タグ： 探索者一蘭

清楚でおしとやかなアクセサリーデザイナー。 一人称は私。誕生日は4月15日。 ◆性格等 内気な性格で、自ら強く主張することは少なく、周囲の意見に合わせてしまうことが多い。 容姿端麗で清楚な佇まいから男女問わず人気があるが、人と話すことがあまり得意ではなく、友人は少ない。 しかし、心を許した相手には親しみやすく接し、とことん尽くそうとする一面を持つ。 本心を言葉にするのは苦手だが、その分、結実は物作りに自分の想いを込めてきた。 アクセサリーや装飾品に触れている時だけは、胸の奥にある小さな感情を自由に表現できるのである。 繊細な意匠や色の選び方には、彼女が語らなかった喜びや寂しさがそのまま映し出されているとも言える。 完成した作品を大切な人に贈る時、彼女は言葉以上に深い愛情を込めている。 ◆特徴表 ・奇妙な幸運 ⇢ クトゥルフ神話の神性や怪物がランダムに目標を攻撃する際、その対象からは除外される。 ただし単独で攻撃される場合や範囲攻撃の中にいた場合は、対象となる。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◆秘匿等 梅雨の終わりを告げる雨は、過ぎゆく季節の名残を惜しむように降り続けていた。 ぽつり、ぽつりと落ちる滴の音は、やがて胸の奥でざわめく何かと混じり合い、形を失っていく。 机の上には、私の手で仕立てたウェルカムボード。 彼と私の名前を並べ、花々を飾り、明日の祝福を待つように微笑んでいる。 彼の親族も、友人も、見知らぬ誰もが私たちを祝うだろう。 その中で彼は笑い、皆に言葉を返し、誓いを分かち合う。 けれど、その光景を思い描くだけで、胸の奥に冷たい棘が突き刺さった。 ──どうして二人の誓いを、皆と分かち合わなければいけないの。 ──彼の人生には、私だけがいればいいのに。 胸の奥でざわめく感情は、静かに、しかし確実に膨れ上がっていく。 愛しているからこそ、私だけの彼であってほしい。 愛しているからこそ、私のすべてを彼に受け止めてもらいたい。 「皆の前で、結実との幸せを誓えるなんて嬉しいよ」 「友達や親戚にも、結実のことをちゃんと紹介できる」 「これからは二人だけじゃなく、周りの人たちとも支え合っていけるね」 「みんなに祝福されて、僕らは本当の夫婦になれるんだよ」 ──何？何を言っているの。 わからない。わかりたくない。嫌。嫌。嫌。 どうしてそんなことを言うの。 どうして。私には貴方しかいないのに。奪われてしまう。私だけの彼が。私が。……私が？ 気付けば、私の手にはネイルハンマーが握られていた。 それは、まるで私の思いを理解しているかのように重く、確かに掌に馴染む。 物作りで幾度も振り下ろした鉄の塊は、私の衝動に共鳴するかのように鈍く光った。 「……結実？」 世界で一番愛しい声で、私の名前を呼ばれる。 その声を聞くたびに胸の奥が締めつけられた。 そうだよね。貴方が呼ぶ名前は私の名前だけでいいよ。 振り下ろす。 一度、二度……手は震え、僅かに残る理性が抗う。 しかし、胸の奥のざわめきは止まらない。 愛しているから、貴方を独り占めしたい──その思いが、理性を押し流す。 砕ける音。鉄の匂い。深紅に染まる白。 世界は静まり返り、二人だけの空間が出来上がった。 今夜、貴方のすべてを私だけのものにする。誰にも渡さない。 もう止まれなかった。私の身体なのに、私じゃないみたい。 愛は暴力に姿を変え、その衝動に身を委ねていく。 白いワンピースも、テーブルのウェルカムボードも、すべてが血に染まった。 砕けた骨は拾い集める。あとでダイヤにして指輪を作ろう。 脳も瞳も口に運び、私の中に取り込んだ。 愛する人と一つになれた喜びに、涙が溢れる。 貴方を想うと胸が痛い。けれど、これが愛なんでしょう？ 他者が自分のものになる、このどうしようもない喜び。 奪う瞬間に全てが私のものへと変わっていく。 その甘美な感覚が胸の奥を灼きつくし、痺れるように快楽を広げていく。 誰もいない、二人だけの結婚式。 雨音が静かに祝福の旋律を奏でる中、私は初めて彼と永遠を交わしたと感じた。 これで貴方は、永遠に私だけのもの。 ◆自分用 ・血液型：A型 ・星座：おひつじ座 ・利き手：左利き ・趣味：物作り ・飲酒：飲めはするが弱い ・喫煙：しない ・料理：得意 ・掃除：散らかったら片付ける ・絵：上手 ・文字：綺麗 ・暑い/寒い：暑いの無理 ・ツッコミ/ボケ：3/7 くらい？ ・カラーコード：# ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ◆通過シナリオ ・水鏡メランコリイ PC

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