タグ： 傀逅 らんぶ

探偵(2010)ベース 職業技能：聞き耳、追跡、図書館、目星、言いくるめ、心理学、法律 回避：幼い頃、喧嘩で鍛えたから キック：幼い頃、喧嘩で鍛えたから こぶし(パンチ)：幼い頃、喧嘩で鍛えたから 応急手当：喧嘩の怪我を処置するため 聞き耳：不審者や怪しい気配を感じ取るため 追跡：ターゲットを見失わないため 図書館：探偵として推理小説などを読み漁ったから 目星：異変を一瞬で見つけるため 言いくるめ：師匠に口で負けないため 心理学:相手の弱みをみつけるため 法律：探偵業に必要だから。 経歴: 　シングルマザーの母親の元で6歳くらいまで育った。しかしその母親は、育児と仕事の板挟みで疲れ果ててネグレクトや虐待を桃嘉に起こすようになった。彼女は母親が大好きだったため、幼いながらも母親を気遣い、母の機嫌を損ねないため、公園でなるべく時間を潰していた。 　元々母親のもとに引き取られていたのは、母方の祖父母に面倒を見てもらえるという協力が前提にあったのだが、その協力はなくなってしまった。また、そもそも実の父親の存在を知らない。 　幼い頃から家族というものを理解できていないため、ある意味ではアダルトチルドレンなのかもしれない。 　しかし、彼女には他のアダルトチルドレンとは違うところがあった。彼女は公園で母親を待っている時、1人の男性に会っていた。その人物こそが、現在一緒に暮らしいている笠原 鷹臣(かさはら　たかおみ)である。彼は私立探偵事務所を営んでいるフリーの探偵である。桃嘉を毎日のように公園で見ていた彼は、日に日に彼女の身体に生傷が増えていくことを目にして、自らが引き取るために色々な手を尽くしていた。そのため、彼女は20年間彼に悪態をつきながら、それでもまるで父のように接していた。彼女自身は彼を「師匠」と呼んでいる。 　しかし、実は「師匠」と呼び、なんだかんだ慕っている男が、実の父親なのである。そのことを彼女は知らないし、また、彼自身も本当のことをよほどのことがない限りは打ち明けるつもりがない。　 　6歳のときに、師匠に引き取られたため、小学校の頃は「親なし」とからかわれていた。それらの挑発にむかついたこともあり、桃嘉はそれを言ってきた子供を年上だろうが年下だろうが構わず喧嘩をしていた。そのため、別の意味で引き取られてからも生傷は絶えなかった。むしろ喧嘩っ早くなってしまった。 　また、小学校の頃、揶揄われては売られた喧嘩を全て買っていた様子をたまたま見かけた香山 杏寿(こうやま　あんじゅ)は、彼女をかっこいいと思い、友人となった。お互い負けず嫌いなため意気投合し、かなり仲良くなった。桃嘉自身は美人で心の強い杏寿のことを親友と誇りに思いつつ、親や友人に恵まれている彼女に羨ましさも同時に感じている。 　しかし、杏寿は、実の父親である師匠の父方の姪である。杏寿はそのことを知っており、桃嘉と従姉妹であることを内心喜んでいるが、打ち明けたらいいのではないかとよく叔父である師匠を説得している。 性格: 男よりも男前。 売られた喧嘩は全て買う。 ただ、師匠のもとで育てられたこともあり、言いたいことは溜め込まず、はっきり言うような性格に育った。 よく師匠と口喧嘩をしてる。 「クソ師匠」「バカ師匠」と呼んでいるが、内心とても慕っているし、尊敬しており、自身の目標である。 見習い探偵として、師匠のところで働いている。自分と同じような境遇の人を守りたい、誰かの助けになりたいと思っている。 現在の家族構成:師匠(父親)、母親の所在は不明 親しい友人の有無:有(従姉妹が親友、星の神話の探索者であるためキャラシの提出可能です) 好きな食べ物:師匠が作ってくれたご飯、その中でもカレー 誰と住んでいるか:師匠と2人暮らし 【通過シナリオ】 傀逅 以下、ネタバレ あの激動の1週間を通して、彼女は新たな真実を知った。 師匠が自分の父親であるということを。 20年間一緒に暮らしてきた師匠が零月病にかかってやっと知った真実。 日記を読んで知ってしまった師匠の抱えてきた本音。 ただあの1週間を彼は忘れてしまっている。そして、父親だということを、真実をまだ娘に告げるつもりはないらしい。 だから桃嘉もそこには触れないつもりでいる。いつか父親の口から真実を聞く日まで。いつか自分の口で面と向かって意識のある父親に「お父さん」と呼ぶ日まで彼女は彼を「師匠」と呼ぶ。

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