして消え去った。彼の望みは何なのか、彼の計画とは何なのか、突き止められるのはキミたちしかいない。 ◆話し方 一人称：わたし　二人称：あなた 口調：～よ、～でしょ？、～なんだから！　語調の強い女性口調。 セリフサンプル：「それくらいできなくてどうするのよっ！」「ほら、さっさとする！」「落ち込んでたってしょうがないでしょ！」「仕方ないんだから、もう」「うっ…、そ、その、まあ……ゎ…った…　ああもう！　わたしが悪かったわよっ！」「●●！　大丈夫！？　しっかりして！！」 ◆性格 世話焼きのお節介。仕切り屋。頼まれてもいないのに面倒を見ようとしてくる。そのくせ口ではしっかりしろとか自分でやれとか言う。 仲間たちには特に口煩く、物言いもきつくなるが、誰よりも心配している。 負けず嫌いの意地っ張りで、弱音を吐けず、本音をなかなか口に出せない。 アグレッシブなサバサバ系を気取っているが、結構ナイーブで傷つきやすく乙女。 根性だけはめっちゃある。努力家。 ◆設定 実の両親は非オーヴァードで、異能を持つ娘を扱いきれず手放した。らしい。3歳前後からUGN所属。 その後、UGNチルドレンとして育成され、調和者としての特性を理由に、プロジェクト・アダムカドモンの実験体として選出された。 プロジェクト封印後もずっとUGNにいて、現在はUGNエージェントとして活動している。 手足のメンテナンスの関係でUGNを離れて生きていけない都合はある。 アダムカドモンの実験の一環で、EXレネゲイドである「成長する機械」に手足を付け替えられた。両腕は二の腕半ばから、両足は膝上から義肢。 ブラックドッグの力を媒介に肉体と義肢は融合しており、取り外すことはできない。 身体に合わせて義肢も成長するため身長はちゃんと伸びる。ていうか多分喰われている。つけられたときは膝・肘部分からだった。ゆっくりだが確実に機械に侵蝕されており、抑えるために薬も飲んでる。 見た目は「鋼の錬金術師」のエドワードのオートメイルみたいな感じで、サイズ感は普通だが、デザイン的にはロボットっぽくゴツゴツしている。色は銀で多少マットな表面なのであんまりぴかぴかはしていない。肉体との接合部分は、明確に区切られたりはしておらず、皮膚が少しずつシルバーカラーに変わる感じ。 オーヴァードとしての能力はほぼこの義肢の能力によるもの。 破損時の修理はもちろん、定期的なメンテナンスも必要。神経が繋がっており触覚や痛覚があるので、麻酔なしで切り刻まれてるようなもんで、毎回地獄の苦しみ。悲鳴上げたりしたらみっともないから我慢してる。 上昇志向強めで任務には積極的。 UGNで成果を上げて、自分のことを認めさせたい。可哀そうだなんて言わせない。自分がすごい結果を出せば、自分だけじゃなく仲間たちの評価だって上がる。室長に喜んでもらえる。と思っている。 幼かったため、親の顔も名前も覚えていない。うっすら抱っこされた記憶があるくらい。 UGNに引き取られた際の記録は、プロジェクト・アダムカドモンの封印でまとめてアンタッチャブルになってしまったため確認できない。 名前は本名なので、本気で探せば両親は見つかるかもしれないが、探していない。会いにこなかったのならそういうことなんだと思っている。愛されていないことを確認したくない。 興味ないフリをしているが、家庭や家族への憧憬や羨望がある。 側崎教吾に対しては、当時も今も大変懐いている。両親がおらず得られなかったものを求めているところがある。 今でもたまに姿を見かけると、ぱぁーっと笑顔になって「室長っ！！」って駆け寄っていく。 ちゃんとデキる感じを見せたいので、言葉遣いはきちんと敬語。でもちょっと子供っぽい表情になる。 活躍を褒めてもらえようものならその後3日くらいは上機嫌。 枯れ専だと思われがち。 元実験体の仲間たちのことは非常に気にかけており、しょっちゅう「ちゃんとやってるの？」ってオカンみたいな連絡してる。ライン既読スルーとか1日未読だと鬼電する。どうしてるか聞く癖に自分の成果自慢ばっかりする。つまり寂しいのでかまってほしい。 みんなのピンチには頼まれてもないのに駆け付けるし助けてからめっちゃ文句言う。 室長のお気に入りだった自分がみんなのリーダー格のつもり。引っ張っていってあげなきゃくらいに気負っている。 ◆実験体仲間について 朧 二爾→呼び方はふた兄。UGNにいてくれるので割と安心感がある。年上なのでちょっと甘えているところがある。牡丹やヨウのことを「聞いてよ！あの二人がまた！もー！」みたいに話してるかもしれない。 唐津 牡丹→呼び方は牡丹。可愛くて綺麗なので内心憧れと羨望がありそう。牡丹ちゃんのほうが突っかかってきてくれるそうなので一番喧嘩してるかも(笑) 獅子峰ヨウ→呼び方はヨウ。生活力無さすぎて心配してる。お姉ちゃんぶって偉そうにあーだこーだ口煩くしてそう。面倒は見るし、来たら養ってあげる。ヨウくんがいつ来てもいいように食べ物買い置きしておいたり。 ◆誰にも言えない ほんとは、こんな手足やだ。痛いのもやだ。 メンテナンスだって修理だってもうしたくない。痛い。辛い。 普通のお友達がほしい。素敵な人に恋とかしてみたい。可愛い服だって着てみたい。でもこんな体じゃそんなもの何一つ似合わない。 じわじわ喰われていって、わたしはどうなるの。怖い。 どうして私がこんな目にあわなきゃいけないの。 いつまでこんな思いしなきゃいけないの。 あんな実験がなかったらよかった。 でも、室長のことは悪く言いたくない。 室長が褒めてくれるなら、期待してくれるならがんばれる。 未鳥が羨ましい。ずるい。私だって室長の本当の子供になりたかった。 お父さんって呼んでみたい。 ◆ネーミング 義肢開発時の名称がそのままCNとして呼ばれるようになった。 Biotechnology and Engineering Progress Artificial limb。 実際義肢性能以外の能力がほぼないので、まあ合ってる。夕映自身を不要だと言われているようで、なるべく本名で呼ばれたいと思っている。 ユエは中国語で魚。シナリオロイスに合わせて掬われるようなやつを。UGNという管理された水槽でしか生きていけない魚。 親は多分夕映えとかの意味でつけていると思うけどもう由来はわからない。 ◆調べたこと覚書。 「レーテー(Lethe)」はギリシャ語で「忘却・隠匿」。「真実＝非忘却・非隠匿」を示す「アリシア(a-lethe-ia)」の語に関連する。 ギリシャ神話におけるレーテー川は、黄泉の国を流れる川の一つで、川の水を飲んだ者は、完璧な忘却を体験する。 古代ギリシャの一部では、魂は転生の前にレーテー川の水を飲まされて記憶を失うと信じられていた。 NPCの名前がカワサキ、PC1は記憶障害あり。

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