タグ： 唯燐

職業特記：オカルトを信じている者に対して〈言いくるめ〉〈説得〉+10%。 特徴表：前職(孤児院)、EDU*3=39%(精神分析)　幼少期、孤児院に居る子供たちを落ち着かせていた。私よりましな人が精神的に不安定になるのが気に入らなかったため、落ち着かせていた。 収入ダイス：3d6=14、900万(資産4500万) 茶々丸さん作シナリオ：アイキューHO3作成 特記：貴方は子供の頃から化け物の幻覚を見ている。特徴は3mほどの大きな人型で、狭い場所は背を丸めて佇み、蛇のように体をくねらせ複雑な隙間や場所にいることもある。今はもう見ることに慣れてしまっているが、その怪物をどう思っているかはPLが自由に決めて良い、また、今シナリオ内ではその怪物に似た分類の神話生物を見た場合、SANCが軽減される。 【設定】 孤児院出身で、出生は不明。院長曰く、捨て子らしい。 親の顔を見たことが無く、家族を知らない。故にその概念も知らず、親子や兄弟に見られるような結束などを理解できず、しようともしない。 人間関係など不要で、意味を持たない脆い概念としか見ておらず、孤独に育った。 そんな幼少期、私は『背の高い化け物』のような幻覚をよく見ていた。それは今もなお見ているわけだが。 それは現実に存在するかのように窓の外から私を見ていたり、対話を行っている人物の隣に立っていたり、よく現れては私を見ていた。 それは特に危害を加えてくることは無く、醜い顔を私に向け、見詰めてくる。 私はそれを『私に似た者』として認識した。私以外から認識されない孤独なそれを、親を知らず、家族を知らず、何も知らない孤独な私と結び付けた。 孤独な私の、唯一のパートナーであった。そんなそれを私は『シミラー(Similar)』、同類と呼んだ。 私は孤児院を出た後、アメリカへ渡航し米国超心理学協会主催の講座で講師として教鞭をふるっていた。 また、ESP (extra-sensory perception) やサイコキネシス、臨死体験や体外離脱、前世記憶、心霊現象などを体験し、それを周囲に理解してもらおうとするが理解を得られず、孤独に生きる者達に対し、メンタルケアや彼らの経験を理解した風に偽り彼らの背中を押したりしていた。 後者は偽善と言うよりかはたんなる気まぐれで、結果的に受講者が増え私の生活水準が向上するのが何となく良いからとやっている。 小さい頃からこの事象について徹底的に研究し、他の学業は疎かにしてしまったが元よりこれ以外で食べていく気が無かったので結果的には良かった。 必要以上の稼ぎは孤児院に寄付している。これは感謝が目的ではなく、私が育つまでに掛かったお金を返し、関係を断つ為に行っている。 性格は良くない方だと自覚しているが、誰も不幸にしていない分マシであると考えている。 周囲に人が集ってくるが、多少顔がいいのと、独り身なのを狙っているだけだろう。迷惑である。 私には『シミラー』が居れば十分だ。今はまだ。 だが、もしかすれば、私は何か大切なものに気が付ければ、変わるのかもしれない。

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