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芸術に恋を、創作に愛を。社会に嫌悪を、世界に憎悪を。 愚かな人生の中、憧れは遠く、優しい人は傷ついていた。 「こんな世界ならいっそ、壊れてしまえばいいのに」 ふと零れた、あまりにも傲慢な独り言に思わず吹き出してしまいそうになりながら、今日も一人夜更けを待つ―― ──────────── 優しくなるために、好きなものの為にあらゆるものを知り、結果として厭世主義的な思想を持つようになったモラトリアム文学人間。 つり目でショートヘア。中性的な顔立ちで、常に不機嫌でつまらなそうな表情が特徴。 運動不足なのか筋肉があまりなく、健康を疑われるほど細い身体つきで寒がり。口調はたいてい皮肉っぽくぶっきらぼうな感じ。 髪型はあまり頓着しないが、ファッションセンスはそこそこ。帽子が好きで様々な種類を持っている。 機械のように人が扱われる現代社会を穢れた世界であると捉えており、俗世に出ることを好まない引きこもり体質。 世を憂い、孤高であろうと日々を足掻きながら作品を書いている。 作品は中世ファンタジーやポストアポカリプス系など、人という種族が絶対的存在ではない世界観のジャンルを得意とする。 文学者（作家や評論家）としては実力も才能も確かではあるものの、大衆向けに売れる、人気になるという気がさらさらない。 性格的に大手出版社ともそりが合わないため世間的に認知されておらず、常に金欠気味の生活を送っている。 交友関係は深く狭く。性別関わらず仲良くなれば表情とは裏腹に愛嬌のある人間であることがうかがえる。 自身が女性であること、というより性別という概念自体を強く意識せず生活しているためファッション以外のことは割と無頓着。 誰かに対して恋愛感情や性欲というものを抱いたことはあまりないが、仲のいい人間とのスキンシップに安らぎを感じている。 自分が嫌いな世界で生きて、憂いや闇を知って尚優しくあろうと努力する人に憧れや好意を感じている。 在学時は心理学・文学部専攻。成績優秀者として表彰される程度には優等生だった。人でも物でも分析するのが得意で、捜査員や探偵向きの性格。 （要約：人のぬくもりを忘れた、優しい人が大切に扱われない社会なんて大嫌い！私はこんな場所で生きていたくない！ ひきこもって自分の作品を書いている、大人になりきれない文学者　あんまり自分が女性であることを意識してない　 傲慢で高尚で皮肉屋な性格だけど人並み以上に自分の大切な誰かを大事にしたいと思っている） 職業：2020作家 ──────────── 「ふぅ……こんなものかな」 そういって”私”はキーボードから手を放す。これだけ設定があれば、ひとまずは疑われることなくこの世界でやっていけるはずだ。 自身の客観視ほど疲れるものもそうそうない。自分の嫌なところも、隠したいところも、さらさないといけないのだから。 今日も”彼女”のいない夜が明けた。”私”は生きる。この世界で生きていてほしいと、願われてしまったから。 本当のわたしは、”私”だけが知っていればいい。いや、”私”と”彼女”だけが憶えていられたのなら、それだけで十分だ。 幸せになれるかどうかは、ちょっとわからないけれど。とりあえず、生きる。どんな状況でも生きることだけは、忘れない。 大丈夫、たとえ目の前に広がる全てが創られたものだったとしても、そこにある痛みも、温もりも、全部本物だって”彼女”が教えてくれたから。 ………… She passed the session:『新シキ世界/アウタープロトコル』　SAN:59→74 →get an object:さっちゃんは浪川 咲（ナミカワ サキ）から、手作りのリナリア（姫金魚草）のブレスレットを受け取りました Waiting for next session... ………… 技能値成長　図書館85→93 90突破によりSAN+5

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