タグ： ソガベ

ごく普通の家庭に生まれ、親の趣味であった剣道を嗜む高校生。 父親の趣味で幼い頃から剣道をやっており、本人も剣の道にのめり込んでいる。 才能があったのか着実に力をつけ、同年代と比べ一つ頭の抜けた実力を持つ。だが、本人は決して驕らず、母親譲りの柔和な性格も相待って、周囲からは好意的に接されている。 中学に上がった頃には全国大会で優秀な成績を収めた経験もある。しかし、中学2年になった年、アトアと共にオーヴァードの存在が公表され、周囲にプライマリとなった人々が増え始める。それに伴い、剣道に限らず、スポーツ界隈ではプライマリによる超人的な試合が繰り広げられるようになり、段々と周囲の成果に埋もれていくようになった。 そんな中で、プライマリになれずとも修行に精を出していた彼は、中学3年の終盤に現在の剣術の師匠と出会いその下で超人的な速度で実力を伸ばしていった。 彼の師匠が扱う剣術は殺人剣に重きを置いており、門下生は殆どいない。必然的に師匠とのマンツーマンの指導が続き、彼自身に殺人剣を扱う才能が備わっていることが判明する。彼はスポンジのようにその技術を会得していったが、「剣道の試合の為に剣技を磨く」という矜持から人を傷つけるために剣を取ったことは一度もない。その為、その気になればプライマリといえど無事では済まない程の剣技を披露できる。 何はともあれ、師匠の下で血の滲むような努力の末、高校生になった年の大会では3位という、ビハインドにしては破格の成績を叩き出した。 ビハインドはプライマリになれなかった哀れな奴等、という風潮が少なからずある世の中でも、彼はいじめられる事もなく、周囲と良好な関係を築き上げている。それは彼自身の性格と実力、そして幼馴染である色葉の存在が関わってくる。 彼女は明るく誰とでも仲のいいクラスの人気者で、幼い頃からずっと側にいた。彼女の明るさで彼自身救われたことは何度もあるし、周囲との繋がりも彼女が契機になることが多かった。 色葉に感謝しているし、長年続いている初恋の相手でもある。口にする勇気が持てず、自分のような剣道一筋の面白味も無い男では釣り合わないと思っているため、仲のいい異性の幼馴染止まり。周囲は面白がって2人をくっ付けようと(主に剣人で)遊んでいるが、特に進展もなく高校2年になっている。 基本的に、ビハインドであることがコンプレックスになっており、表に出さないが色葉を含む周囲の人には劣等感がある。 今回プライマリに覚醒するが、衝動は解放。ビハインドにはなかった力を素晴らしいものと認識し、普段の彼とはかけ離れた慢心を見せ、敗者を見下すようになる。 小ネタ 剣道部に所属し、副部長を務めている。実力的には主将であり部長よりも強いが、部長の方が人を纏める才能がある。剣道部員や仲のいい友人達からは、「部長の懐刀」や「一刀斎」「剣道部の秘密兵器」「助さん」などと呼ばれ揶揄われている。時々、色葉からも揶揄われているとか。 剣道部員「(部長ぽく)剣人、やっておしまいなさい」 剣道部員「(剣人ぽく)ちぇりゃあああ！！」 部長「(爆笑)」 剣人「やめろやめろ！僕は助さんか！」 部長「剣人、無礼な彼等をやっておしまいなさい！」キメ顔 剣人「部長も乗らない！」 みたいな一面がよくある。剣道部は和気藹々、仲が良い。剣人は大体ツッコミ役兼イジられキャラ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ