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クトゥルフ PC作成ツール
慕亥 愛好(したい まなよし)
ID:4337079
MD:a6140ceb5febc7ce15f42881d6cfc176
慕亥 愛好(したい まなよし)
タグ:
羊PC
ぼくはなにもしらない
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生まれ・能力値
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21
その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
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APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
ある時、慕亥愛好(7歳)は思った。「僕って後回しにされてる気がする」と。 愛好は長男である。4歳と3歳の妹がいて、両親は愛好が引っ込み思案だが聞き分けのいい大人しい子であったこともあってか、年子の妹二人の世話を優先していた。愛好も両親が大変なのは分かったので、両親が望むようにいい子にしていた。それに不満はない。気は弱いが、お兄ちゃんなので。 だが、それでも愛好は思ったのだ。ちょっと僕後回しにされている気がすると。それは従兄弟のはーくんが原因である。 母と愛好の母方の伯母は家が近いこともあり仲が良く、頻繁に子供たちを連れて行き来していた。伯母には三人の子供が居て、愛好と同い年のはーくん、6歳のみーくん、そして1歳のつーちゃんである。 愛好と従兄弟たちが揃うと、親たちは年齢が低い子にかかりきりになる。1歳のつーちゃんはまず目を離すことが出来ないし、愛好に似ずになかなかお転婆である妹二人も優先的に目をかけなければならない。当然のことだ。みーくんはお兄ちゃんであったが弟でもあったし、小学校に上がる年齢であったので、お兄ちゃんである愛好とはーくんで面倒を見るのは当たり前だった。 しかし、現実はどうも違う。愛好とみーくんは大人しい子供であったが、はーくんはやんちゃな子供であった。弟の面倒も見るし、乱暴もしないし、悪いことをわざとするタイプでもないが、好奇心ですぐに注意力が散漫になる上に、自身の好き嫌いを優先してあちこち動き回るのでとにかくじっとしていなかったし、そうして行く先々でトラブルを引っ掛けてくる子供だったのである。そのため、親たちは幼い妹たちよりも、はーくんを一番監視していなければいけなかったのだ。 つまりどういうことかと言えば、愛好は大体みーくんと一緒にはーくんの面倒を見る、もとい引き止め係になることになったり、親たちが自分以外の子供を優先して「愛好はそこで大人しくしててね」と言われ続けるということである。 母や伯母が非常に、非常に大変なのは、愛好も身に染みてよく分かっている。だから仕方がないとは思う。しかし、それはそれとして不満はある。何せ普通の7歳児なので、親に構って貰えないのは寂しかった。なのに同い年のはーくんは(トラブルを起こすからであるとはいえ)周囲によく構って貰っている。自分が後回しにされてる気がすると感じるのは必然だった。 が、しかしこれを言っても困らせるだけだなと思って黙ってしまう程度には、愛好は大人しいいい子であった。 さて、愛好には仲のいい幼馴染がいる。引っ込み思案の愛好を仲間外れにしたりいじめたりせず、仲良くしてくれる大事な友達である。 しかしこの幼馴染たち、従兄弟のはーくんに負けず劣らずキャラが濃かった。普通に遊んでいたら転んだだけで骨折しかけた子もいれば、携帯が無いと死ぬというくらい依存性の気がある子もいるし、「アカーーーーン!!」が口癖でうっかりやらかしてしまうことの多い子もいるし、それらを仕方ないなで済ませてしまう異様に心の広い子もいる。ぶっちゃけキャラの大渋滞だった。 まだ子供だった小学生の頃は気にしていなかった。しかし、中学生となってアイデンティティの確立に悩むような自我の目覚めが始まると、愛好は今まで心の奥底に燻っていた「後回し」の感覚も相まって、自分はもしやあまりにも影が薄いのではないか、このままでいいのだろうかと悩み始めるようになる。 身長だけは妙に伸びているが、引っ込み思案なところは変わらないし、家族や従兄弟、幼馴染以外の人と接するのは苦手だ。皆のことは好きだし、別に蔑ろにされている訳でも無いけど、これでいいのだろうか。何かもっと自分を変えるような、目立てるような何かがあればな……と思いながら、最近買った漫画を読む。赤ん坊の家庭教師によくシバかれるマフィアのボス候補の少年の話で、今は他の後継者候補とボスの座をかけて仲間と戦っているところだ。話の途中で急にジャンルが変わったため少し戸惑ったが、結局面白かったのでそのまま楽しく読んでいる。 それぞれのチームから一人ずつ選出して行われる、そのボスの座を巡る初戦。主人公の側からは憧れの人の兄が、そして敵側からはムキムキのオネエが出てきた。正直この漫画は今までもみんなキャラが濃いなと思っていたが、このオネエはその中でもイロモノ系だ。まずオネエだし、モヒカンでサングラスでムキムキだし、ムエタイ使うし、膝に金属入ってるし……とてもじゃないけど僕はこんな風にはなれないしなりたくないな……そう思っていた愛好だが、次のページに進んだ時、思わず目を見開いてしまう。 なんとこのオネエ、この上死体愛好家だったのだ。 別に更にキャラを濃くしていくオネエに驚いた訳では無い。愛好は、オネエから天啓を受けたのだ。 死体愛好家。正直死体なんて愛好は見た事がないしので好きも嫌いもないし、どちらかと言えば倫理的にそういう趣味はどうかと思う。怖い。 だが、普通ではない。そう、インパクトがあって、且つ、死体などという日常ではまず見ないものを愛でる趣味。誰も確認のしようが無いもの。これを掲げていれば、自分の影の薄さは解消されるのでは? 都合のいいことに、最近、愛好は人形にハマり始めていた。昔から妹二人に付き合ってぬいぐるみや着せ替え人形でよく遊んでいたが、その趣味は現在までひっそりと続いており、最近は子供用の玩具ではなく、愛好家たちがそれぞれカスタマイズをしたり着せ替えたりして遊ぶ、本格的な愛玩用球体関節人形へ興味が移っていたのだ。一目惚れした人形を今までのお年玉やお小遣いをはたいてどうにかフルセットで購入し、もうめっちゃくちゃに可愛がっているのである。 人形は人形だし、可愛いうちの子を死体だなんて一度も考えたことは無いが、人形を死体の代わりにしているのだと言えば、死体愛好家という設定にリアリティも出る。これは立派な個性になるのではないかと愛好は思った。ただのアホである。悩みすぎて一周どころか三周回ったアホだったが、止めてくれる人間はいなかった。 善は急げである。愛好は翌日、いつものように幼馴染たちと過ごしている時、タイミングを伺って口を開いた。 「あの、僕、最近気付いたんだけど。死んでる人が好きなんだよね。死体愛好家って言うのかな……そうみたいで……」 ぶっちゃけ、愛好もこんなカミングアウト、困るだろうなとは思った。いや、カミングアウトどころか捏造なので悪質な冗談の類なのだが。言い切った辺りで少し冷静になり、もし彼らにドン引きされたり窘められたりしたら、すぐに嘘だと言おうと思った。 ……いや待って、落ち着いて考えたら本当に死体愛好家って何?何で僕漫画のキャラの設定そのまま貰おうとしたの?本当にそれでいいの?そういう感じでキャラ立たせて本当に大丈夫?はーくんはずっと見えないクジラと話してるけど、それははーくんだから大丈夫なんであって、僕全然大丈夫じゃなくない?僕だと絶対変な人だよね?アッどうしようなんか物凄く恥ずかしくなってきたやっぱり嘘だよって言おう自分から言った方がマシだよよし言おう。 三周回って更にもう一周した辺りでようやくアホから元の思考になってきた愛好は、すぐに15秒前の自分の発言を無かったことにしようとした。だが、愛好は忘れていた。いや、忘れていなかったが、甘かった。自分の幼馴染がどういう思考回路をしているのか、完全にすっぽ抜けていたのである。 「あ、そうなんだ」 「性癖は人それぞれだからな……」 「…………え」 「人に迷惑かけなきゃいいと思うぞ」 「でもほどほどにね」 「何とも思わないの……?」 「そういうのはセンシティブなやつだから、口出しするのも……」 「苦労するかもだけど頑張れ!」 「……………………うん」 この意味不明なカミングアウトを、幼馴染たちはたった15秒のシンキングタイムであっさり受け入れてしまった。バカにするでも疑うでもなく、普通に全肯定ですんなりと受け入れられるとは思っておらず、逆に愛好が困惑するくらいにスムーズな流れだった。 もう少し倫理的に考えて反応して欲しい。いや、他人を否定しない優しい姿勢はいいことなのだが、今に限っては良くなかった。否定してくれてよかった。 自分で言い出したことであるため、やべえと思ってももはや否定できる空気ではなくなってしまった。何なら人形趣味もその一環なのかとか、元々想定していた質問をされて、その受け答えまで完璧にしてしまった。死体に焦がれた台詞と見せかけて、普通にうちの子がいかに可愛いか自慢と惚気をしてしまった。 ああ、こうなったらもうやり通すしかない……一時の過ちではあれど、愛好は自分で蒔いた種を、他にどうすることもできなかった。死体愛好家キャラ(という名の人形愛好趣味)を、貫いていくしかない。彼は凄まじい後悔の中でそう決めた。 ……本当に、こんなことやるんじゃなかった!!! 趣味が高じて人形作家になった今でも、性癖由来の職なんだなあと幼馴染たちに思われているに違いないと思っては、愛好はあの日の自分を一発蹴り飛ばしたい気持ちでいっぱいになっている。 特徴表 19【一族伝来の宝物】 絵画、本、武器、家具などの個人的な宝物で、探索者やキャンペーンにとって特別な価値を持つものを所有している。宝物は、魔術的な力を持つアーティファクトかもしれない。 ↓ 愛好が常に身に付けている、赤混じりの白い石の細かな欠片を、雪の結晶を象った分厚い硝子で包んであるデザインのペンダント。数年前に亡くなった曽祖父の遺品整理の際に発見し、一目惚れして譲り受けた物。 ただ、身に付けてると妙に寒さを感じる。夏場はクーラーつけなくていいから嬉しいけど、冬場は悩む。 ↓ 【極寒の入信儀礼(イニシエーション)】 分類:装飾品(ペンダント) 正気度喪失:鑑賞時、所有時は0。ただし、素材の正体に気付いた時はSANチェック1/1d4が発生する。 効果:身に付けた際、CON×5の対抗ロールが発生する。失敗すると寒すぎて付けていられない。 ペンダントトップの魔術的な加工が施された硝子を破壊し、中の石に触れると低温火傷によりHP-1。また、3600回のCON対抗ロールに成功した者を冷たきもの(イーリディーム)に作り変える。 ルリム・シャイコースの下僕たる魔術師が加工して作り上げたAF。原材料の赤混じりの白い石は、ルリム・シャイコースの住まう移動要塞、イイーキルスによって滅ぼされたかつての大陸・ハイパーボリアの住民の成れの果て。つまり、古代人の死体である。 このAFはルリム・シャイコースの下僕を間接的に増やすための選別道具である。これに惹かれる者には潜在的に魔術師となる才能があり、このAFを身に付け続けることで後天的にその才覚を伸ばすことが出来る。ただし、偉大な魔術師となれる代償として、その者は人としての生を外れ、いつか目覚める白蛆の生贄となる運命が決定される。 職業ベース:芸術家(クトゥルフ2015) 職業ポイント算出方法:EDU×10+DEX×10 技能変更 【コンピューター】→【図書館】に差し替え スマホなどは人並みに使うが、基本アナログ派。電子機器には詳しくない。書籍も電子より紙の物が好きで、図書館にもよく通っている。 【天文学】→【医学】に差し替え 人形作家として、人体の構造には精通している。病気などに詳しいと言うより、関節の可動域や奇形の症例について詳しい。それらの知識を元に色々な姿の人形を制作している。 技能についての備考 【芸術(死体愛好家)】 慕亥愛好は死体愛好家である。命を失った、生き物だったものを愛している。熱の無い冷たい骸を愛している。血の通わない青白い肌を愛している。焦点の合わない瞳を愛している。 ……という設定を若気の至りで作ってしまってめちゃくちゃに後悔している。黒歴史だ!!こんなキャラ付けするんじゃなかった!!! 技能についての補足 【製作(人形)】80→球体関節のドールから可愛らしいぬいぐるみまで、彼はありとあらゆるタイプの人形を製作する新進気鋭の人形作家である。 通過シナリオ ・ぼくはなにもしらない ぼくはなにもしらない 公開HO【HO1:死体めっちゃ好き】 貴方は死体が好きだ。 でも、貴方は至って普通の人生を送ってきた。本物の死体なんて見たことがない。初めて見た死体に貴方はぶっちゃけ吐きそうだ。 しかし散々友人に「オレ死体愛好家なんだよね~」と言っていたので、本当のことが言えない。 以下通過シナリオ等ネタバレの設定 ぼくはなにもしらない:到達ED 全生還 ・幼馴染の女の子にアダルトグッズをインテリアだと言って押し付けられてから、キャラを立たせたいがための黒歴史だった筈の死体愛好性癖に目覚め、これまた何故か幼馴染の自宅のあちこちから発見される死体にこの上なく愛おしさを感じていたのだが、アダルトグッズを紛失してから正気に返って死ぬほど吐いた。 ・最終的にバラバラ死体になっていた幼馴染が復活したのは良かったが、今思い返しても終始とんでもないことが起きていた気がしてならない。とりあえず泣いた。 ・後日、友人にとんでもない展示会のチケットを渡されて卒倒したが、遠出の言い訳で何とか回避しようとしている。 【達成】死体愛好家? 今後一度だけ、人間の死体を見たときにSANを1D6回復してもいい。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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