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【終末論は春に溶ける】 春の暖かい空気の中、いつもどおり目を覚ます。顔を洗う。朝食を食べる。 テレビをつければ、隕石が降り注ぐ様子が映し出されている。 聞き慣れた声は、電話の向こう側で問いかける。 「世界が滅亡するらしい、って言ったらどうする？」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 春日井 蕾──かすがい つぼみ 年齢：25歳 性別：女性 身長：157cm 体重：50kg 誕生日：3/29 一人称：私 二人称：あなた、〜くん、〜ちゃん ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ どこにでもいる社会人。 柔らかい雰囲気で、口調としても緩やかに喋る。 学歴としてはKPCちゃんと同じ中学、高校を卒業後専門学校に進学し調理師免許を取得している。 そこから老舗製菓店、レストランの厨房、パン屋など、食に携わる仕事を転々としてきたが、どこに勤めても2年以上続くことは無かった。 仕事が不出来な訳ではない。 原因は人間関係にあった。 見目もステータスも至って普通の彼女には、しかしながら一つだけ特筆すべき才がある。 それは異性を意のままに弄ぶことだ。 人の気持ちを読み取ることに長けている彼女は、息をするように身近な男性のパーソナルスペースに入り込んでは、相手に恋愛感情を抱かせることが出来る。 しかしながら彼女自身は恋愛感情を抱けない。彼女は、自身に関わる「恋愛」が、依存と支配により成り立っているまやかしでしかないことを誰よりも知っていた。 中学生の頃、父親の不倫を切っ掛けに両親が離婚している。母親もまた自暴自棄になり水商売を始め、夜に家にいることは殆ど無くなった。 高校卒業を機に、専門学校の近くに一人で移り住んだ。 人生を通して同性の友人は一定数いたが、人付き合いが得意な一方で誰とも深く関わることはなく、学校を卒業した今連絡を取っている友人は一人もいない。 男癖の悪さは高校生の頃からだが、特定の恋人を作ったことは一度もない。 異性を弄ぶことを「楽しい」「気持ち良い」と思っているが、その実自分自身の承認欲求については無意識──と言うよりは、目を逸らし続けている。 自分の人間らしい部分を極端に拒絶している傾向がある。 ゆえに、大抵のことにはふふふ、と笑っている。 そう。地球に隕石が墜落しようとしている、今この瞬間も。 終わっていく世界の真ん中で、君は息をする。 ▽KPCちゃんについて 学生時代の同級生。何度か同じクラスになったことあるっけ？くらいの認識。 互いに深く関わったことはないが、時々【KPCちゃんの設定に基づいたエピソード】が印象的だったことを覚えている。 ▽余談 ・好きな食べ物はミルフィーユ。得意料理は和食とイタリアン全般。 ・料理上手だが自炊はあまりせず、一人でもしくは男性と一緒に外食することが多い。 ・手癖が悪いのは異性に対してのみで、酒も煙草もギャンブルもしない。 ・男遊び以外にこれと言った趣味はない。 ・小型犬が好きでよくペットショップにウィンドウショッピング（？）に行く。飼うと面倒そうだな〜と思っているので見るだけ。 ・上手く行けばKPCちゃんにクソデカ感情を抱けたら良いな〜とPLは思ってるが、PCの性質上積極的に積みに行くことはしない。

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