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冬霞 ◆ ────────── 明日見 千冬（ あすみ ちふゆ ） ▍HO1:愛してる 貴方は HO2 のことを愛している。 しかし彼と結ばれることはない。 ────────── ▍パーソナルデータ 18歳、178cm。 華奢な身体つきで、儚い佇まいが印象的な高校生。 放送部に所属しており、校内放送や下校時刻の呼びかけなど、日常生活において彼の声を聞かない日はそう少なくない。 ◆ ▍彼との出会い 最初は学校に行くために利用する駅のホームで、毎日見かける子、程度だった。 その子と学校で出会ったのは、自分が2年生だった頃の放課後。 部活ですっかり遅くなって、帰り支度をしていた時。綺麗なピアノの音が聴こえて、つい興味からその音が聴こえる教室を覗いたことが、彼との出会いだった。 それから彼と過ごすようになり、いつの間にか彼のことを愛するようになっていた。 彼の指が、はにかむように笑う笑顔が、自分に向ける柔らかい表情が、とても愛おしく感じるのだ。 彼のためならなんだって出来る、そう思う。 彼と人生を過ごせたらどれだけ幸せだろうか。 けれど、自分たちは一緒になれない。 これはきっと一時の気の誤りだ。 彼の気持ちは、気の迷いに過ぎないのだ。 彼は自分以外の人間と、女性と、幸せになるべきだ。 … そう思うしか、ないと、おもう。 …… 自分だって、こんな気持ちに気付きたくなんてなかった。 この気持ちに気付かなければ、きっと笑って、彼を突き放せたのに。 ◆ ────────── 【 以下、HO1秘匿あり 】 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ────────── ▍秘匿 HO 貴方は HO2 を愛している。 しかし結ばれることはない。 なぜなら、貴方は明日死ぬからだ。 理由も死因も分からないが、貴方は確信を持ってそう思うだろう。 貴方は彼(HO2)に想いを告げた事はない。(理由は好きに決めてもらって構わない。例.性別、 年齢差、立場など) いくら彼の目が雄弁に自分のことを好きだと訴えてきても、戯れに答えることはあれ、それに 真摯に答える言葉を口にしたことはない。 貴方は彼を愛している。 彼を愛して、そしてそのためなら何でもするだろう、なんだって出来るのだ。 ただ、欲もある。 以前から持っていた仄暗い欲が、つい顔を出したのだ。 どうせ明日死んでしまうのなら。 結ばれないのなら、いっそ自分を好いてくれる彼と死ねたら、とそう思ったのだ。 そうして貴方は彼を心中に誘った。 断ることはないだろうと思い。 また貴方はここ最近夢見が悪い。 何度も何度も見知らぬ誰かに暴力を振るれ、最後は死ぬ夢だ。 痛くて痛くて、堪らないのに何故か心の底では幸せだと思う、そんな夢だ。 また貴方は生まれつき身体が弱い。 ▼作成ルール ・APP18 固定 ・貴方は生まれつき身体が弱い。探索者作成の際、CON を 1d6+6 で決定すること ・毎夜見る悪夢により、シナリオ開始前に SAN 減少 1d6 を行うこと。これによる発狂はない。

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