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みさき ひいろ 魅力(お洒落)　App+1 文学部文学科 図書委員会 文芸部 AF テントのキーホルダー ・魅力 振る舞いか、仕草か。何処となく人を惹き付ける魅力。 ・不定 ・奇妙な性的嗜好(血) ・奇妙な性的嗜好(水) ・奇妙なもの、異様なものを食べたがる ▽・弥咲 陽彩(ﾐｻｷ ﾋｲﾛ) ■性別・女性 ■身長・151cm ■APP・21 ■イメージ・立ち絵 ■好き・静かな所、文字 ■嫌い・人混み、人の目 ■趣味・読書 　三度の飯より好奇心に突き動かされる少女。どれ位好奇心に忠実かと言えば、幽霊の実在性が気になれば気になったその日の内に心霊スポットに泊まり込んで心霊現象を確認しようとする具合である。 　幼い頃から好奇心旺盛で、幾度となく危ない目に遭っているのだが毎度毎度懲りずに、直ぐに次の好奇心に向かって突撃する始末。両親はさぞ苦労しただろう。今回の編入について、両親は肩の荷が降りた様な気分がする反面、何をしでかして退学になるか気が気でない様子。 　頭は良いのだが、どうしても好奇心による行動が目立つ。或いは頭が良いからこそ好奇心が抑えきれないのかもしれない。一度気になれば、満足するまで追求する様は厄介というか、何でもない人間には手に負えない様な印象を与えるだろう。 　活字中毒のきらいがあり、常に何かしらの本を持ち歩いている。読書についてはジャンルを問わずに何でも読むが、流石に辞書を読み込む程では無い。今まで読んだ本の中で気に入っているのはハリーポッター、ガフールの勇者達、精霊の守り人シリーズ、獣の奏者等。好みの傾向はファンタジーに寄っている。 　ニラトルフ学園へ編入する事を決めたのもまた好奇心に依ってであった。入学試験も受けた事も、編入願いを出した事も、理事長との面識さえも無い。しかし、自分自身の元へ届いたその入学許可証は紛れもなく正式な物なのだと言う。 　「何でだろう。」ただ、それだけ。ただそれだけが彼女の人生を大きく変えるのであった。 　父親と母親は一般的だ。特別優れた人物という訳でも無いし、特別美しい訳でも無い。何でもない、探せば幾らでも見つかる様な両親だ。しかし、その二人の元に生まれた彼女は正しく鳶が鷹を生むと言うべきだろう。天才。彼女の頭脳は正しくそうだ。その頭脳も、その浮世離れした美しさも。天からの贈り物と言うべきか、神に愛されたと言うべきか。……ならば、その人並み外れた好奇心は神の悪戯とでも言うべきだろうか。 　彼女の好奇心は今に至るまでありとあらゆる物に向いて来た。それは、際限の無い知識欲と言い換えても良い。……しかし、それは幾度と無く自分自身に牙を向いた物でもある。何度も迷子になるし、何度も危ない目にも遭った。命の危機も一度や二度では無かった。それでも彼女が今もその様に生きているのは、手を引いて来た兄の存在が大きい。 　陽彩の様に飛び抜けた天才ではなかったが、優しく、優秀だった兄はいつも陽彩の手を引いていた。陽彩本人にさえ制御できない好奇心を理解し、その手を放してしまわない様に。例えば車道、例えば流れの早い川。そう言った所へ弥咲が行ってしまわない様にずっと手を引いていた。……そんな兄が姿を消したのは、丁度一年前だ。 　「俺は大丈夫だから、探さないでくれ。俺よりも陽彩を気に掛けてくれよ。」 　その言葉の通り、両親は陽彩の好奇心に振り回される。今回ニラトルフ学園への編入に反発しなかったのは、陽彩が離れている間は兄を探す事が出来るから、という理由もある。 　陽彩自身は、結局のところ好奇心に突き動かされている。電車までは何故入学許可証が届けられたのか、が一番好奇心を煽る謎だったが、今は光葉の謎に好奇心を占領されている。半ば実験している様な具合だが、親愛は持っている。何かと不愛想で強情なきらいもあるが、何だかんだ面倒見は悪く無いのかもしれない。 年の離れた兄が居る。昔はとても仲が良かったがある日を境に家を出たきり戻らなくなった。

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