タグ： にゃむ卓

ドイツを代表するファッションデザイナー。オリジナルブランド「Karsten」のオーナー。基本的に経営、営業分野は部下に任せている。コンセプトは「クリスに似合う服」であるため、男性向けブランドとして人気がある。 幼なじみであるクリスとルームシェアしており、幼い頃から恋心を抱いているが、クリスにはまったく伝わっていないように感じる。将来的に彼に迷惑をかける可能性があるため、片恋でも傍にいられる今が充分幸福だと思っている。恋に落ちたきっかけは、風邪で寝込んでいたところ看病してくれたらしいクリスがベッド脇で眠ってしまっていた時の寝顔があまりにも天使だったから。無愛想で不器用なクリスのことを、地上に堕ちてしまった天使だと信じて疑っていない。 幼い頃に火傷を負っており、片目は義眼になっている。左額から頬骨付近まで火傷の痕が残っているため普段は周囲に嫌悪感を抱かせないよう化粧で隠している。本人はほとんど気にしていない。右眼は見えているものの年々視力の低下を感じており、コンタクトや眼鏡で補正している。最近は遠近感を掴むのが難しい日もあり、面倒で眼鏡を使いがち。火傷痕が酷く痛む日は寝込みがちだが、クリスが稀に傷を撫でてくれることがある。手がひんやりしているのでそれがとても心地良い。毎日曇りでもいい。 「クリスがいないと創作意欲が湧かない」と駄々をこねルームシェアに至ったが、クリスはクリスで研究に没頭すると食事も睡眠も疎かになるため、自由業の自分が一緒で良かった…と彼の生活を見ていて心底ほっとする瞬間がある。クリスは身なりをあまり気にしないので、デザインした服の完成品第1号を毎回プレゼントしている。また、学会用のスーツなどは完全オーダーメイド(特にオーダーはされていない)クリス専用。 基本的に空想的な物事やオリジナリティー、マイノリティー、オカルティックな事象にも興味があり、科学的に否定される説や御伽噺なんかを信じて森を散策することもある。片目が不自由なためクリスがついてきてくれる事も多く、「森の中のクリス」を見ているとまるで森の精霊のように見えてくるのでデザインに行き詰まった時は特に自然の多い場所へと二人で出かける。 幼い頃の定番は国境沿いにある花畑。クリスに良く似合いそうだと花冠を作ったが、「俺は女じゃねぇ」と怒られてしまったので、代わりに勤勉な彼のひと時の癒しになればと花畑から1輪摘んで押し花の栞を作ってプレゼントしたことがある。今でも大事に使ってくれているようでとても嬉しい。 10時間以上寝ないと翌日稼働できないロングスリーパー。クリスにはたまに「死んでる？」と心配される。健全な精神は健康な肉体から！という自負の元、適度な運動は欠かさないようにしていたが、最近崖から転落する事故にあい、片肺が破裂してしまったため、長時間の運動が難しくなりクリスに車椅子を押してもらうことがある。 好きなものはクリス、寝覚めのカフェオレ、甘いもの、雨のあとの虹、2Bの鉛筆 嫌いなものは雨が降る前の曇り空(火傷痕が痛む)、苦いもの、パンくず(昔デッサンに使ってたらカラスにつつかれた) 通過シナリオ:うつろな隣人

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