タグ： ティン茶ロスの犬小屋 【ロスト探索者】

2015【大学教授】をベースに作成（一部変更あり） 特徴表1：大切な物（D面ボーナス＋（5）） 特徴表2：受け身 「私は普通の人じゃない。」 【PCメモ】 顔立ちは男らしいとはいえず、体格もまた男かと言われればそこまでガタイがいいわけでもない。 しかし女と言われれば少し女性らしさのないどちらともいえない見た目の「彼」は、自身のことを「私」と名乗る。 ごく普通の家に生まれた彼だが、唯一違うこととすれば周りは女だらけだった。 姉が3人、妹はいないが母親のみで父親は彼が物心つく前に離婚している。 そのため周りは女性ばかりだった。彼女達が彼に何かしたわけではないが、自然と彼は 家族の様々なことに興味を示していく。 あの唇に塗るものは何か。 洗面所に置いてある甘い香りのするそれは何か。 顔に付けるあれは何か。 どうして皆定期的な日を境に調子が悪そうなのか。 知るに連れて、身近な物に彼は手を出した。 姉達も少し困った顔はしたが、家族ゆえに「可愛いじゃん」と彼に言った。 実際あまり男らしくなかった彼は、それがよく似合っていた。 それから女装趣味にハマった…というわけでは無かったのだが、彼が中学に上がった頃から違和感に気が付き始める。 小学校に仲が良かった友達の話にいまいちついていけず、気持ちも解らなくなってしまった。 周囲の女子たちの会話の方が理解できたし、シカシ自分は「男」だから混ざれないことは知っていた。 （おかしい。女子は男子の会話に混ざってもあまり言われたことは聞かないのに、 男子が女子の会話に混ざればたちまち「気持ち悪い」とか言われてしまうんだ。） だんだんとぎこちなくなってくる彼の生活は、 最悪の方向に転換した。その気持ちを抑え続けたせいか、とうとう彼は 自分が男であることすら不安になってしまうほど、他の「男性」を見る目が変わっていってしまった。 （××君はこんなにかっこよかっただろうか。） （〇〇君はこんなに優しかっただろうか。） それは彼らが変わったのでは無く、彼らを見る「彼」が変わってしまっただけだった。 今までの想いと同様その気持ちは募り、そしてそれは本来あるべきではない感情へと至った。 本来であれば、異性に向けるはずの感情である。 彼がとうとうその気持ちを口にしてしまった時、そこから彼の生活は急変した。 「ねぇ？聞いた？あいつ…」 「あいつに近づくとホモ菌がうつるwww」 「ゲイ？気持ち悪っ。」 「どっちもついてんの？www」 「こっち近寄らないでよ、男でも女でもない人間もどきが。」 いつからこうなってしまったか、 学校と云う小さな箱の中ではあっと云うまに話は広がり、今まで「友達」と呼んでいた 「彼ら」もみんな離れていった。 そこからは暴力を始めたとした様々なものをその身で受けた。 気持ち悪いと言いながらも、本当は自分たちが何をしてもいい存在を見つければそれで満足なんだろう。 女はその話を持ちかけ彼を見下すことで快楽を得て話のネタを増やし、噂をさらに広める。 男は自分たちのいいようにストレスの発散口として暴力や悪戯を行えば他の者達も賛同するから誰も止める事はない。 「私」と言った「彼」はどちらにもなれることはできず、 結局どちらにも言い返せず、「私は男でも女でもありません」と泣くことしかできなかった。 どんなに身体にも精神にも傷をつけられたって、それに間違いはなかったから、 言い返せなかったのだ。 一度死のうとも思った。しかしそれでも家族を置いていきたくはなかった。 それに、自分が本当にそうしたいのか解らなかった。 いまだに「自分のなりたいものが解らなかったから死ねなかった。」 親に黙り続けていたが、姉達にとうとうバレてしまい、 歳が離れているものの学校の状況を彼女の友達から聞き出し、 彼がいじめを受けてるという事実に気づいた時点で母と共に引っ越すことを決めた。 彼自身家族に迷惑をかけたくなかったが、その時は姉達に「いいからお前は黙ってろ。別の学校に行くんだ 家族を傷つけられて怒らない姉がいるか」と一斉に怒鳴られてしまい、何も言えずにそのま転校した。 その後は気持ちとしてはあれから変わりはないものの、 自分の恋愛対象の話は一才話さないことにした。彼自身「私」と言い続けているものの、 それは男性が丁寧な言葉を使っていると思えば何も違和感がない。 彼は元々音楽が好きだったことから、音楽の中学教師となっている。 歌う声はどこか女らしいと少々噂されているが、しかし過去に比べて今「先生」となった彼の噂は いじめとは違い可愛らしいものだ。少々コンプレックではあるものの、その程度の噂であれば彼はなんともなかった。 そうやって少し生徒にからかわれたり、あまり目つきがよくないせいで少し怖がられたりしながらも、こうやって「先生」としてあるべき姿で 過去のことを忘れて生活できるなら、これから自分はもう恋のことも異性のことも考えなくていいだろう と、考えていたのは昨日の話。 ーー生徒が自殺しました。 「ソープスクール」 HO1 【PL用メモ】 ・ガチガチの戦闘技能は取れなかったが、知っているか？＜杖技能＞は小型の机や椅子でも振れるんだぜ…？？？？？？？？ 学校だったら優勝技能でしょ。これは勝ちましたねぇ！！！！！！！！！！！！！！！！！（武者震） ・同性愛者。恋愛対象をが男であり告白をしてしまった時からいじめられていた。 しかし、いじめられた原因として「自分が悪い」「自分が本来あるべき「性」じゃない」と思い込んでいる。 割と自虐気味。 ・音楽の先生。楽器を演奏するのも得意だが、どちらかというと歌の方が得意。 声が女の子っぽいとちょっと生徒に噂されるかもしれない。 そのためかあまり喋らないが、喋りたくないというわけではない。 ・自殺した生徒に対しては、馴染めていない様子からかなり気にかけていた。 自分が過去にいじめを受けていた際に何もしてくれなかった「先生」にはならないように、そして「生徒」のために、 「先生」として自分が何かできることはないだろうかと 考えてはいたが、彼女にはいつも「大丈夫です」と言われてそれ以上は言えなかった。 自分がもう少し強くいって彼女に話を聞いておけばよかったのだろうか。自分の無力さゆえに彼女はいなくなってしまった。 原因がわからないものの、彼は今回の自殺に関してかなりショックに思っている。 誕生日：2月7日（誕生日花「ヒヤシンス」） 【追加メモ】 ・いじめてきたやつらは大村翼を含めて多数の人間がいた。 主に暴力をふるう男子とうわさや嘘を楽しそうに流して笑う女子たちのグループ。 あまりにもひどい扱いを受けていたため主に男子グループから受けていた暴行の跡や火を持ち込まれた際に負った火傷の跡が 首と右腕、かすかだが右目の下あたりに残っている。今はかーぜやネックウォーマーなどでなんとか隠している。 ・初恋の男性は彼がずっと「友達」だと思っていた小学校からの付き合いの「白磁（はくじ）」という男子生徒。 とてもやさしくてでも男の子らしく体を動かすのが得意。特段その子自体はいじめたりはしない子だったのだが、 同性愛に関しての考えは受け入れられない人間だったようで、飛華がその恋心を伝えた瞬間、「えっ、気持ち悪...」と素でドン引きして 他の生徒に言いふらしてしまった。 しかし彼自身いじめにまではってんするとはおもってなかったらしく、その後はほかのいじめっ子を止めることもできず、 少し悲しそうな顔でいじめに加わっていた。ただ、もう友達に戻れないまま飛華は転校した。今はどうなっているかわからない。

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