タグ： さーもんらんど

◆文字色：(#) 中性的な見目のいい青年。女に見えなくもないが、れっきとした男。声の印象も中性的。 わりと面倒臭がりのダウナー系で、だらしない。身の回りをちゃんとしてないし、汚いというより『適当』。 性格はゆるくふわっと自由気ままに。倫理観と常識に囚われずその時の気分で決断する。 それに後悔したことも今までなかったので、今後もそれくらいの気持ちでいきたいポリシー。 サナトリウムの仲間たちに対しては信頼がある為、明るく朗らかに接する。なんだかんだ面倒見は良い。 二つの癖があり、その一つが愛想笑いである。表面上取っつきやすいが腹の内は企みが渦巻いているというもの。 二つ目は他人の態度と顔色を窺って生活しているせいか、相手の望むままに応えようとしがちな癖(心理学)。 ただ距離感は近く、緩い一面も持ち合わせている。苦手なわりには人と関わる、矛盾だらけの子。 体力が無いので(CON6)長時間屋外で活動できず、基本的に屋内か屋上庭園を好んでいる。 年中マフラーと黒い傘を手放さない。眠るときにはめちゃくちゃ薄着でいる。寒いのが好き。 ◆職業 ミュージシャン(2010) ◆特徴表(2015) ①愛書家…あらゆるジャンルの蔵書を持っている。図書館+20%。図書館に出掛けなくても、自宅の書庫で図書館ロール可能。 ②失敗は発明の母…96以上の目を出して失敗した際、直ちに特別な経験ロールを行う。失敗で0P、成功で1Pの技能Pを得る。 ▽ キャラクター詳細 ▽ ────────────────────────────────────────────── ◆掘り下げ ヴァイオリンに対する腕前は確かなもので、音楽を愛している。 何方かというと積極的に弾く感じではなく、自分が好きな時に嗜むといった程度。 屋上庭園が好きでよく足を運び、そこで演奏したり読書に耽っている姿がよく見かけられるだろう。 ＊ 苗字と名前の頭文字がどちらも「E」なので、筆記する際は短縮してE*2と書くことが多い。面倒臭がりなので。 ちなみにEは英文で最も使われる文字である。 ＊ 適度に行儀が悪く、足癖が特に悪い(キック)。 屋上庭園がお気に入りの場所であることから、少し植物に詳しい(博物学)。 ◆補足事項 一人称：俺 苗　字：ヴァイオリンの指板に使われている黒檀より。意味合いに強い意志、堅い信念がある。 名　前：edit(編集、編纂)＋trail(通った跡)を組み合わせた名前。道を整え歩むもの、という意味合い。 備　考：屋上庭園で花を見ながらお茶をしたり演奏するのが好き。名前が長いので愛称で呼ぶ方を好む。 ◆イメージソング lielie - 獅子志司 ────────────────────────────────────────────── ▽ 以下通過シナリオのネタバレ有 ▽ ────────────────────────────────────────────── ◆参加シナリオ 『花園崩壊』HO - スターチス ────────────────────────────────────────────── ---『花園崩壊』にて--- 【　HO：スターチス　】 　「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」 　貴方はサナトリウムにある精神疾患を抱えて入所しています。 　何歳から入所しているか、そしてどんな精神疾患を抱えているかは自由に決めて頂いて構いません。 　その精神疾患により条件を満たすことで一部の技能にマイナス補正がかかる設定を最低１つ加えて下さい。 　（例：人に怒鳴られるとドモッてしまい、交渉技能に-10など） 　サナトリウムの入所対象は未成年のため、年齢設定は15～19歳でお願い致します。 　あなたにはサナトリウムで仲の良い少女がいます。 　名前はシルベチカ・ アルダートン(通称：チカもしくはシルベ) 　施設の中でも一、二を争うほど可愛らしく、鈴のような凜とした声が特徴です。 　他のPC達も、貴方達二人が親友同士であることはよく知っています。 ------------------------- ◆精神疾患 入所：12歳頃から 病名：パニック障害に近い物。 内容：後述の生い立ちから、人から「できる子」「やさしい子」「いい子」と褒められる言葉を言われたり、愛想笑いを指摘されること。俺が本当にいいこなら、お母さんはもっと愛してくれたはずなのだから。俺ができた子であったのなら、誰も死ななかったはずなのだから。 条件：上記トリガーを踏むと、頭ではそうじゃないと分かっていても吐き気を催しまともに動けなくなる。戦闘・行動技能に-10の補正が発生する。 ◆シルベチカ・ アルダートンとの関係 チカと呼んでいる親友。性別の壁を越え、彼女に対しては何事も対等に話すし接している。 彼女と仲良くなったきっかけは屋上庭園での出来事。 一人になりたいと思った日のことだった。自然と足を運んだ美しい庭園にいるとき、彼女もいるのを見つけた。 当初は互いにこの場でやりたいことをやりながら、特段深く突っ込まない。そんな関係だった。 お花の世話をするチカを見ながら、自分は音楽を聴いたりヴァイオリンを弾いたりしているだけ。 そんな風に、穏やかで干渉しあわない時間を一緒に過ごすことが多かったのだ。故に、落ち着きを覚えた。 次第に此方から話しかけることも増え、彼方からも声を掛けられ、時折悪戯めいたことを話したり。 図書館で見つけた面白い本の話や音楽の話、共通の話題もいくつかあったのがよかったのだろう。 いつの間にかサナトリウムでは一番よく話す仲になっていた。 ＊ だからこそきっとチカの悩みもよく聴いていたし、自分の過去も打ち明けている相手。 チカの幸せと笑顔を心から望んでおり、本来家族で得るべきだった家族愛に似た感情を持っている。 人から愛された覚えが全くないのにも関わらずこの感情を得ることができたのは、チカのおかげだろう。 自分達は親友であるという確固たる信頼と友情から、深い愛情を得たといっても過言ではない。 (頼り頼られ対等な、性別の垣根を超えた関係っていいよねという性癖です) ◆生い立ち 10歳頃から入所している、それなりに歴の長いこども。 元々は英国のロンドンに住んでいたが、母親の死をきっかけに現在のサナトリウムへ引き取られた。 ＊ エディトの母親は花売りであった。 しかしそれは生花を売る花屋の意味合いではなく、夜の仕事である「娼婦」を指す隠語としてのものだ。 そんな娼婦としての仕事の際に、うっかりできてしまった子どもがエディトである。 産むだけ産んで捨てられそうになっていたが、かろうじて家の隣に住む女性の手によって拾われ、育てられる。 その人はとても美しく底辺のような場所で生きるのは相応しくない、賢い女性であった。 学校には通っていないが知識や読み書きを教わり、自ら多くの書物を読み耽るようになる(INT18/EDU10/図書館)。 また彼女は英国人ではなく、フランス人であった。フランスでは音楽が古来より愛されている芸術だ。 本当は音楽をやりたかったのだが金銭的にも余裕がなく、ここで体を売りながら日々生きている――という。 そんな彼女から音楽も教わり、上手く弾けるようになるべく独学で技術を習得する(製作:作曲/芸術:ヴァイオリン)。 元から才能があったのか、見る見るうちにその腕前は開花し、音楽に強い興味と関心を寄せるようになった。 「先生」と呼び慕い、到底買うことなどできない値段のヴァイオリンも受け継いだ。 彼女曰く命に代えても大事な宝物だったらしいが、エディトの誕生日にプレゼントとして贈ってくれたのだった。 ＊ この時実の母親から名前を貰えず"アレ"呼ばわりされていたが、見かねた先生から名前を付けられる。 その名がBerceuse / ベルスーズである。ベルスーズはフランス語で子守唄の意。 先生がフランス人だったので、英国人ではあるもののフランス語のネーミングとなっている。 ＊ そんな日々を送っていたが、程なくして先生も病気にかかり亡くなってしまう。 それからは地獄の始まり。 花売りを続ける内に身体と精神を病んでしまった母親が、息子を使って仕事を得ることを思いついたのだ。 病気により足を悪くさせ、自分で売り込むことが難しくなった代わりに息子に男を集めさせる。 (体力が低い(CON6)なのも母親の血が流れているからだろう) 客引きするとき名乗らないのは不審がられるので、そこでやっと「Editrail Ebony」という名前を貰う。 その過程で面がいいと客に気に入られ、身体を売ったこともある。それだけならまだ、お金の為だと割り切られた。 何よりも本人の心を蝕んだのは、「息子が母親の体を買って貰うために男を呼びこむ」という行為をさせられたこと。 現実逃避に母親がよく口ずさんでいたスカボロー・フェアを口奔った。これは今でも続く、防衛本能による癖である。 そんな毎日を過ごす中で、次第にエディトも精神を病んでいってしまう。 10歳になった誕生日、実に惨めに呆気なく唐突に、ベッドの上で息絶えた母の死体を見ながらこう思った。 「人が死ぬときの音って、随分と静かな音なんだなぁ」 ＊ その後は2年ほど孤児のこどもを引き取る施設を渡り歩く。 「精神病患者の子供もまた精神病である」という変な先入観のせいで、どの施設でも友人がいなかった。 本来であれば倫理観や常識を持っていたはずなのに、まともな環境下になかったせいで機能していない。 だからこそ協調性もなく精神的に不安定だった彼を大人も子供も疎み、孤立した日々を過ごしていた。 そうして12歳になって少し経った日、現在のサナトリウムへと半ば押し付けられるようにして移る。 ＊ 表の通り「愛想笑いが癖」「相手の望むままに応える癖」は母親と客の機嫌を損なわない為に身についた処世術。 幼少期より居場所を与えられず、「狂った娼婦の息子」という称号ばかりで呼ばれてきた彼の自尊心は低い。 自己の価値が低い故に、他者を完全に信用しない。 理由は単純で「自分を好まない奴が人に好かれるわけがない」という考えから。 ＊ サナトリウムに来る前、大事な大事な「Berceuse」という名は封印した。 基本的に余程の理由がない限りは名乗りたがらない。 【　後遺症について　】 <後遺症①「不老不死」> 今後、肉体ロストをしなくなり、HPにダメージを一切受けない。 受けたとしてもその場で即座に回復する。 （例え首を斬られたとしても、斬られた側から皮膚や骨が再生して繋がるイメージ） その代わり、受けたダメージの分だけSANが消費される。(まどマギのさや感) (これらを目撃した他のPC達にはSANc(1/1d3)が入る。) ※この場合、攻撃を受けて一度に失ったSANが5以上→アイデア成功で発狂するかどうかはそのシナリオのKPの判断に任せる。 HPの代わりがSANになっただけなので、SANロストした場合は永久発狂によるロスト また、不老不死になったことで、現代より先の未来を想定したあらゆる時系列のシナリオに、今の容姿のままで参加可能。 <後遺症②「吸血衝動」> 探索者は実際に血は吸いませんが、発狂した際に吸血紛いな行動を取る。 他のPCもしくはNPCの動脈を狙って噛み付ける。 <組み付き>判定に成功した場合、次のターンで噛みつき攻撃ができる。(ダメージ1D4) 「短期の一時的狂気」を振る際にこの発狂内容を追加すること。 今回のセッションで同卓したPCと別のシナリオで邂逅した場合、イニシアチブは解除されているので、それによる使役はできない貴方はそのPCのことを覚えていることが出来るがイニシアチブは解除されているので、それによる使役はできない 貴方は全ての記憶を保持して生きていくため、精神疾患も永久に保持する。 ですが、それも含めてあなた自身です。 どうかあなたの生きる未来に幸あらんことを。 ──────────────────────────────────────────────

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