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紅波作オリジナルシナリオ用NPC 放火殺人・放火強盗犯罪者 本名火乃篝(ヒノ　カガリ) 生粋の犯罪者。 現在は紅波十華に強制的に配下にされている。何だかんだで子供や何か闇を抱えてる人間の気持ちが判るのか協力してくれている。 彼は10年以上前に死んだことになっている。 原因として、火災を起こした際にその場所が「神話生物」の実験施設だった為、職員(仮)のムンビに槍でずたぼろにされ逃亡。 その後、紅波十華に救出される。 契約書と鍵は当然貰っているし、彼自身新しい戸籍等も入手して普通の一般人になって溶け込んでいる。 時々屋敷での雑務に駆り出されぶつくさ言いながらも手伝いをしてくれている。(お手伝いの報酬はタバコという変わっている人物でもある) 生まれ、育ちも椛町である。 商業地区のスラム街の出身。 20台の頃は消防員だったが、ある事件を機に彼は火の魅力に取りつかれる。 放火の技術は消防団員をしていた時に修得しており。 その過程で同職員を火炎放射器で殺害、逃亡しそのまま数年行方を晦まし、火災事故に見せかけた事件を数件起こし逮捕されるも、脱獄行い逃げ果せたりしていたが、諸々の事故等で強制力は強くないが「紅波十華」と契約を結んでいる。 生まれも育ちも椛町だが、発展途上状態の時を見てきたある意味では椛町の歴史を一番知っている人物でもある。 両親は既に他界しており彼をよく知る人物もそこまで多くなく天涯孤独に近い子供時代を過ごす。 両親はクズだった。 母は篝を生むとすぐ他の男を作りそのまま出て行った。 残った篝と父は少しの間一緒にいたが、篝は捨てられる・・・そして養護施設で育てられる。 信用出来るのは自分だけだと、知ったのは幼少期だっただろうか 小学校・中学校はまともに過ごせておらず、良識と呼ばれるものは無く、覚えたことや出来ることは即座にやってみたらヤクザにスカウトされ、そこで初めて勉強というものをする。 教育機関では教わらない事から様々な事を教わった。 20になる頃には立派なインテリヤクザの出来上がりだ。 教育係が組織を裏切る時声を掛けられ、そのまま済し崩し的に裏切者へ、そして粛清は行われた。 隠れ蓑にしていた消防で働いていたが、組織の追って(同僚に居た)が火野を強請ってきた為、火あぶりにして殺してしまったのが切っ掛けで火の魅力に憑りつかれた。 そこから椛町で起こる事件の殆どの火災は彼が起こした物となる 重要施設から、何の変哲もないビル、それによる死傷者が出る度に彼はアジトで高笑いをしていた。 ひょんなことから、とある製薬会社を燃やそうと思い、燃やしたら出てくるは裏の品々、麻薬から始まり拳銃等手に入れるのが難しいものばかりだ。 しかしそんな物より火の方が良い、そんな思いにふけって居たらミスを犯した。 後方から飛んできた槍？で負傷する事となる。 その後、鎮火した後に拷問をされる、「何故この施設を狙ったのか？」「何処の所属のものだ」等の内容だったと語る。 足は捥げ、繋いである鎖で辛うじて繋がっている。数時間後には死が約束されたような出血量で彼は・・・助かった。 気付けば施設の外、破壊された建物の前、拷問の傷も無く、目の前には赤の少女と黒の燕尾服の女性が居た。 「こいつが件の犯人で間違いないの？」「はい、この男で間違いないです」 そしてあろう事か、こいつらは「お前は今日、この時死んだ。故にお前は私の支配下に置くことにする。」「その様に手配しておきます」 と、何を言ってるんだと思ったが、本能がこいつらに歯向かう事を許してくれなかった。 「案ずるな、お前が死んだフェイクニュースは流しておくし、お前の知識や技術は都市の防衛に良く役立つだろう」 赤の少女は不敵な笑みを浮かべ、こちらをのぞき込む、目の赤色、その奥にとてつもない化け物が居るのが容易に判るくらいには本能がヤバイ、逃げろと警鐘を鳴らしていた。 結局、体を治してくれたらしく、五体満足に今を生きているが、拷問された覚えのある箇所幻肢痛が時折あるが、流石にもう払拭出来ている。 後はあなたの知る火野篝が居るだけだ。

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