タグ： 群れのリーダー山

とある名家の分家のお嬢様。 箸より重いものを持ったことがないくらいかもしれないもやし。 バックストーリーダイス結果 イデオロギー：人類は宗教(頑固な無神論者、人道主義者、世谷主義者など)なしでやっていける。 重要な人々：親族。特に重要な人は母親 意味のある場所：静かな図書館。 秘蔵の品：コレクション（ぬいぐるみやフィギュア、食玩等） 特徴：危険と隣り合わせの状況を楽しむ、勝てない勝負にも挑む「ギャンブラー、冒険家」。 中野　花音（なかの　かのん）は名前を聞けば多くの人が知っているであろうとある起業家の一族の分家の一人娘である。 幼いころから父・母・祖父母らにたくさんの愛情を与えられのびのびと育てられた彼女はとてものんびりとした博愛主義者の女の子に育った。 ただあまりに大事にされてきたせいで友人との交友経験などはほとんどなく常識に欠けるところがある。 あらゆる人間は立派な人であり、話し合いですべてを解決することができると考えている。良く言えば理想主義者、悪く言えば脳内お花畑 家族のことをとても大切に思っていて、特に母親が大好き。もちろんみんなすき ルックスはとてもいい。低めの身長と相まって美しいというよりはかわいらしい印象を受ける。 趣味は読書と可愛いもの集め。部屋にはぬいぐるみがいくつか飾られている。 ゲームなどの勝負事にはムキになりやすく、時にのめりこみそうな危うい様子を見せることもある。周囲には世間知らずさ故のものとして扱われることが多いが……？ 実は戸籍上は卯野木（うのき）という苗字なのだが、普段は母方の姓である中野を使用している。 幼い頃は幼心ながら家業を継ぐのかと漠然と考えていたものの、何かあまり家族が乗り気ではなさそうであったため現在は司書を志す。 群れリー学園1-A、オカルト研究部所属 ネームレス・カルトは一緒にやる友達や知り合いがおらずプレイしていないが、いつの日か誰かに誘われて始めようと虎視眈々と準備を進めている。 本人曰く「こういったものを一緒にやることで友情が育まれるんですよね！日曜朝に見ました！」らしい。 一見優雅に見える彼女の家庭ではあるが、実際はそこまで順風満帆ではない。 彼女の実家である卯野木家の始まりはそもそも1950年ごろに本家の関連企業で起きた大規模食中毒問題を押し付けてのスケープゴート及びトカゲのしっぽ切りのために当時の次男が切り捨てられたことにある。 一時は裁判にまで発展し本家との関係性は当然ながら最悪。むしろ分家として認められなかった時期が大半である。 後に裁判による一部事実の認定取り消しや慰謝料による和解はなされたものの、すでに世間一般における卯野木家の風評は最悪なものになっていた。 2000年以降の現在では本家の現会長の助けもあり幾分風当たりも弱くはなり、多額の補填により生活自体は問題なく暮らすことができたものの、それでも素性が知られれば極々後ろ指をさされることもあった。 親族たち、とくに家の名で非常に苦労した祖父母は花音をそういった悪意から出来るだけ遠ざけるため中野の姓を使わせ他人とあまり関わらせず、自分たちの家についても詳しく話していない。 そのため花音は自身がどこの家の分家の出身なのかなどは知らず、そもそも自身がお嬢様であるという意識すらほとんどない。 何かのきっかけで彼女が真実を知ったのならば、おそらく心を強く痛めるだろう。

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