タグ： アルペン PSI 南極支部

特徴：4,20。ロールして得た特徴がデメリットの際、任意の特徴を得る。 →憎悪。敵への憎悪。自身への深い失望。 →任意の特徴は運動を選択。 １Ｃ。南極支部。 祝福：呪われたような運命、来歴はあなたに力を授けるでしょう。己が手で奇跡を掴むのか、奇跡は与えられるべくして得るものなのか。あなたに理解できるのでしょうか。 →己の手で奇跡を掴む。 PSIグリモアLV３ 　魔法のようでしょう。あなただけが得た力です。全ては手のひらで踊りましょう。 　能力はラウンド頭、自身の行動頭に発動できる。発動時、任意の技能を１～３つ選択し、その技能値に＋１ｄ１００する。これは１ｄ３ラウンド継続し、重複する。この技能は会得できる技能しか増やせない。大きな失敗であなたはランダムな技能値が１ｄ１００減少する。 「紛争　その１」 グッドエンド。 後半色々頑張った。天津と狐石助けた。 衛生兵に敬礼を。 　幼少の頃にとある魔術結社に捕らえられ、実験台兼兵士にされていた少年。戦いと実験の後遺症によって過去の記憶を失っており、ある日魔術結社の殲滅に来たPSIによって保護された。 　というのが本人の信じている記憶だが、真相は異なる。 　████は村に住む、正義に憧れているだけの平凡な人間だった。村の大人達はある神様を信奉していたが、彼はその神については知らなかったし、興味もなかった。ただ平和な日々の中で、穏やかに過ごせればそれでよかった。しかしそんなささやかな願いが叶うことはなく、村の奥底の膨大な魔力を感知したPSIによって村は滅ぼされた。偶々村の外に出ていたために生き残った彼に、後からやって来たとある魔術結社が、それがPSIという組織であると教えてくれた。その日から彼の道は決まった。 　PSIが憎かった。PSIが許せなかった。復讐のためにその魔術結社に入り、奴らを殺すために技を磨き続けた。組織の人達は良くしてくれた。次第に友人も増えていったが、組織同士での抗争の絶えない戦場ではそれと同じくらいに戦友が死んでいった。成長していく技と体とは反対に、理想と現実の乖離に心は磨り減って行った。当然だ。彼が正義であると信じた組織もまた、正義のヒーローではなく悪の組織だったから。 　ある日、彼の所属する支部で儀式を執り行うことになった。成功すれば組織は強大な力を手に入れることができるが、儀式には多くの贄を必要とした。彼はその儀式を止めて、拐われてきた生贄達を助けようとした。これ以上自分と同じような人間を増やしたくなかったから。多くの仲間を説得して、彼らと協力して生贄達を逃がしてーーーー運悪く、儀式の情報を掴んでいたPSIが組織の殲滅に来た。 　支部は壊滅した。多くの戦友が死んだ。PSIを憎む理由がまた１つ増えた。彼は取るに足らない雑魚だったが故に死を免れ、雑魚だったが故に弄ばれた。薬品を打ち込まれ、体を捌かれ、中身を弄られ。死んでもおかしくないような実験を何度も耐えた。憎悪だけが彼の意思を生かし続けた。生き延びた仲間の無事を祈り続けた。しかし意思に反して体は限界を迎え、彼の処分が検討された頃に、彼に能力の適正があることが判明した。組織は彼の記憶を消去した。都合の良いように新たな記憶を埋め込んだ。組織に忠実な兵士になるように。 　PSIが憎かった。PSIを許したくなかった。今ではなにが憎くて、なにを許したくなかったのか分からない。だけど泣きたくなるくらいに憎悪は膨らんでいって、向ける先の分からない怒りが。今も心を焼き焦がしている。 　

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ