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『ヴェルネの天使は死を歌う』通過PC https://charasheet.vampire-blood.net/2884509 『クピドは僕に口付けない』◆現代フランス 職業ベース◆なし（作成時のステータスをより現職業らしい技能に変更） ■成長 STR：7+4→11 SIZ：8+6→14 EDU：8+8→16 （加齢ルールで更に+1） 一人称：僕、俺 二人称：君 ▼設定（※『ヴェルネ』のネタバレ含む）－－－－－－－－－－ 幼い頃に裕福な環境で英才教育を受けて育ち、現在はヨーロッパを回る聖歌隊出身のコンダクター。 聖歌隊を出てからはすぐ帰国し、両親に事のあらましと新しく芽生え始めた夢を語る。当時は指揮者を目指した理由が明確ではなかったが、きっかけとしては視点を変えて音楽に携わりたいと考えたこと、「音楽をつくり人の心を突き動かす」立場を諦められなかったこと、一途に歌に打ち込んでいた頃もっとも目にした役割であったからだった。 もとより快い返事を期待していないが案の定受け入れられることはなく、己の決意は両親の失望となり、自分勝手をひどく咎められてしまう。 結果的に見放される形となり、それから3年間はお互い離れるに離れられず微妙な家庭環境にいたが、彼は生きるために己の存在意義について親に依存する事をやめ、新しい目標に向けて独学で勉学に励む。 高校卒業するまでは地道に学費を稼ぎつつ、肩身の狭い思いをしながら細々と勉学に打ち込み、これ以上迷惑をかけまいと大人しく過ごした。 18で成人すると音楽大学に通うため家を出る。驚くほど静かな旅立ちになった。 大人になってもストイックさは変わらず貪欲に知識と技術を追い求めるが、聖歌隊時代に見ていた指揮のレベルが基準となってしまい師を決めあぐねていた。 しかし、ある交響楽団の演奏を鑑賞して彼の運命は大きく変わる。奏者と心を通わせた圧倒的な迫力に胸を打たれ、一時期は大学を無断で休んでまで指揮者に弟子入りすべく毎日オーストリアに通った。当然拒否されたがプライドをかなぐり捨てた彼の必死の訴えに、半ば向こうが根負けした形で学ぶことになる。 決して才能がある訳ではなく成長はまちまちであったが、独学で培ってきた知識が役立ち突き抜けたひたむきさを認められ始め、大学を卒業する頃にはウィーンに移り住みマエストロの一番弟子となっていた。 そこでは「努力家」と評されており、マエストロにのみ聖歌隊時代の話(神話的事象を除く)と家族の話を打ち明けている。なお堅苦しい印象を持たれているためか、歌唱力がそこそこ高い事を「意外」と楽団の一部に認識されている。 歌に対する感情は薄れており、自分の行く先ではないとわかった時から好きでも嫌いでもない。合わせの練習で口ずさむ程度である。 現在も楽団に所属しており若手指揮者として日々成長・活躍中。マエストロに恩を返し、いつ両親や友人に再会しても恥ずかしくない人間になる事が現在の目標である。 「指揮者がいなくても演奏は出来る。一人で歌を歌えるのと同じように……だけど作曲者の想いを伝え奏者から引き出し、心を通わせてひとつにすることが出来るのは指揮だけだ。楽譜がシナリオなら、演出家は僕だ」 「トップの存在なんかじゃない。求められて初めて、その場所では"なくてはならない存在"になる」 と、ある意味承認欲求の形は変わっていない。 一見高圧的な雰囲気をまとっているが、多くの人々と打ち合わせることが多くなり、子どもの頃よりも他人の顔色をよく窺い気遣うようになったため周囲の信頼を得ている。逆に言えば「そればかり」でストイックさが仇になっており、女性を待たせてしまいがちで何度か振られてしまっている。 周囲に耳を傾けるようになったぶん角は取れたが、悪戯に皮肉ったり斜に構えた性格は健在である。 趣味では30を過ぎてから聴く音楽ジャンルの範囲を広げる。マイブームはトランス、エレクトロ。風刺のきいた詞を好む。 ◆：AF:聖歌隊のリボンタイ 瞳と同じ色をしている宝石がはめ込まれている。MP10貯蔵石 ◆：アザトースの招来(ミサ・ジ・レクイエム・ペル・シュジャイ) ◆：精神的従属（天使の子守唄） ◆：精神力吸引（魂救済の歌） ▼『クピドは僕に口付けない』→生還

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