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2017/1　グランビット松本オリジナルシナリオ「アル・カポネ」生還 2017/3　グランビット松本オリジナルシナリオ「アル・カポネⅡ」生還 2017/3　haseオリジナルシナリオ「狂気の列車」生還 AF　死食教典儀を所持　(しているが彼が読んで理解する方法は今のところない、戦利品として探索場所から勝手に持ち出した。) 戦いに生き、死ぬが定めの戦闘民族『アパッチ族』と白人女性の混血。 人種差別の色濃い当時のアメリカでは珍しい組み合わせ。 教養の高い母の教育で英語を覚え、正反対に粗暴な父の元戦闘技能を磨く。 若くして両親が疫病で病死、母の血が濃く金髪色白青目で英語が堪能だったレッドマンは同じ部落の仲間から迫害を受けていたが、ある日迫害に耐えかねて部落の男衆の大多数を半死半生の目に遭わせ飛び出していった。 一人で生きていくために時には農場や老人しかいないような小さな村を襲って生活をするようになる。 食べるために襲った家畜の返り血を浴びた姿を見た村人が、そのあまりのインパクトから『レッドマン』や、馬を使って行商人に急襲をかける時の素早さから『サンダーボルト』と呼ばれるようになる。 混血児としての迫害で、インディアンとしての精霊名を名づけられていないジェロニモはいつしかこの仇名を精霊名と思うようになる。 『俺が南部の赫い稲妻、ジェロニモ・レッドマン・サンダーボルトだ。』 ひょんなことからシカゴでマフィアや探偵と仲良くなる(アル・カポネ) 成人へとなるにつれアメリカという国自体も成熟を果たし、都市部において表層的には先住民や黒人への差別はさほどなくなっていく中で、レッドマンも周りとの融和を大事にしていた。 かつてのように牧場や農村を襲うことはせず、ヘラジカやヒグマやイノシシなどを食べるために狩り、その皮を鞣革(なめしがわ)に設え町の洋裁店へ売って生計を立て、インディアンとして彼なりの社会生活を営んでいた。 路上生活(テント)だけど。 ある日「海というものが見てみたい」という理由でイリノイ州シカゴから一路マサチューセッツ州を目指す(シナリオ：狂気の列車) 目の前で大陸横断鉄道の事故を目撃、興味からか心配からかそれとも何かに引き寄せられたのか、その場で出くわした狂人と不思議な生命体により彼は狂気に陥ってしまい、同じく被害者として電車に乗り合わせていた男を殺めてしまう。 「食わない生き物、殺さない。」 「戦士がなぜ戦うのか、それは相手も戦士だから。」 それをプライドとして生きてきた彼にとって自分が引き起こしてしまった殺人はまるで大きなハンマーで背骨を折られた気分だった。 失意のままに馬を駆り、彼はシカゴから、東へ。 「俺の名は、レッドマン・サンダーボルトだ。」 誇りであった部族の名前を捨て、それでも彼は海を目指すのであった。

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