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【詳細データ】 誕生日：2/24 【怪盗】 世間を騒がせる怪盗。 怪盗ランプラと名乗っている。 予告状に乗せるときは月下の奇術師と書く。 彼女が狙うものは、貴族が大切にしている金品。または盗品。 【性格】 キザで小説的な言葉を多く使う。 「さてさて、皆々様。今宵もまた、満月の中であなた方に舞台をお見せしましょう！」 【決め台詞】 「今宵も月下のもとで、素晴らしい舞台を」 X2UHOバレあり ↓ 【怪盗】 「夢をもつ怪盗」 あなたは孤児として、親の顔も知らず帝都のスラム街で生まれ育った。 幼少期は銀幕（映画館）で「ルンペンネズミ」と蔑まれながら過酷な下働きをして暮らしていたが、今から10年ほど前、その銀幕で火事が起こった。 たくさんの仲間が火にまかれ、あなたも死にかけた。 しかし、雇用主は溜め込んだ金品を持ち出すのに必死で奴隷の命には目もくれず、人命救助に来たはずの警察は、雇用主ら金持ち連中から日頃賄賂を受け取っていることで雇用主らとともに金を運ぶばかり。仲間たちはみんな見殺しになり死んでいった。 銀幕でたくさんの映画を見て育ち、変装が得意だったあなたは、腐った金持ち連中らへのアンチテーゼとして、怪盗になることを決意した。 それから10年が経った今、あなたは世間を騒がす怪盗としてその名を知られる事となるだろう。 「ランプラ」は、ただ盗むだけの怪盗ではない。 銀幕の登場人物のように、盗むことで夢や自らの目的を全うする怪盗なのだ。 怪盗名:ランプラ またの名を、月光の奇術師 彼女が現れるのは決まって満月の日だけであり、狙う獲物はどれも貴族が酷く大事にしているものばかり。 大正の鼠小僧なんて呼ばれてもいるが本人はダサい名前で気に入ってはいない。 彼女の髪は月光さえ吸い込んでしまうほどの漆黒の髪を持つ。 見目もよくにこりと笑った顔も人目を引くだろう。 そんな彼女の過去は暗く、それこそ、彼女の自慢の髪のように漆黒をまとっている。 彼女は生まれてすぐにスラムに捨てられそこで育った。 下働きとして不遇な扱いは受けていたが、仲間たちと一緒に過ごすのは楽かった。 仲間とともに、ほんの少し、たまにつまみ食いをして怒られた。 優しい母のような女性たちはいつもあたたかな笑顔で彼女たちを迎えてくれた。 父のような男連中は彼女に生き残るすべを教えてくれた。 確かにスラムの人間は荒れている。 だがそれは何よりも差別が酷いからだ。階級差別で見下されているからだ。 根っからのクズはみんな、金持ち連中ばかりじゃないか。 そして、彼女の根底を変えた、とある事件が起きる。 銀幕大火災。 彼女たちは、火事から必死で逃げた。 仲間たちは、火に囲まれる。 轟轟と炎が上がる。 とある1人の少年に手を引かれ命からがら逃げた灯里が見たのは、金品を外に運ぶ、金持ち連中と警察だった。 「私たちの命よりも、金品が大切なの…？」 彼女の何かが崩れる瞬間であり、彼女に灯がともった瞬間だった。 彼女の夢は「貴族を絶望に堕とすこと」であり、「スラムの仲間の未練を果たすこと」だ。 彼女は、貴族が一番大切にしている金品の他に、盗品も持ち出していることがある。 それらを返すことも、彼女のまた一つの目的だ。

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