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年収:1000万円 11《君は風邪を引かない》　君は難しいことを考えず元気いっぱいに育った　INT-1　CON+2 59《ド根性》　根性がある。あるゆる抵抗表を使用したロールで、成功する範囲に+5%。 性格24：サルビア（「家族愛」「燃える想い」「知恵」「エネルギー」 その力はどこから来るのか。溢れる思い、尽きない望み。後悔すらも気力に変えて、絶望すらも希望に変えて、貴方は前へ前へと進むだろう。先頭はいつだって貴方だ。貴方のいるその場所こそが最前線だ。） 僕/君/（名前）ちゃん 由緒正しい女系の家の孫息子。 祖母に逆らえない父と、それに従ってしまう母のもとで育つ。「ごめんね、おばあ様のいいつけだから」そう繰り返され、幼いころから女装しかさせてもらえなかった。女系故に、男である父にもあまり権利は与えられず、一人息子である光華もまた立場は悪い。不幸中の幸いにも父には姉がいたため女装をさせられることはなかったが、その姉に子供が生まれず跡継ぎは光華になったがために、女装をさせられている。 公的なものに対しては縛りはなかったため、制服は男物。やった。髪は切らせてもらえなかった。 女装のことは嫌いだ。男であるのに、周りの目は女性として扱ってくる。ならば、と。こだわる様になった。そしたら今度は肩幅の問題が出てきた。苦しい。でも、これしか自分にはない。実家からの融資もあって一人暮らしをしている。逃げることなんてできない。両親は好きだ。祖母だって、この服のしきたりさえなければ優しくて、凛とした人だ。叔母だって、バリバリのキャリアゆえに子供がいないけれど、サバサバしたその態度が接していて心地いい。このしきたりだけが、唯一の欠点だから、もうあきらめている。 そんな家で育っているときに太郎丸ちゃんと出会った。 小さいときは同性の友達だと思って仲良く遊んだ。騙しているようで嫌だったけれど、この時は自分が男だって言ってきもちわるいといわれるのが怖かったから、言えなかった。しばらくして、祖母の家に引き上げとなり、引っ越しをして別れてしまった。もっと遊びたかったのに。タロと遊ぶのは楽しかったのにな。サヨナラの日はたぶん「また、あおうね！！」って涙をこらえた。きっとめいびー 高校で再開した。 顔立ちは俺も、タロも全く変わってなくて。ただ。お互いの首から下を見て目を見開いた。それからいっぱい笑って、「それでもタロとは友達でしょ？」と。再開を喜んだ。距離感が近かろうが、男女間違えられようが、一緒に遊ぶのが楽しくて”男女の友情はありえない”と笑う友人らを笑っていた。俺らは誰よりも、どいつらよりも仲のいい友人だろ？ 高卒後、専門学校に入った。美容のものだ。 この姿に折り合いをつけ始めたころ。タロの髪の毛もいじってやりたいって思ってたりした。美容の学校ではこんな服装、まだまだ地味なほうだった。安心した。仲のいい友人もできた。同性の友人も、異性の友人も。でも、タロと遊ぶのが一番楽しいかな。 就職した。 この格好でも接してくれる従業員と店長と。心地いい場所を手に入れた。時折、お客さんがひそひそ話すのも聞こえるけど、その時は笑顔で「珍しい？この格好してると、女の子の気持ち、よくわかるから相談乗れるよ？」と、真摯に対応した。ら、会いに来てくれる人が増えた。まだハサミを持たせてもらえてないのがちょっと残念。シャンプー係。許されるならタロの髪を切らせてほしい。 「おはよう、僕は緋裘小華。ひごろもこはる。こんなだけどれっきとした男だよ」 「ダァァァ！！ヘルプ！手が足りません！まって店長そんな生暖かい目で見ないでください！！」 「綺麗な髪だね、お手入れしっかりしてるでしょ。今日は短くするの？そっか、じゃあもっと楽にお手入れできるようになるから、なおきれいな髪になるね」 「！！激辛ラーメンだって！！」 好きなもの：辛いモノ　嫌いなもの：見た目ですべてを決めるヤツ。お化け ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝以下シナリオバレ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 連れ去られるタロをみた。 スカール？とかよくわかんないものにさせられて、世界のためにいなくなるって。そんなの、ダメだ。俺にとってはタロが一番で、タロがいなきゃ俺の世界は真っ暗で。だから、俺は約束した。俺はタロを生かす。俺がタロの代わりに死ぬ。この時になって、俺ははじめて気づいたんだ。俺にとってタロは世界で一番の友人なんかじゃない。友人のために命を張れるほど俺はできちゃいない。俺は、緋裘光華は、勘解由小路太郎丸のことを、愛しているんだ（狂気） 執着という名の感情を当然とするために脳が愛と誤差を起こしている。実際の理性のある光華は、太郎丸ちゃんの事は一番の友人と思っている。が、このシナリオに関しては大好きな人として接する。がんばれ。 「僕さー、タロを抱く夢見たんだけどさ。何あれ、すごく気まずいね……。親友犯すとか……、悪い。ってことで今日はお詫びの品を持ってきたんだ」ができていた。 「タロの居ない世界なんか意味がない！！なんでタロなんだ、なんでこいつじゃなきゃいけなかったんだ！！ダメだ。ダメだ。だから、僕がかわる。僕が、タロをまもる」 「じゃあな。大好きだよ、タロ。僕のことなんか忘れて僕の居ない世界で。幸せになってくれ」

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