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父子家庭で貧困気味。服は同じものを着回している。セーターとかのびてるけど本人はあまり気にしてない。 読書が趣味で休み時間や家ではよく本を読んでいる。何でも読むけど、好きなのは現代小説。大衆文学も純文学も好き。村上春樹とか好きそう。 穏やかな性格で感受性が豊か 芸術肌。 詩的な表現が得意で ひょんなことからぽろりと詩がこぼれる。散歩に出掛けて、道端のたんぽぽに計り知れない程の感動を覚えたりする。 茶髪天パを伸ばしっぱ 平均的な顔立ちだけどお洋服がボロボロだったりするから低めのAPP9なのかな~ 教室での影は薄い方で目立たない生徒。ひろくんといると特に際立つ。にこいちの存在だと認識されている。 ひろくんが水泳に行ってる時、細々小説を書いている。これはひろくんにも内緒。主人公のモチーフはひろくん。主人公の友達目線で書かれているが まだ途中。絶筆になってしまうんだろうか。 高校に行ったらバイトをする予定。夢は小説家(文字書きさん？)になりたい。将来は文学の専門学校に進みたいなと思っている。 家に帰るとお母さんが倒れていたのは8歳の時。悲しい時きっと側にひろくんがいたんだろうなぁ。 下校中 寄り道してコンビニで食べ物を買う。ひろくんはガリガリ君(ソーダ)。和之はソフトクリームのバニラ買ってる。 夜食にインスタントラーメンを茹でる ひろくんの散らかした本をせっせと片付ける ひろくんの痣がからかわれてると、和之の心は苦しい。 高校3年生の冬に ひろくんのなりたいものが見つかりますようにって絵馬に書く予定だった。 「僕の名前は黒川和弘だよ。」 「ひろくんとは幼稚園の頃から一緒だなぁ。」 「お父さんを一人残してきちゃったから、少し心配だな……」 好きな食べ物 ゆでたまご

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