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つんけん意地っ張り。乱暴者で怖いやつだと相手にわからせて人を遠ざけようとする。 イギリス人で人狼の血をひく真面目な父と、あまり学は無いが明るく陽気でジプシーを祖先にもつ母のもとに生まれた。 イギリスで生まれて暮らしていたが、母はテンションが上がるとスペイン語の早口で喋ったり、歌ったり踊ったりしていたのでほんの少しスペイン語が分かる。 父に厳しく躾けられていたのでお行儀は良い。 4歳の時に団長に連れられてヴィーデへやってきた。ここが家で、みんなを家族と思っているのでとても大事にして守ろうとする。 外の事には興味が無く、お客を嫌って極力かかわらない。ここから出る気も全く無い。 団長が大好き。規則はちゃんと守るし、お気に入りの人魚のおしゃべりやわがままを極力聞いてやる。でも団長の一番なの羨ましいなとは少し思う。 おぼろげな母の記憶により、白人よりも肌の色がエキゾチック寄りの相手の方が懐きやすい。ギルダやホルスに比較的好意的に接する。あとソフィアに世話を焼かれると内心嬉しいし、ダニエルは母さんがいていいなとちょっとだけ思っている。 休みの日はテントの周りを散歩して野ネズミやウサギを捕まえて観察したり、危険が無いかチェックしたり、昼寝したり、本を読んだりしている。 ラルフ：助言する・相談するを意味する「rað」と、狼を意味する「ulfr」 ファウスト：母の祖先の名前。 クラウソラス：光の剣の探求譚。悪妻により狼に変じられた男の身の上物語。 推奨技能：＜目星＞＜図書館＞＜ナビゲート＞＜戦闘技能＞＜回避＞ 準推奨技能：＜説得＞＜精神分析＞＜応急手当＞ 推奨ステータス：中程度以上のPOW 「ヴィーデ」は君たちの所属する、旅するサーカス団だ。 世界中を飛び回り、物好きな観客たちを魅了する。 夜にしか開かない、このサーカスには秘密がある。 それは、「本物の怪物たち」のサーカスであるということ。 君たちはこのサーカスで暮らす団員だ。 「怪物」は君たちの仲間であり、友人であり、家族である。 優しい団長と、個性豊かな団員たち。 そして君たちの親友であり、サーカスの花形である人魚。 閉じた世界で、君たちは平穏に暮らしている。 HO1「月に吠える獣」 君は人狼だ。 満月の夜には獣の姿を現す。 君は幼い頃、このサーカスにやってきた。 君は力自慢だ。 仲間からもその力を頼りにされている。 サーカスでは裏方の仕事を担当している。 探索者は任意のタイミングで狼の姿に変身することができる。 変身前の外見的特徴は、PLの好みで自由に決めて構わない。 HO1「月に吠える狼」 君にはかつて人狼の血を引く父と、人間の母がいた。 君の家族は父が人狼である秘密が露呈したことにより、人間によって惨殺された。 君は「サーカスの外の世界」を憎んでいる。 君は人間への憎悪からか、家族を失ったトラウマからか、サーカスの外の世界の人間（観客等）を見ると、強い殺人衝動を覚えることがある。 更に満月の日の夜になると、狂暴な獣の本能を抑えられなくなり、暴走してしまう。 これらの事はサーカスの団長と君だけが知っている秘密だ。 君は自らの制御不能の凶暴性から仲間を守る為に、団長の言いつけで満月の夜には必ずテントを抜け出し、 森や野山で過ごすようにしている。 ひとりでテントから離れるのは危険である為、君が森へ出る時は常に団長が傍にいてくれている。 また万が一の時のお守り代わりにと、君は団長から「銀の口輪」が与えられている。 （「銀の口輪」の詳細については、所持AF参照） ●狼への変身について 満月の夜には強制的に狼に変身してしまうが、それ以外の時は自由にコントロールができる。 ●家族の記憶について 君の中で、両親を目の前で失った記憶はとてもショッキングな記憶だろう。 記憶の細部はほとんど失われ、君が覚えている事は「血に塗れた母と狼の姿の父が折り重なって倒れていた事」だけだ。 事件の前後の記憶は曖昧だが、両親を失ったすぐ後、団長に保護されてここへやってきた事だけ覚えている。 ※事件についての記憶はないが、両親がどんな人物だったか、どんな家族関係だったかはおぼろげに覚えていても構わない。 両親について考えておきたい事がある場合はKPと適宜相談をしながら行うこと。 ●特殊技能「月の獣」 探索者は満月の夜に凶暴な狼となり、理性を失って暴れてしまう。 攻撃対象は敵味方を区別せず、ランダムに決定する。 狼の姿である時、探索者は1ラウンドに1ポイント、HPを回復する。 ただし銀で作られた武器に弱く、銀製の武器からは通常の2倍のダメージを受ける。 ●所持AF「銀の口輪」 銀製の丈夫な口輪。 人狼が凶暴化しても抑え込むことが出来るが、装着には激しい苦痛を伴う。 一度装着するごとに、CONを1D3ポイント永久的に失う。 ●能力値ダイス 探索者は12～18歳の間の年齢で作成する。特徴表は使用しない。 ステータスのダイスロールには以下を使用する。 STR：6D6 CON：2D6+6 POW：3D6 DEX：2D6+6 APP：3D6 SIZ：2D6+6 INT：2D6+6 EDU：3D6+3 ※SIZ、EDUは年齢に応じて適宜変更しても問題ない。 職業技能は以下の技能を取得する。 ＜回避＞＜噛みつき＞＜かぎ爪＞ ＜目星＞＜聞き耳＞＜ナビゲート＞＋その他任意の技能2つ ＜噛みつき＞の初期値は30%、ダメージ1D8+1。 ＜かぎ爪＞の初期値は50%、ダメージ1D6。 狼の姿である場合、＜噛みつき＞と＜かぎ爪＞のダメージに更に自身のダメージボーナスをプラスする。 上記に加え、＜クトゥルフ神話＞に+10。 ●探索者の出身について 探索者はサーカスの外で生まれた為、出身は自由に決定できる。 母国語は自由だが、＜英語＞は30%以上取得すること。 ●探索者のサーカス加入時期について 探索者が何歳の時にサーカスへやってきたかどうかはある程度自由に設定して構わないが、「探索者たちは幼馴染である」 という事前設定に基づき、他の探索者たちとそのような関係性を築くに相応しい年月を共に過ごせる程度の年齢に設定すること。 【クリアしたシナリオ】 ・ぼくらのロクス・アモエヌス　KPかぽちゃ　PC Mia（みはや）ヤン（あき。）ジューン（かが） 　17年後に自分たちの力でサーカスを再建した。家族とこれからも生きていく。 　SIZ：11　好き：チキンソテー　嫌い：トマト ▽シナリオ中でトラウマを克服していない場合 ★後遺症：悲哀の咆哮 【人狼】の「満月の狂気」を克服するには、長い時間がかかるだろう。（1D10年後→3年後） 治療の間に失ったものとして、CONを1D3ポイント永久的に喪失する。 その後は狂気から解放され、狼への変身は常に任意で行う事ができるようになる。 ■呪文報酬 「妖精の身だしなみ」 探索者はPOWを1ポイント消費する事で、自分の見た目を人間であるように見せかける事が出来る。 この呪文は一度発動すると常に効果を発揮し、「真の姿」と「人間の姿」の切り替えも任意で行える。 人間に「真の姿」を見せた場合、その人間にはSAN値チェックが発生する。 人外の探索者は自分の真の姿の見た目に応じて、SAN値チェックの値を決定する事。

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